2024年8月10日
コッパ・イタリア 1回戦
ナポリvsモデナ
監督:コンテ ビゾーリ
3421
ラスパドーリ81
クヴァラツケリア77 ポリターノ21
スピナッツォーラ37 ロボツカ68 アンギサ99 マッツォッキ30
ボンジョルノ4 ラフマニ13 ディロレンツォ22(C)
メレト1
ベンチはJジェズス、ナタン、オリベラ、エンゴング、シメオネ等。
今のナポリのメンバーでやるなら3421か352なので、妥当なところである。
まだまだ補強・退団は終わらないだろうが、今のところ、主力の退団はジエリンスキくらい。
獲得(レンタルバック)は、カプリーレ、ボンジョルノ、スピナッツォーラ、フォロルンショ、ガエターノ、ケッディラ。
ボンジョルノ、スピナッツォーラの獲得は大きいが、右WB、中盤、FWの補強はほしいところか。
右WBはポリターノでも良いと思うが、FWはオシメンが出ていくだろうこともあり、ほしい。
また、中盤も3421を続けるなら補強が無くても良いと言えば良いが、352にするならほしいところである。
コンテだから期待値は高いが、現状だとメンバーが少し寂しい。
モデナ
5311(攻撃時4231)
リオッツィ9
パルンボ10
イドリッシ27 サントロ8 バッティステッラ5
コターリ29 ペルグレッフィ4 ザーロ19 カルダーラ23 マニーノ6
ガーニョ26
【0~15分】
モデナは5311でブロックで守り、攻撃時にはマニーノが上がって4231になる珍しい形でポゼッションとカウンター。
これをやるくらいなら攻撃時も守備時も352で良いと思うが、守備も4231になるよりは断然良い。
また、ポゼッション時は4231の形になるが、カウンターの時は352と大してやっていることは変わらないので、まぁ良いのではないだろうか。
ナポリはハイラインハイプレスでポゼッション。
モデナが引いて守り、ナポリがボールを持つ形。
セリエA対セリエB、しかも相手はナポリなので、当然そうなるだろうし、モデナは引いて守ってカウンターしかないだろう(持つとけっこうポゼッションをしているが)。
ナポリは明らかに昨シーズンより良い。
監督がコンテであり、合っている3421なので当然と言えば当然だが。
昨シーズンと違って3バックなので、昨シーズンほどの脆い守備ということはないだろう。
中盤とFWを補強して352の方が良いと思うが、この試合なら中盤がいないので3421しかない。
コンテは選手に合わせて最適な戦術を選択できる監督なので、352にしてくれそうだとも思うが、このまま3421でも無しではないし、補強次第といったところか。
【15~30分】
ナポリはクヴァラツケリア、ポリターノを中寄りにし、ロボツカ、アンギサ、クヴァラツケリア、ポリターノ、WBが流動的に絡んで崩していく。
流石コンテといったところで、良く戦術を扱えている。
昨シーズンのようにクヴァラツケリアとポリターノをずっとサイドに張らせる生産性のない戦術と比べたら、流石コンテといった形で、良く分かっている。
ディロレンツォを決してWBで使わないというのも良く分かっていて非常に良い。
ロボツカを中心にゲームメイクをしているということも非常に良く、良いところを挙げれば、昨シーズンがいかに酷かったかを挙げればキリがないくらい良くなっている。
ただ、これだと少し得点力が物足りないかな、という気はしてしまい、さらに3421でロボツカの守備が大丈夫かどうかという不安があるので、やはりFWと中盤の補強+352にしたいところである。
また、ラスパドーリを最前線に張らせているが、その使い方はどうかと思うし、それならラスパドーリではない選手の方が良い。
ただ、ラスパドーリを自由に動かさせたとしても、ポリターノとクヴァラツケリアがあまり裏を取る、飛び出す選手ではないので、そもそも補強で選手をどうにかしたい。
試合はナポリがずっと押し込む展開。
ルカクがすごい欲しいんだろうな、という展開、戦術。
【30~試合終了】
ナポリが押し込むが得点を奪えず、スコアレスでPKへ。
PK戦を制し、ナポリの勝利。
試合終了
スコアレスだったが、出来は良い。機能している。
流石はコンテである。
ただ、補強は必要であるし、352にした方が良い。3421でも無しではないが。
このメンバー・戦術だと、ミドルもないし、裏取りもないし、バイタルでどうにかこうにかするのもあまりなく、ヘディングもないので、押し込んでも得点がそこまで見込めない。
もう少し上手くやれば無しでもないが、結局は3トップが得点力がある3人ではないので、そこが勿体ない。