セリエA第20節 ナポリvsASローマ

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2023年1月29日

セリエA第20節

ナポリ vs ASローマ

監督:スパレッティ モウリーニョ

 

ナポリ

433

     オシメン

クヴァラスケリア      ロサーノ

   ジエリンスキ アンギサ

     ロボツカ

Mルイ キムミンジェ ラフマニ ディロレンツォ

      メレト

 

ローマ

3421

     エイブラハム

  ペッレグリーニ   ディバラ

スピナッツォーラ マティッチ クリスタンテ ザレフスキ

  イバニェス スモーリング マンチーニ

      パトリシオ

 

【0~15分】

 

ナポリはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ローマはミドルブロック&プレス。攻撃はカウンターを主体に攻める。

ローマはディバラ、エイブラハムが前線にいて、マティッチもちゃんと使っているため、いつもよりボール回しが格段に良い。

 

しかし、守備面では、343のミドルブロックでは中盤にプレスがかかりきらないので、ナポリの攻撃は止められないだろう。

ナポリの上手い中盤に前を向かせてボールを持たせてはいけない。343は駄目。

クヴァラスケリア、ジエリンスキ、ロボツカを自由にさせてしまい、どんどん崩される。

 

攻撃面でも守備面を考えても、352で良いと思うが・・・

ナポリに勝つには中盤を封殺しなければいけないため、352で中盤を封じ込めるか、完璧なハイラインハイプレスで圧倒するか、4141等で完璧なミドルブロックでカウンターに徹する等が有効。

一番現実的なのは、352でカウンターをすること。

 

【15~30分】

 

17分、バイタルを使われて、クヴァラスケリアのクロスからオシメンが決める。1-0

 

マティッチを使い、ザニオーロとエイブラハム、ザニオーロとディバラ等の機能するはずもない前線ではない分、攻撃はだいぶ良くなっているが、守備はこれではナポリには通用しない。

 

そのくらい今のナポリのポゼッションは安定している。

ただ、スタンダードな横綱相撲のポゼッションのため、どのチームもナポリ対策が甘すぎるからやれているが、インテルのように352で徹底して守備をすれば十分戦える。

 

展開変わらずナポリがボールを持ち、ポゼッションで崩していく。

ロボツカ、アンギサ、ジエリンスキの素晴らしい中盤に完全にやられている。

 

【30~45分】

 

ナポリが攻め続ける。

ローマはカウンターで何回かチャンスを作る。

 

前半終了1-0

 

ローマは、ペッレグリーニやザニオーロを前線で使う意味が分からない。

中盤で使用すれば良い選手達だと思うが・・・

 

【45~60分】

 

スピナッツォーラ→エルシャーラウィ

スピナッツォーラが復帰してそこまで経っていないということと、左サイドでカウンターできる、ボールを前を向いて持てる展開が多いからか(マティッチが左にいるため)。

良い交代。

 

ローマはハイラインハイプレスに変更し、マティッチを中心にパスを散らして攻める。

この時間はローマペースになる。

良い修正。

 

エルシャーラウィやザレフスキがサイドで押し上げて、押し込む。

 

ただし、343でプレスをするということは、プレスさえ搔い潜れば広大なスペースがある。

引いても343では守備は駄目だから、どうせならハイプレスのほうが良い。

 

徐々にナポリが落ち着いてポゼッションし始めて、押し返す。

 

【60~75分】

 

ナポリがCKからのカウンターでロサーノが独走して3対2の絶好機が訪れるが、パトリシオがセーブ。

 

Mルイ→Mオリベラ

クヴァラスケリア→エルマス

 

エイブラハム→ベロッティ

怪我。

 

74分、マティッチを中心に崩し、アーリークロスエルシャーラウィが合わせる。1-1

 

【75~90分】

 

オシメン→ラスパドーリ

ロサーノ→シメオネ

 

ラスパドーリを左、エルマスを右に。

 

オシメンはだいぶスモーリングに潰されていたし、良い交代。

本当に層が厚すぎる。

 

ペッレグリーニ→ボーヴェ

マティッチ→タヒロヴィッチ

 

マティッチ下げたら攻撃が成り立たない。

ボール回せなくなるということは守備面も良くなくなるのだが。

 

ナポリがずっとボールを持って攻める。ローマは引いて守る。

それは駄目だと前半で証明されているが・・・

 

85分、ナポリが中央をパスで崩してジエリンスキのパスからシメオネが決める。2-1

 

クリスタンテ→ヴォルパート

 

ジエリンスキ→エンドンベレ

 

試合終了2-1

 

スパレッティ 6.5 いつも通り良かった

オシメン 6.5 素晴らしいゴールを決めた

クヴァラスケリア 6.5 得意のドリブルでチャンスメークしていた

ロサーノ 6.5 前半こそ消える時間は多かったが、持ち前の縦のスピードで貢献

ジエリンスキ 7.5 圧倒的なテクニックで中盤を支配

アンギサ 6.5 運動量豊富に貢献

ロボツカ 7.5 素晴らしいゲームメイクを見せた

Mルイ 7.0 作りで貢献

キムミンジェ 7.0 良い守備を見せた

ラフマニ 6.5 良い守備を見せた

ディロレンツォ 6.5 攻守において安定して貢献

メレト 6.5 安定したセービングを披露

 

モウリーニョ 5.0 ハーフタイムの修正こそ良かったが、前半と追いついてからが酷かった

エイブラハム 5.5 仕事はほとんどできず

ペッレグリーニ6.5 個人としては良かったが、ペッレグリーニが前線にいてチームが機能しているかは別の話

ディバラ 6.0 決定的な仕事はできなかったが、テクニック抜群で安定

スピナッツォーラ 6.5 守備も安定していたし攻撃でも貢献

マティッチ 7.5 彼がいるといないとで全く別のチーム。素晴らしいゲームメイクを見せた。なぜ使わないのか理解ができない。

クリスタンテ 5.0 マティッチがいたからマシだったが、相変わらずパスの判断の遅さと出しどころが酷すぎる

ザレフスキ 6.0 後半は攻撃面で貢献

イバニェス 5.5 そこまで悪くはなかったが、何回かやられてた

スモーリング 7.0 オシメンを良く抑えていた

マンチーニ 6.0 安定はしていた

パトリシオ 6.0 まずまず安定したセービングを披露

エルシャーラウィ 7.0 飛び出しとドリブルで攻撃を活性化

 

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