2024年10月10日
UEFAネーションズリーグ グループA2 第3節
イタリアvsベルギー
監督:スパレッティ テデスコ
2勝0敗のイタリア(フランスとイスラエルに勝利)と1勝1敗のベルギー(イスラエルに勝利、フランスに負け)の対戦。
イタリア
3511
レテギ9
ペッレグリーニ10
トナーリ8 フラッテージ16
ディマルコ3 リッチ6 カンビアーゾ20
カラフィオーリ5 バストーニ21 ディロレンツォ22
ドンナルンマ1(C)
ベンチは
GKヴィカーリオ、ディ・レゴーリオ
DFボンジョルノ、ガッビア、ベッラノヴァ、ウドジェ、オコリ
MFファジョーリ、ピジッリ
フランス戦と全く同じメンバー。
なぜ「まだ」良かったイスラエル戦を教訓としていないのか。
カラフィオーリは3バックならいても良いが、ボンジョルノやガッティの方が守備能力が明らかに高いし、何よりもバストーニを左CBで使えなくなるので良くない。
また、ディロレンツォより良いCB(SBとしてもだが)はいくらでもいる。
リッチより良いアンカーもいくらでもいるし、トナーリとフラッテージは相性が悪い。
バレッラとマンドラゴラは怪我のため除くとしても、ファジョーリやペッレグリーニの方が良い。
ペッレグリーニのトップ下やWGは代表でもクラブでも良かった試しがない。
インサイドハーフなら良い選手。
レテギはそこまで悪いとは言わないが、現状微妙である。
3511(352にするべき)な分、433でやられるよりは何倍も良いのだが・・・
ベルギー
433
オペンダ9
トロサール10 ドク7
ティーレマンス8(C) デケテラーレ17
マンガラ18
カイペル5 テアテ3 ファエス4 デバスト2
カスティールス1
【0~15分】
開始1分、ディマルコとペッレグリーニのワンツーからのディマルコのクロスをカンビアーゾが押し込む。1-0
ベルギーはミドルブロック&プレスでポゼッション。
イタリアもミドルブロック&プレスでポゼッション。
ベルギーは攻撃時433、守備時343のような珍しい形(ドクを右SBの位置まで下げる)。
ただし、守備組織がバラバラすぎて、かなり守備が酷い。
また、343は守備は良くないので、わざわざ変形してまで守備時に343にする意味が分からない。
普通に4141で守れば良いと思うが・・・
また、ドクも左サイドの方が良いだろうし、何がしたいのだろうか。
ベルギーはビルドアップにも苦しみ、イタリアが優勢に進める。
イタリアはメンバーは良くないが、3511であるため守備が良いし、攻撃も433よりは良いのだが、とにかくメンバーをどうにかしてほしいし、352にするべきである。
また、フランスやベルギーが弱いだけで、このイタリアが強いか、機能しているかというとそうではない。ただし、これまでのマンチーニ監督やスパレッティ監督の433よりは当然良い。
【15~30分】
23分、引き込んでカウンター気味な展開で、ディマルコが素晴らしいロングパスを出し、カンビアーゾがミドル、GKが弾いたボールをレテギが詰める。2-0
これはスーパーゴールすぎてディマルコを褒めるしかないが、ベルギーは攻守で全く機能していない。
イタリアはこれが今後も機能するとは思わないが、(幸先よくリードしたということもあり)3511のためビルドアップは安定しているし、守備は固く、カウンターをしていれば走るメンバーが揃っているので、このメンバーでもあまり関係ないので、非常に優位。
やはりイタリアには352以外の選択肢がない、352(これは3511だが)であるだけで、今までよりも良いことは確かである。
守備が良いというだけでも今までの433より断然良いし、イタリアのアイデンティティ、長所は守備なので、今後も352は絶対に続けるべきである。
GK、CB、SBの人材が豊富で、戦術大国イタリアでプレーしている選手がほとんどで戦術理解度が高く、352に慣れている選手が多いため、352なら強い。
352に慣れている選手がほとんどで、監督も352に理解があり、最強の戦術である352があるというのに、それ以外の戦術を使う理由が無い。
ただ、当然このメンバーは良くない。
ベルギーは守備で変なことをやっているということもあるし、守備組織がそもそも酷い。攻撃時は広がりすぎていて(イタリアの守備が良いというのもあるが)全くビルドアップができていない。
ベルギーは良い選手はいるのだが、監督がずっと良くない。
【30~45分】
ベルギーが持ち、イタリアが守ってカウンターを狙う展開。
40分、パスミスからペッレグリーニが後ろからのスライディングで一発レッドで退場。
42分、そのFKをカイペルが決める。2-1
イタリアは、これは厳しい。
前半終了2-1
こうなってしまっては、後半はイタリアがとにかく守る展開だろう。
【45~60分】
ベルギーはドクを左、トロサールをトップ下にして4231に。
ベルギーが攻めてイタリアが守る展開。
イタリアは10人になり、ずっと守っているため相当疲れているので、選手交代すべき。ただし、スパレッティ監督が招集メンバーでふざけているので、ベンチが非常に弱い。
最低でもベッラノヴァとウドジェは早く出した方が良いと思うが・・・
中盤と前線は出したい選手がいなさすぎるが、フレッシュになるというだけ交代した方が良い。
【60~75分】
61分、コーナーから折り返しをトロサールが決める。2-2
ベルギー
マンガラ⇒カスターニュ
デケテラーレ⇒ルケバキオ
テアテ⇒ヴランクス
イタリアの交代は・・・?
イタリア
ディマルコ⇒ウドジェ
リッチ⇒ファジョーリ
やっと交代。アンカーの交代よりも走り回っているレテギ、トナーリ、フラッテージ、カンビアーゾの所の交代の方が良いと思うが。
イタリアは441に変更する。カウンターをしやすいようにか?
【75~90分】
イタリア
レテギ⇒ラスパドーリ
トナーリ⇒ピジッリ
ベルギー
ドク⇒フォファナ
オペンダ⇒エンゴンジュ
イタリア
フラッテージ⇒ベッラノヴァ
試合終了2-2
イタリアは勝ち試合だっただけに、退場が非常にもったいなかった。
失点がセットプレー2発というのももったいなかった。
イタリア
スパレッティ 5.5
レテギ 6.0
ペッレグリーニ 5.5
トナーリ 6.5
フラッテージ 5.5
ディマルコ 7.0
リッチ 5.5
カンビアーゾ 6.5
カラフィオーリ 5.5
バストーニ 6.5
ディロレンツォ 5.5
ドンナルンマ 6.0