EURO2024 グループF第2節 トルコvsポルトガル -これではミラクルは起きない-



2024年6月22日

EURO2024 グループF第2節

トルコvsポルトガル

監督:モンテッラ R・マルティネス

 

トルコ

4231

        バルシュ21

アクトゥルコール7    コクチュ6    アクギュン25

    チャルハノール10(C)  カーン22

カドゥオール20 バルダクチ14 アカイドゥン4 チェリク2

         アルタイ12

 

ユルディズはベンチ。

 

せっかくチャルハノールとユルディズがいるのに、4231で台無しにしているチーム。

 

格別に弱いわけでもないが、全くもって強くはない。

 

ある程度の安定はしているが、尖った長所がないので、申し訳ないが魅力はない。

 

イタリア人監督がこんな特徴・長所の無いサッカーをしているということが残念でならない。

 

他の有象無象の監督よりは良いだろうし、結果も出るだろうが、当然これが最高ではない。

 

低いところで安定しているので、ポルトガル相手では勝負にならない。

 

ポルトガル

433(4141)

      Cロナウド7(C)

レオン17           Bシウバ10

  Bフェルナンデス8 ヴィティーニャ23

       パリーニャ6

Nメンデス19 ペペ3 Rディアス4 Jカンセロ20

       Dコスタ22

 

ダロト→パリーニャで、352から433(4141)に変える。

 

存分に機能していた352から変える意味が分からないのだが・・・

 

それでも、4231のようなどうしようもない戦術ではなく、433(4141)であるし、機能しそうなメンバーを選んでいるのでこれでもある程度強いだろうが、352の方が断然良いと思うが・・・

 

このまま433(4141)にするなら非常に残念である。

 

352なら「破壊的な攻撃力と守備に少し不安があるチーム」だったが、433(4141)だと「上手さのある普通の攻撃(レオンという化け物はいる)と非常に守備に不安があるチーム」ということになる。

 

それでも、トルコのような、守備が固いわけではない、攻撃に脅威もないというチームは、一番得意な相手だろう(ポルトガルは352でも433でも変わらず、守備が弱点なことに変わりはないだろうから)。

 

トルコの4231の守備でポルトガルの攻撃は止められないし、トルコに強豪国から得点を奪うような攻撃力はない。

 

【試合:簡易版】

 

ポルトガルはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

トルコはコンパクトに中央に寄せたミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

組織は良いのだが、戦術が全くもって良くない。イタリア戦から変わっていない。

 

これをやっても結局4231のため守備は良くない。DFの裏のスペースをどうするのか、ボールの奪いどころをどうするのか、プレスがかからないが、という話であり、何よりも攻撃をどうするのか、という話にしかならない。

 

イタリア人監督らしく、良い組織にはなっているが、トルコの選手たちに合ってはいないし、4231では守り切れないし、攻撃も終わる。

 

悪い意味でモンテッラ監督らしくはある。

 

ポルトガルがボールを支配する。

 

ポルトガルは352程の破壊力はないが、トルコ相手なら楽勝だろう。

やはり、これでは勝負にならない。

 

21分、Nメンデスの折り返しをBシウバが決める。1-0

 

もうこうなったら一方的な試合である(最初からだが)。

 

28分、トルコがバックパスミスオウンゴール。2-0

 

56分、Cロナウドが裏に抜け出し、Bフェルナンデスに横パスしてBフェルナンデスが決める。3-0

 

試合終了

ポルトガル3-0トルコ

 

トルコは組織はしっかりしてはいるので、格下や同格の相手には勝負になるが、強豪相手には手も足も出ない。これは良くない。

 

ポルトガルは、この433(4141)でも、これまでの4231よりは当然良いのだが、352に比べたら魅力はない。

 

機能していたのになぜ辞めたのか・・・

 

破壊力よりも安定感を取ったということだろうか。

 

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