2023年3月24日
EURO2024予選第1戦
イタリアvsイングランド
監督:マンチーニ サウスゲート
イタリア
433
レテギ
ペッレグリーニ ベラルディ
ヴェッラッティ バレッラ
ジョルジーニョ
スピナッツォーラ アチェルビ トロイ ディロレンツォ
ドンナルンマ
分かっていたことだが352ではない。
かなり厳しいメンバー。
この3トップでは機能するとは思えないし、アチェルビとトロイの2CBは不安しかない。
現状は、ロマニョーリ以外はクラブで3バックをずっとやっている選手達しかおらず、3バック以外に選択肢はないのだが・・・
いい加減、352ができる、やってくれる監督をイタリア代表監督にしてほしいものである。
352ならイングランドには勝てるだろうが、このフォーメーション、戦術、メンバーではかなり苦しい。
百歩譲って433でこのメンバー選考だとしても、せめてペッレグリーニ→ニョント、ベラルディ→ポリターノ、ヴェッラッティ→トナーリ、アチェルビ→ロマニョーリくらいはしてくれないと、まともな試合にならなそう。
4231
ケイン
グリーリッシュ ベリンガム サカ
ライス フィリップス
ショー マグワイア ストーンズ ウォーカー
ピックフォード
W杯そのまま。W杯でもそうであり、イングランドは昔からそうであるが、ビッグネームこそ多いが、強豪国の中ではチームとして強くはないので、ホームでもあるイタリアは勝利したいところだが、メンバーを見る限りは相当厳しい。
【0~15分】
イタリアはハイラインハイプレスでポゼッション。
イングランドはミドルブロック&プレスでポゼッション。
恒例だが、中盤とDFラインの繋ぎが上手くなく、組織・戦術も宜しくはないので、上手く繋げない。
これに勝てないなら本当に駄目。
しかし、イタリアはプレスには行くが、DFラインがアチェルビとトロイ、ボランチもジョルジーニョ、ヴェッラッティというのもあり、ラインが高くならず、中盤に大きくスペースが空いてしまう。
イングランドは繋ぎが良くないのにポゼッションをするため、352で待ち受けていれば非常にやり易いが、この433ではやられる可能性は高い。
イタリアはカウンター、ショートカウンターでチャンスを作られる。
イングランドは、メンバーは揃っているため、カウンター、ショートカウンターを受けるのはまずい。
このままでは非常に厳しい。
全く期待が持てない。
何をどう考えて352ではないのか、こんな戦術、メンバー選考になるのか理解ができない。
12分、CKのこぼれ球からライスが決める。0-1
【15~30分】
イタリアはプレスには行くがラインが高くないという最悪な守備なので、常にカウンター、ショートカウンターを受けているようなものなので、イングランドが活き活きする。
スペースがあって、スピードに乗って前を向いてプレーできる酷い守備のチームが相手なら、イングランドは強いため、これは厳しい。イタリアが攻守において酷すぎる。
イタリアは、攻撃面でもこのメンバーではポゼッション、カウンターどちらも全く期待できない。
ナポリ並みに押し込めるならこの戦術でも構わないが、このメンバーでは厳しい。
このメンバー、フォーメーションでポゼッション、ハイラインハイプレスを行っているため、かなり分が悪い。
433のハイラインハイプレスのポゼッションでも、しっかりとしたメンバーを選んで、しっかり組織できれば全然構わないが、現状は全くできていない。
イングランド相手にスペースを空けての勝負では、前線のタレント力は明らかにイングランドが上なので、厳しすぎる。
【30~45分】
相変わらずイタリアの守備が酷い。全く中盤のスペース管理ができていない。
イングランドペースで進む。
攻撃もこの3トップでどうやって攻めるのか伺いたい。
ペッレグリーニは中盤の選手だが・・・
ベラルディも明らかにポリターノの方が良い。
40分、CKでディロレンツォがハンドを犯しPK。ケインが決める。0-2
ショートカウンターからケインのパスにグリーリッシュが無人のゴールに押し込めば良いところを外す。
前半終了0-2
イタリアは監督解任レベルで良いくらいの惨状。
10年来の願いではあるが、352を使ってくれる監督を呼んでほしいものである。
433で完璧に機能させるか、352を使ってくれるなら全然マンチーニで構わないのだが、このままの惨状が続くなら・・・
監督は急には変わらないので、現状ベースとして仕方なく応急処置をするなら、ペッレグリーニ→ニョント、ヴェッラッティ→トナーリorペッレグリーニ、ベラルディ→ポリターノとした方が良い。
そもそも招集メンバーも良くない。メンバー選考、フォーメーション、戦術の根本の問題があるため中々修正が厳しい。キエーザも怪我でいないのが痛い。
ペッレグリーニはWGでは全く活きないので変更。ニョントしかいない。
ヴェッラッティは攻守両面で良くないためトナーリかペッレグリーニ。ジョルジーニョがいる以上、左のインサイドハーフはトナーリかペッレグリーニが良い。レジスタ系統が二人は流石に良くない。
その3名の部分を変えて、プレスを強めて、ラインも高く保つことが必要。
【45~60分】
イタリアは大きな修正はないが、ボールも保持して大事にするように。また、前半よりもプレスを強めてラインも高く保つ。当然の修正と言えば当然の修正だが、良い修正。
なお、イタリアの修正というよりは、イングランドが勝手に引いてくれているのが大きい。
55分、ペッレグリーニのパスからレテギが決める。1-2
バレッラ→クリスタンテ
ベラルディ→ポリターノ
イタリアが押し込んでいく。
この展開になるならヴェッラッティも活きる。
また、ベラルディ→ポリターノも大きい。
イングランドは少し引きすぎてしまっている。
【60~75分】
グリーリッシュ→フォーデン
ペッレグリーニ→ニョント
ジョルジーニョ→トナーリ
イタリアがずっと押し込む。
イングランドはイタリアのプレスが良くなったので、スペースがなくなって何もできなくなる。引きすぎているというのが一番大きいが。
433をやるなら最初からこうやるしかないのだが・・・
【75~90分】
ショーが2枚目のイエローで退場。
フォーデン→トリッピアー
サカ→ジェームズ
ベリンガム→ギャラガー
10人になったこともあり、イタリアがずっと押し込む。
イングランドは完全に引いて守る。
ヴェッラッティ→スカマッカ
スクランブル。
イングランドが守り切り試合終了。1-2
惨敗と言って過言ではない。イタリアが酷すぎた。
後半も巻き返しはしたが、イングランドの自滅寄り。
インモービレ、キエーザ、ラスパドーリ、マンチーニ、バストーニがいないというのは痛すぎるが、現在のアッズーリはタレントが揃っており、断然やりようはあるので、流石にイングランド相手にホームで負けは厳しすぎる。
マンチーニ 3.5 後半はまだしも、前半の惨状が酷すぎた。また、そもそもメンバー選考、使用戦術が間違っている
レテギ 5.5 後半は良かったが、前半はほぼ何もできず(本人の責任でもないが)
ペッレグリーニ 5.5 本人の責任ではないが、WGでは何もできない
ベラルディ 5.0 悪すぎた
ヴェッラッティ 5.0 後半はまだしも、前半は攻守両面で最悪だった
バレッラ 6.0 奮闘はしていた
ジョルジーニョ 5.5 ヴェッラッティとの共存はあまり良くはない。もちろんやり方次第ではある
スピナッツォーラ 6.5 孤軍奮闘していた
アチェルビ 5.0 ボロボロにやられた(監督の責任の方が大きいが)
トロイ 5.0 ボロボロにやられた(監督の責任の方が大きいが)
ディロレンツォ 5.5 良くはなかった
ドンナルンマ 5.5 特に何もなし