EURO2024 決勝トーナメント準々決勝 スペインvsドイツ -無敵艦隊から泥船へ-

 

2024年7月5日

EURO2024 決勝トーナメント準々決勝

スペインvsドイツ

監督:デラフエンテ ナーゲルスマン

 

スペイン

4231

       モラタ7(C)

Nウィリアムス17  ペドリ20   ヤマル19

     Fルイス8  ロドリ16

ククレジャ24 ラポルテ14 ノルマン3 カルバハル2

        シモン23

 

前節と同じメンバー。

 

ドイツ

4231

      ハヴァーツ7

ムシアラ10 ギュンドアン21(C)   ザネ19 

    クロース8 Eジャン25

ラウム3  ター4  リュディガー2 キミッヒ6

      ノイアー1

 

シュロッターベック→ター(出場停止明け)、アンドリッヒ→Eジャン。

あとは同じメンバー。

 

順当に行けばスペインが圧勝だが、ドイツはホームで日程も有利なので、そこがどうなるか。

(スペインも中4日あるので、W杯ほど過密日程ではない)

 

普通にやりあえば、ドイツでスペインに勝つのは不可能、4231でスペインを止めるのは不可能である。

 

【0~15分】

 

スペインはこれまでの433ではなく、4231。

 

??????

 

それでは強くないが。

 

クロースにマークを付けたかったからか。仮にそうだとしても、攻撃時は433で守備時にインサイドハーフを前に出せば良い(これまでも守備時4231気味はやっていた。それもあまり良いとは思わないし、そもそもクロースはアンカーではないから尚更433の方が良い)。

 

とにかく攻撃時は絶対に433の方が良い。

 

それでもドイツは全く良くないので、スペイン有利に変わりはないが・・・

 

スペイン

ペドリ→Dオルモ

クロースのハードタックルにより怪我。

 

スペインはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ドイツもハイラインハイプレスでポゼッション。

4231でハイラインハイプレス(しかもスペイン相手)は無理がある。

 

しかし、それ(4231でハイプレス)はスペインも同じことであり、スペインも守備が良くない。攻撃も433でなければ全然良くない。

 

スペインが到底理解できないが4231にしてしまっているので、ドイツも勝つチャンスが出てきている。

 

【15~30分】

 

スペインはこれまでと違い、全然良くない。

 

433から4231にしてしまっているので、当然である。

 

4231は攻守において433の完全下位互換で、雲泥の差があるくらいあり得ない戦術なので、当然こうなる。

 

ドイツが押し込む時間も増えてきている。

 

【30~45分】

 

前半終了0-0

 

スペインは433だったならば圧倒していただろうが、4231にしてしまったので、攻撃が手詰まりになっており、守備も良くない。

 

ドイツはこれまで同様4231のため良くない。

 

お互い守備が良くないし、攻撃も良くないので、再現性のない、戦術性も何もない単発の攻撃で打ち合いのようになっている。

 

酷い試合。

 

スペインがこれまで機能していた433をわざわざ捨てている理由が一切分からない。理解不能である。

 

これまで4231でやっていて機能していなく、433にして一気に機能していたのをここ数日で忘れてしまったのだろうか。

 

それでも選手の質の差でスペインが優勢ではあるが、全くもって良くない。

 

【45~60分】

 

スペイン(ハーフタイム)

ノルマン→ナチョ

カードを貰ってたからだろうが、CBの試合中の交代は良くない。

 

ドイツ(ハーフタイム)

ザネ→ヴィルツ

Eジャン→アンドリッヒ

ドイツは最初からこの方が良いだろう。

 

クロスからモラタが決定機を迎えるが外す。

 

52分、ヤマルの折り返しをDオルモが決める。1-0

 

同じく戦術が駄目なら選手の質の差でやはりスペインの方が上手。

 

ドイツがリードされたことにより、より前からプレッシングをかける。

代わりに後ろのスペースが広大になる。

 

スペインの守備は良くなく、ドイツはパワープレーもあるので、スペインはカウンターでも何でも早く追加点が欲しい。

 

ドイツ

ラウム→ミッテルシュテット

ギュンドアン→フュルクルク

 

【60~75分】

 

スペイン

ヤマル→Fトーレス

 

ドイツはどんどんクロスを放り込んでいく。

 

【75~90分】

 

ヴィルツのクロスからフュルクルクのシュートはポスト。

 

スペイン

モラタ→オヤルサバル

Nウィリアムス→メリーノ

 

ドイツ

ター→ミュラー

スクランブル。

 

シモンのミスキックからハヴァーツのループは外れる。

 

ドイツは完全にパワープレーに。

 

89分、パワープレーからヴィルツが決める。1-1

 

ドイツにはこれがある。

 

スペインは追いつかれてしまっては、Nウィリアムスもヤマルもいなくなってしまっているので、いつものグダグダのスペインのメンバーになってしまっているので厳しい。

 

後半終了1-1

 

【延長】

 

ドイツ

ハヴァーツ→アントン

スクランブルを戻す形か。

 

スペインが持つ展開になる。

 

ドイツはカウンター。

 

スペイン

Fルイス→ホセル

怪我。

 

ククレジャが明らかにハンドっぽかったが取られず。

 

119分、Dオルモのアーリークロスからメリーノが頭で決める。2-1

 

ドイツは再びパワープレー。

 

カルバハルが2枚目のイエローで退場。

 

スペインは出場停止の人数がけっこう凄いことに。

 

試合終了

スペイン2-1ドイツ

 

ドイツは全然強くなかったので妥当だが、スペインも4231では全く強くない。

 

433なら優勝候補筆頭だが、4231ではフランス(433)やポルトガル(532)に劣る。勝てないこともないだろうが。

 

また、次の試合はスペインはかなりの数の選手が出場停止となる。

 

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