UEFAネーションズリーグ グループA2第2節 イスラエルvsイタリア -王様は誰-

 

2024年9月9日

UEFAネーションズリーグ グループA2 第2節

イスラエルvsイタリア

監督:ラン・ベン・シモン スパレッティ

 

イタリア

3511

        Mキーン11

        ラスパドーリ18

     トナーリ8    フラッテージ16

ディマルコ3      リッチ7    ベッラノヴァ12

   バストーニ21 ボンジョルノ4 ガッティ6

        ドンナルンマ1(C)

 

前節からディロレンツォ⇒ガッティ、カラフィオーリ⇒ボンジョルノ、カンビアーゾ⇒ベッラノヴァ、ペレグリーニ⇒ラスパドーリ、レテギ⇒キーン。

 

根本的に招集メンバーが良くないので、良くはないのだが、前節よりは良い。

 

CBとWBはこれで良いので、中盤と前線のメンバーは本当にどうにかしてほしいが・・・

 

マンドラゴラやロヴェッラ、ペッレグリーニ、ファジョーリ、ミレッティ、バルダンツィ、ラスパドーリのようなテクニックのある選手を中盤に使った方が良い。352なので守備は戦術でどうにかするように試した方が良い。

 

しかし、352(3511だが・・・)に目覚めてくれたことは非常に大きな進歩。今の(10年以上前からだが)イタリア代表は352以外あり得ない。

 

ベンチは

GKヴィカーリオ、メレト

DFウドジェ、ディロレンツォ、カンビアーギ、オコリ

MFファジョーリ、ペッレグリーニ、ブレシャニーニ

FWレテギ、ザッカーニ

 

【0~15分】

 

イタリアはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

イスラエルは4141でミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

力の差は歴然。

 

しかし、イタリアは中盤のメンバーがおかしいので、上手く繋げてはいないし、ボールも支配できていない。そのうち慣れてきて支配できるとは思うが。

 

流石にここまで力の差があるならば勝ってもらわないと困るが・・・

 

【15~30分】

 

イタリアが完全に押し込むようになる。

 

しかし、リッチ、フラッテージ、トナーリの3人の中盤で綺麗に繋ぐ、崩すということは当然できない。

 

むしろ、イスラエルが下から丁寧に繋ごうとするので、それを奪ってショートカウンターでチャンスを作っている。

 

【30~45分】

 

38分、Mキーンの粘りからディマルコがクロス、フラッテージが決める。0-1

 

スパレッティ政権で一番得点を奪っているのはフラッテージであるし、フラッテージは良い選手だが、スパレッティ監督はどの戦術でも「戦術フラッテージ」であるかのようにフラッテージを中心に、フラッテージに得点を取らせることが全てのような戦術を取っているが、あまり良いものではない。

 

どちらかというと後半に流れを変えるために出したり、中盤の他の選手を足元の技術のある選手にして、一飛び出し系の選手、一つの攻撃の形として使うというならまだ良いが、スパレッティ監督はフラッテージの飛び出しが戦術の全てというような形になってしまっている。

 

そもそもが、ドリブラーの選手やボールキープが非常に上手い前線の選手を戦術の中心にするのは分かるが、飛び出し系の選手、中盤の選手を戦術の中心とするということが普通はない。

 

この試合で言うと、ラスパドーリがトップ下の役割で中盤に降り、フラッテージが前線に飛び出して行くという戦術。

 

もっとラスパドーリにボールを集めて、逆のインサイドハーフやWBももっと飛び出させて、というようにラスパドーリを中心にするというなら分からなくもないが、それならインサイドハーフはもっと上手い、ドリブルもできる選手でなければいけない。

 

あとは、単純に3511は中盤が過剰なので、単純に352で良い。

 

前半終了0-1

 

【45~60分】

 

イスラエルが押し込む展開に。

 

リードしているとはいえ、イスラエル相手に押し込まれるとはどういうことなのか・・・

 

中盤がこんなメンバーだから仕方ないのだが・・・

 

【60~75分】

 

62分、フラッテージが相手陣内でボールを奪い、ラスパドーリのシュートをGKが弾いたところをキーンが押し込む。0-2

 

イタリア

ベッラノヴァ⇒カンビアーゾ

ラスパドーリ⇒ブレシャニーニ

 

イタリア

ディマルコ⇒ウドジェ

 

【75~90分】

 

イタリア

キーン⇒レテギ

リッチ⇒ザッカーニ

 

トナーリがアンカー、ブレシャニーニが左インサイドハーフ、ザッカーニがFWに。

 

90分、FKのこぼれからイスラエルが決める。1-2

 

試合終了

イスラエル1-2イタリア

 

 

イタリア

スパレッティ 5.5 352に目覚めてくれたことは非常に良いことなのだが、3511であるし、招集メンバーがおかしいし、スタメンもおかしいしで、微妙なところである。

Mキーン 6.5 レテギよりも当然良い

ラスパドーリ 6.5 ものすごく良いというわけでもないが、まずまず。王様になれる素質がある(あった)選手なのだが、クラブではクヴァラツケリアがいるので厳しい。イタリア代表のことを考えるなら移籍して成長してほしいが・・・

トナーリ 6.0 アンカーと逆インサイドハーフの選手次第では良いと思うが、このメンバーではあまり活きない

フラッテージ 6.0 2得点に関わっているが、それ以外の貢献が・・・

ディマルコ 6.5 良かった

リッチ 5.5 ロヴェッラやマンドラゴラ、カタルディ、ファジョーリよりも優先して使う理由を教えてほしい

ベッラノヴァ 6.0 そこまで良くはなかった

バストーニ 6.5 安定。やっとまともなCBの人選になった

ボンジョルノ 6.5 安定。やっとまともなCBの人選になった

ガッティ 6.5 安定。やっとまともなCBの人選になった

ドンナルンマ 6.0 ほとんど仕事なし

 

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