セリエA第33節 エラス・ヴェローナvsインテル -草サッカーvsイタリア屈指のチーム-

 

2023年5月3日

セリエA第33節

エラス・ヴェローナvsインテル

監督:ザッファローニ Sインザーギ

 

エラス・ヴェローナ

4411

        ガイチュ

        ヴェルディ

ラゾヴィッチ アビルドガード タメーゼ デパオリ

チェッケリーニ   マニャーニ   ヒエン  ファラオーニ

         モンティポ

 

エラスはこれまで3421を基本にしていたと思うが、なぜこの試合で4411に変えたのかはさっぱり分からない。守るなら3421で良いし、4411ではインテル対策にならないと思うが・・・

 

インテル

352

    ラウタロ   ジェコ

   ムヒタリアン   チャルハノール

ディマルコ  ブロゾヴィッチ  ドゥンフリース

  アチェルビ デフライ ダンブロージオ

     ハンダノヴィッチ

 

オナナ、バストーニ、ダルミアン、バレッラ、ルカクをベンチで休ませ。

これだけ休ませても豪華なメンバー。層が厚い。

 

オナナ、バストーニ、ダルミアンがいないのは単純に守備力が低下するくらいだが、バレッラ、ルカクがいないのは戦術上、多少痛い。

特に、バレッラがいないと前線の枚数が不足気味になってしまう。チャルハノールもブロゾヴィッチもゲームメイク担当なので、二人もゲームメイク担当は不要。ルカクも一人で違いを作れる選手なので、まずまず痛いが、エラス相手ならそこまで痛くはないか。

 

ピオリ、モウリーニョはその選手は流石に出さないと勝てないよ、というターンオーバーをしていたので、この最低限のターンオーバーは良い。

 

【0~15分】

 

エラスは引いて守ってカウンター狙い。

ラインも統率されていなく、正直何がしたいのか分からない。ただ引いて守っているような形。これじゃ勝てないよ・・・

 

攻撃は、早い攻撃で、ガイチュが競ってヴェルディがシャドーで何かしたいという形。可能性は相当低い。

カウンターをするという意思統一があるだけで、選手が思い思いにテキトーにプレーしているだけとしか思えず、守備も何もなければ、攻撃も何もない。

 

監督がいる意味が全くない。

何より守備が酷すぎるので、こんなので勝てるわけがない。

 

インテルはポゼッション。守備はエラスがカウンターとロングボール一辺倒なので、あまり分からないが、おそらくミドルブロック&プレスだと思われる。

 

インテルがボールを持つ展開。

チャルハノール、ブロゾヴィッチがゲームメイクし、押し込んでいく。

エラスの守備が酷い。ただ引いているだけで、何がしたいのか皆目見当がつかない。

穴だらけの守備。

4411なので、引いたところでスペースが消せていない。

 

44のブロックで守るのは無理。ブロックを敷くなら4141か352ではないと守れない。

バイタルのスペースを一切消せていない。加えて、ラインもめちゃくちゃ。

 

ただ、前述のようにバレッラがいなく、ブロゾヴィッチもチャルハノールも後ろ目でボールを捌くので、前線の枚数が不足気味なのは少し痛い。

ゲームメイクはブロゾヴィッチ一人で十分。

 

【15~30分】

 

変わらずインテルが押し込む。

一方的な試合。エラスは守備が酷いし、攻撃も可能性のある攻撃ではない。

 

FKからジェコのヘディングはモンティーポが防ぐ。

そのCKからダンブロージオのヘディングもモンティーポが防ぐ。

そのCKからデフライのシュートもモンティーポが三度防ぐ。

 

決定機をモンティーポがスーパーセーブ3連発で防ぐ。

 

【30~45分】

 

30分、CKからガイチュのオウンゴールインテルが先制。0-1

もうこの試合は終わり。エラスは酷い試合しか見たことがないが、今日も酷い。

監督選びを間違っているとしか言いようがない。

 

36分、チャルハノールが素晴らしいミドルを決める。0-2

引いて守っているのにバイタルで全くプレッシャーがないのだから、こうなるのは当然。

 

38分、ショートカウンターからラウタロのスルーパスにジェコが抜け出して決める。0-3

 

前半終了。0-3

 

THE一方的な試合。

 

【45~90分】

 

もう見る価値はないのでハイライト。

 

55分、エラスのパスミスからブロゾヴィッチが奪い、ショートカウンターラウタロがループで決める。0-4

 

61分、アチェルビのパスからジェコが決める。0-5

 

92分、クロスからラウタロが粘って決める。0-6

 

試合終了0-6

 

(前半及び結果のみで評価)

Sインザーギ 7.0 エラスがあまりにも酷すぎたとは言え、ターンオーバーをしてアウェーで勝利は評価に値する。ターンオーバーも最低限機能するメンバーを残している。

ジェコ 7.5 ルカクと比べたら(年齢もあり)能力で劣るものの、安定感は高い

ラウタロ 8.0 現状、いるかいないかでインテルの攻撃は全く違うものになる絶対的な選手

ムヒタリアン 7.0 インサイドハーフとして完璧な本当に良い選手

チャルハノール 7.0 ブロゾヴィッチとの共存はそこまで良くないのだが、相手がエラスということもあり、無事大勝

ディマルコ 7.5 飛び出しに飛び出して攻撃面で大きく貢献

ブロゾヴィッチ 7.5 気を利かせてチャルハノールに大分預けさせていたが、素晴らしいプレーだった

ドゥンフリース 6.5

アチェルビ 6.5

デフライ 6.5

ダンブロージオ 6.0

ハンダノヴィッチ 6.0

 

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