2024年8月17日
セリエA第1節
監督:ダヴェルサ ネスタ
343
コロンボ29
Sエスポージト99 ファッツィーニ10
ペッツェッラ3 マレフ93 ヘンダーソン6 ギャシ11
ヴィティ21 イスマイリ34(C) ヴァルケヴィチ4
バスケス23
退団はGKのカプリーレ、CBのルペルト、SBのベレジンスキ、中盤のジルコフスキ、マリン、FWのカンビアーギ、カンチェッリエリ、ニアン、チェッリ等。
主力、スタメンが9人も退団してしまっている。エンポリはビッグクラブ等からのレンタルで戦うチームのため仕方ない部分もあるが、流石に退団しすぎである。
獲得(全てレンタル)は、GKのバスケス、CBのヴィティ、FWのエスポージト、ソルバッケン、コロンボ等。
足りないところを効果的に補強している。
ただ、WG(シャドー)が少し弱い気もする。中盤も微妙なところである。
奇跡の残留の立役者であるダヴィデ・ニコラ監督は退任してしまったが、代わりに優秀なダヴェルサ監督が就任。手腕に注目である。
3421
ペターニャ37
マルディーニ14 ヴィニャート80
キリアコプーロス77 ボンド38 ペッシーナ32(C) ビリンデッリ19
カルディローラ5 マリ22 イッツォ4
ピッツィニャッコ21
ガリアルディーニ、センシ、カプラーリ、モタ等がベンチ。
退団は、GKのディ・グレゴーリオ、FWのコルパーニ、コロンボ等。
主力の退団は少ないが、絶対的守護神のディ・グレゴーリオとエース(というほどの活躍はしていなかったが)のコルパーニが退団。
獲得は、GKのピッツィニャッコ、FWのペターニャ(復帰)等で、ほぼ補強はしていない。
監督は優秀だったパッラディーノ監督が去り、セリエBで指揮を執っていたネスタ監督が就任。
メンバーが本当にこれがベストか?という感じだが、まだまだ試行段階ということだろうか。
モンツァは選手のコンディションが分からないので何とも言えないが、ガリアルディーニ、センシ、カプラーリ、モタは使った方が良いと思うが。
ちなみにこの試合はダヴェルサ監督もネスタ監督も出場停止(?)でベンチ外。
【試合:簡易版】
エンポリはハイラインハイプレスでポゼッション。
モンツァはミドルブロック&プレスで放り込み。
エンポリが優勢に進める。
機能的な343のハイラインハイプレスでモンツァはビルドアップに苦しみ、エンポリが攻め込んでいく。
流石はダヴェルサ監督といったところで、良いチームに仕上がっている。
モンツァはガリアルディーニ、センシ、カプラーリ、モタは使った方が良いと思うが・・・
戦術はパッラディーノ監督のやっていたことを継続するのかと思っていたが、全く異なり、ペターニャへのロングボールが非常に多い。
監督不在だからなのか、エンポリのハイラインハイプレスに対する苦し紛れなのか。
苦し紛れではなく監督の指示なら、この先不安だが。
3421、このメンバーで放り込みは無い。
まだ開幕戦なのでネスタ監督の評価は保留だが、この試合は完全にエンポリに負けている。
試合終了0-0
エンポリは内容は良い。
流石はダヴェルサ監督である。
前線が弱いが、ソルバッケンとコロンボを獲得できたので、踏みとどまっているが、まだ弱い。
モンツァは、先行きが非常に不安となる一戦となった。
明らかに戦力は勝っているが、スコアこそ0-0だがボコボコにされたと言っても過言ではなかった。
戦力は揃っているので、あとは監督次第である。