EURO2024 グループD第1節 オーストリアvsフランス -戦力の持ち腐れ-

 

2024年6月17日

EURO2024 グループD第1節

オーストリアvsフランス

監督:ラングニック デシャン

 

オーストリア

4231

      グレゴリッチュ11

ザビッツァー9(C) バウムガルトナー19 ライマー20

   グリリッチュ10  サイヴァルト6

ムウェネ16  ヴーバー2  ダンソ4 ポッシュ5

        ペンツ13

 

流石に相当弱そうである。

 

フランス

4231

       エムバペ10(C)

テュラム15   グリーズマン7 デンベレ11

     ラビオ14 カンテ13

Tエルナンデス サリバ17 ウパメカノ4 クンデ5

       メニャン16

 

世界一とも言えるタレント集団ではあるが、W杯の時と同じく、あまり良くはなさそうである。

 

それでも、W杯の時同様に、タレント力が凄まじいので、勝ち進みはするとは思うが。

 

4231であること、ボランチが良くない(展開力・推進力・技術がない)ことがとにかく良くない。

 

この試合は勝つだろうが、「ある程度の組織の安定感+タレント力のゴリ押し(サイドで個人技からのクロス)」のあまり魅力はないサッカーで、W杯とやることは変わらなそうである。

 

それでも強くはあるのだろうが、これだけタレントが揃っているのに勿体ない。

 

【試合:簡易版】

 

オーストリアはラングニックらしくハイラインハイプレス(ゲーゲンプレス)でポゼッション。

 

流石に4231でハイラインハイプレスをやるとスペースが空きすぎであるし、オーストリアの戦力で、対フランスでやる戦術ではない。

 

フランスはいつものミドルラインのライン守備でサイド攻撃。

 

エムバペとテュラムは頻繁にポジションを入れ替えるみたいである。

 

サイド攻撃でゴリ押したり、カウンターで仕留めるならエムバペがサイドが良いだろうし、守備を考えるならテュラムがサイドの方が良いと言えば良いが、テュラムはサイドでは全く活きない。

 

フランスはやはり変わっていない。

 

組織の安定感こそあれど、戦術と選手選考が本当に良くない。

 

4231もライン守備も現代サッカーで通用するものではないし、ボランチの二人の人選がまずすぎる。

 

それでも、守備陣も攻撃陣もタレントが凄まじく、組織的ではあるので、代表チームレベルなら何とかはなる。

(その証拠に、タレントも戦術も揃っていたアルゼンチンには無残なまでにボコボコにされていた)

 

代表チームの試合で簡単でやり易い4231が使用されるのは分からなくもないが、4231自体は戦術として本当に弱い戦術なので、ちゃんと戦術を用意してきている強豪国には勝てない。代表チームでは、優秀な監督が少ないというのももちろんあるが・・・

 

フランスは、4231でサイドに幅を取って、戦術も何もない前時代的なサッカーをするなら、エムバペをサイドで、エムバペとデンベレの個人技でごり押した方がマシだとは思うが・・・

 

38分、エムバペのクロスをヴーバーがオウンゴール。0-1

 

試合終了

オーストリア0-1フランス

 

オーストリアは当然のように強くない。

 

フランスもタレントこそ凄まじいが、戦術・選手選考が良くない。

 

まだW杯の時のエムバペとデンベレのサイドでの個人技のゴリ押しの方がマシだったまである。

 

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