2024年7月2日
EURO2024 決勝トーナメントROUND16
ルーマニアvsオランダ
監督:ヨルダネスク クーマン
433
ドラグシュ19
ハジ10 Dマン20
スタンチュ21(C) Rマリン18
Mマリン6
モゴシュ22 ブルカ15 ドラグシン3 ラツィウ2
ニツァ1
オランダ
4231
デパイ10
ガクポ11 Xシモンズ7 ベルフワイン25
ラインデルス14 スハウテン24
アケー5 ファンダイク4(C) デフライ6 ドゥンフリース22
フェルブルッヘン1
「今大会の中では」一番機能していた2戦目、フランス戦とほぼ同じメンバーにする。
【試合:簡易版】
ルーマニアはミドルブロック&プレスでポゼッション。
オランダもミドルブロック&プレスでポゼッション。
オランダは変わらず攻撃も守備も良くはない。
「4231かつこの招集メンバーでやるなら」このメンバーではあるから、クーマンの中ではかなり良い方。
戦力はずば抜けているが、4231であることが本当に良くない。
オランダが守勢に回っているかつ、ボールを持てないので、ルーマニアがボールを持ち、オランダがカウンターをするという戦力差を考えたらあり得ない展開。
ルーマニアはまずまずのチームだが、流石に戦力差を考えたらあり得ない。
ルーマニアが押し込む展開。
オランダは守備は良くないが、個人能力は非常に高いので、何とか守れ、前線の個人能力も高いため、この展開でもカウンターで何とかはなる。ただ、チームとしては酷いとしか言いようがない。
いくら何でもルーマニア相手に引いて守るのはあり得ない。
ただし、いくらオランダが良くなかろうが、ルーマニアがまずまずのサッカーをしていようが、オランダとルーマニアでは個人能力に差がありすぎる。
オランダも一度落ち着けば、ルーマニアが守備をセットするので、ボールを回せる。
20分、ガクポが個人技から強烈なシュートを沈める。0-1
本当にラインデルスが驚異的に素晴らしく、ガクポ、Xシモンズ、デパイの個人技も凄いので、まともにやれば最強のチームである。
ルーマニアは先制されてしまってはもう厳しい。
ラインデルスがあまりにもえげつなさすぎて、一人でルーマニアを破壊していく。
ボールの持ち出し、急所を突くパスでどんどん崩していく。
ラインデルスは(個人的に)セリエAの今シーズンの最優秀選手に選んだが、世界でもトップなのではないかというくらいにえげつない。
オランダはどんどん崩していくことにより、攻撃が良いリズムになってきたし、守備も前から行くようになり、完全に試合を支配し始めるようになる。
ルーマニアは単純に押し込まれて守備も前から来られたら、戦力差的にどうしようもない。
ルーマニアはスロヴァキア戦ではキーマンのロボツカにマンマークを付けていたが、この試合でもラインデルスにマンマークを付けるべきだった。
オランダは、オーストリア戦もそうだったし、この試合も入りはそうだったが、引いて守るという訳の分からないことをやっていたが、前から行かなければいけない(特に中堅以下の相手には)。
オランダの一方的な試合になる。
83分、ガクポのドリブル突破からマレンが決める。0-2
94分、カウンターからマレンが決める。0-3
試合終了
ルーマニア0-3オランダ
戦力差がそのまま現れたような結果に。
ルーマニアは悪くはないが(そこまで良くもない)、戦力が乏しすぎる。
1位通過ではあったが、かなり弱いグループだったので、1位の力は明らかにない。
オランダは良くはないが、本当にトーナメントの山に恵まれた。
順当に行けば決勝まで行けそうだが、このチームが決勝というのも・・・といった感じだが、こちらの山は他に強いチームはいない。
上から強い4チームのスペイン、フランス、ポルトガル、ドイツが全て上の山に行っているので、本当に下の山が弱い。