セリエA第2節 パルマvsACミラン -何も変わっていない-

 

2024年8月24日

セリエA第2節

パルマvsACミラン -何も変わっていない-

監督:ペッキア フォンセカ

 

パルマ

4231

       ボニー13

ミハイラ28   ゾーム19(C)    Dマン98

    エステベス8  ベルナベ10

ヴァレリ14 チルカーティ39 バログ4 Wクリバリ26

        鈴木31

 

前節と同じスタメンだが、ゾームがトップ下に上がり、ベルナベがボランチに。

 

アルムクヴィストとカンチェッリエリはベンチ。

 

ACミラン

4231

         オカフォー17

レオン10      ロフタスチーク8    プリシック11

      ラインデルス14  ムサ80

Tエルナンデス19 パヴロヴィッチ31 トモリ23 カラブリア2(C)

          メニャン16

 

前節からティアウ⇒パヴロヴィッチ、サーレマーカース⇒Tエルナンデス、ベナセル⇒ムサ、チュクウェゼ⇒ラインデルス、ヨヴィッチ⇒オカフォー。

 

ベンチは、ティアウ、ガッビア、エメルソン、ベナセル、フォファナ、サーレマーカース、チュクウェゼ、ヨヴィッチ等。

 

前節機能していなかった、EURO組の選手のコンディションが上がって来たということでの入れ替えだろう。

 

しかし、ムサのボランチ、ロフタスチークのトップ下で機能するとは思えないが・・・

何より4231であることが良くない。

 

【0~15分】

 

開始早々の1分30秒、ヴァレリのクロスをDマンが決める。1-0

 

開始早々にリードしたので想定していた戦術かは分からないが、パルマはミドルブロック&プレスでカウンター。

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ミランは前節は守備時4141だったが、今節は普通に4231(442)の守備。

 

メンバーも(機能していなかった)ピオリ監督の時と同じ、攻撃戦術も守備戦術も(機能していなかった)ピオリ監督の時と同じ。

 

何のために監督交代をしたのか。このままでは監督選びを間違ったとしか言いようがない。

 

案の定、攻撃も守備も機能していない。

 

パルマは、ベルナベとボニーが良く、他の選手も中々良いので、やれそうである。特にベルナベは非常に良い。ビッグクラブにいてもおかしくない。

 

【15~30分】

 

ミランボランチにもトップ下にも動きが無いため(監督の指示だろう)、攻撃が停滞、外で回すだけになっている。

 

なお、決してパルマの守備が良いわけではない。

 

【30~45分】

 

ミランが手詰まりの攻撃をし、パルマがカウンターで何度もチャンスを作る。

 

前半終了1-0

 

ミランは酷い。

 

何のための監督交代なのか。

 

正直フォンセカ就任と聞いてなぜ?としかなっていなかったが、国内にジラルディーノ、パッラディーノ、ユリッチ、トゥドール、ニコラ等、良い監督はいくらでもいたが・・・

 

最悪4231だとしても、ラインデルスをもっと自由に動かさせる、ロフタスチークをもっと自由に動かさせて前線に張らせない、ボールを受けに下がらせる(スペースを作る)、プリシックにもっと中でプレーさせるということが必要。

 

パルマは戦術がはっきりしていて良いのだが、対策された時にどうなるか。

 

ハイラインハイプレスと、早い攻撃でどんどん飛び出していく戦術なので、相手に引いてブロックを作られた時に打開できるか。

 

戦力が揃っているので、やれそうだとは思うが、守備は心配。

 

どんどん飛び出す戦術のため、戦術的に4231である理由もあるにはあるが、4231ではない方が良い。

 

【45~60分】

 

ラインデルスのミドルはバー。

 

ミランが立て続けにチャンスを作るが決められず。

 

ミランは前がかりになって攻めていく。

 

ラインデルスが上がっていっているので、前半よりはまだ良い。ただ、守備が心配。

 

パルマも守備が良くないので、ミランは攻め込めている。

 

パルマ

ゾーム⇒カンチェッリエリ

カンチェッリエリが右、ミハイラがトップ下、Dマンが左に。

 

【60~75分】

 

カウンターからDマンが決定機を迎えるが決められず。

 

65分、レオン⇒Tエルナンデス⇒レオン、プリシックで決める。1-1

 

ミラン

カラブリア⇒エメルソン

ムサ⇒フォファナ

 

パルマ

ミハイラ⇒デルプラート

 

パルマ

エステベス⇒シプリアン

Dマン⇒アルムクヴィスト

 

ミハイラ、Dマン、アルムクヴィスト、カンチェッリエリと計算できる両翼が4人いるというのは大きい。特にパルマはどんどん飛び出す戦術なので、走り回っても計算できる控えがいるというのは大きい。

 

【75~90分】

 

77分、カウンターからアルムクヴィストが抜け出し、カンチェッリエリが決める。2-1

 

ミラン

プリシック⇒チュクウェゼ

オカフォー⇒ヨヴィッチ

 

試合終了

パルマ2-1ACミラン

 

パルマは戦力が充実しているし、戦術もはっきりしていて良いのではないだろうか。

 

あとは、対策されてきたときにどうするか。

 

引かれた時に本当に崩せるのかということと、守備が心配。

 

ミランは、このまま4231でいくなら本当に監督を交代した意味がない。

 

全く機能していない最悪だったピオリ監督の時と何も変わっていない。

 

パルマ

ペッキア 6.5 守備はどうかと思うが、攻撃は良かった

ボニー 7.0 体を張って攻撃の起点に

ミハイラ 7.0 とにかく走っていた

ゾーム 6.0 

Dマン 7.0 とにかく走っていた

エステベス 6.0 

ベルナベ 7.5 素晴らしいゲームメイクをしていた

ヴァレリ 6.0 

チルカーティ 6.0 

バログ 6.0 

Wクリバリ 7.0 攻守で良かった

鈴木 6.0 

 

ACミラン

フォンセカ 4.5 攻撃も守備も全然機能していない

オカフォー 5.0 消えていた

レオン 6.0 良くはなかったが得点に絡んだ

ロフタスチーク 5.5 トップ下は厳しい

プリシック 6.0 良くはなかったが得点に絡んだ

ラインデルス 5.5 動きを制限されていたのからしさは出ず。そもそもボランチではらしさはあまり出ないが

ムサ 5.0 ボランチは無理だと思うが・・・

Tエルナンデス 6.0

パヴロヴィッチ 6.0 対人の強さを見せていた

トモリ 5.5 良くはなかった

カラブリア 5.5 良くはなかった

メニャン 5.5 

 

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