2024年10月14日
UEFAネーションズリーグ グループA2 第4節
イタリアvsイスラエル
監督:スパレッティ ラン・ベン・シモン
イタリア
3511
レテギ9
ラスパドーリ10
トナーリ8 フラッテージ16
ディマルコ3 ファジョーリ7 カンビアーゾ20
カラフィオーリ5 バストーニ21 ディロレンツォ22(C)
ヴィカーリオ13
ベルギー戦から、ドンナルンマ⇒ヴィカーリオ、リッチ⇒ファジョーリ、ペッレグリーニ⇒ラスパドーリ。
ベンチは
GKドンナルンマ、ディ・グレゴーリオ
DFボンジョルノ、ガッビア、ベッラノヴァ、ウドジェ、オコリ
MFリッチ、ピジッリ
リッチからファジョーリ、ペッレグリーニからラスパドーリでベルギー戦よりは良いが、CBはどうにかならないのだろうか・・・
ボンジョルノとガッティはどれだけ良いパフォーマンスを見せても使われず、カラフィオーリとディロレンツォはパフォーマンスが悪くても使われ続ける。
フラッテージとトナーリの組み合わせ、レテギへの信頼もどうにかしてほしいが・・・
(この試合はそもそも招集メンバーが酷いので、前線と中盤はどうしようもないが)
イスラエル相手ならこれでも余裕だろうが・・・・
【0~15分】
イタリアはハイラインハイプレスでポゼッション。
イスラエルはハイラインハイプレスに近い、343で高めの位置でプレスするミドルブロック&プレスでポゼッション。
前の試合もそうだったが、これだけレベル差があって、下から丁寧に繋ぐのは無謀である。前からのプレスも無謀。後ろのスペースが空きすぎだし、これだけのレベル差でポゼッションは流石に無理。そもそも、このレベルでなぜグループAにいるのか、という話だが・・・
イタリアは、やはりファジョーリはリッチよりも良い。
クラブではアンカーではないというのは残念だが、ファジョーリのアンカーはインサイドハーフよりもポテンシャルが高い。
(ちなみにリッチもアンカーではないが・・・)
才能は非常にあるので、今後、レジスタとして育ってくれたらイタリア代表にとっては素晴らしく良いことなのだが、ユヴェントスでは戦術やロカテッリ等がいることから、厳しい。
ファジョーリは良い意味でイタリア人らしくなく、非常に足元の技術があり、細かいタッチができ、狭いところでもどんどん受けられて、ショートパスでリズムを出せる、スペイン人選手のようなタイプなので、レジスタとして育ってくれたら非常に貴重。
このままアンカーに慣れて、大成したら、だが。
現状はロヴェッラやマンドラゴラ、カタルディの方が良い。
あとは、トップ下が本職ではないペッレグリーニからラスパドーリになっているのも勿論良い。
イスラエルが弱いというのも勿論ある。
レテギが抜け出してGKと1対1になるが決められず。
イスラエルは裏を取られすぎ、前から守備をしすぎである。
【15~30分】
レテギが決定機を迎えるが決められず。
トナーリが決定機を迎えるが決められず。
一方的な試合。
ただ、イタリアはディロレンツォとカラフィオーリの守備が怖すぎる。
バストーニも本職の位置ではない。バストーニを真ん中は勿体なさすぎる。
【30~45分】
39分、トナーリが倒されてPK。レテギが決める。1-0
前半終了1-0
イタリアは圧倒はしているが、攻撃はもっとできる。
中盤と前線のメンバーが良くない。
また、カラフィオーリとディロレンツォのCBは本当にやめてほしい。
【45~60分】
イアリア(ハーフタイム)
ファジョーリ⇒リッチ
才能は見せていたが、パスミスが目立っていたので妥当か。慣れていないのだから仕方ない。
一番凄いのはアンカーの選手を一人も呼んでいない監督だが。
54分、ラスパドーリのFKからディロレンツォが頭で決める。2-0
【60~75分】
64分、コーナーキックがそのまま入る。2-1
完全にキーパーへの妨害に見えるが・・・
その前の判定もあり、イタリアがボルテージを上げ気味で攻め込む。
73分、ディマルコのグラウンダーのクロスをフラッテージが決める。3-1
イタリア
ディマルコ⇒ウドジェ
ラスパドーリ⇒マルディーニ
【75~90分】
79分、マルディーニの突破からウドジェが抜け出し、折り返しをディロレンツォが決める。4-1
イタリア
レテギ⇒ルッカ
イタリア
フラッテージ⇒ボンジョルノ
怪我。
試合終了
イタリア4-1イスラエル
これで4戦を終えて勝ち点は、
イタリア 10
フランス 9
ベルギー 4
イスラエル 0
まとめ
・イタリアは結果は出ているが、良いわけではない。
・フランスとベルギーは全く機能していなかったし、イスラエルは実力に差がありすぎる。
・433から3511に変えたことは大きく前進。
・ようやくクリスタンテを使わなくなったことも非常に良い。
・メンバーはおかしい。
・352にするべき。
イタリア
スパレッティ 5.5 以前よりは断然良いが、招集メンバーも含めて良いわけではない
レテギ 6.0 悪いというわけではないが代表スタメンレベルではない
ラスパドーリ 7.0 良かった
トナーリ 6.5 安定
フラッテージ 6.0 トナーリを使うならフラッテージではない
ディマルコ 6.5 いつも通り良い
ファジョーリ 6.0 ミスは目立ったが、才能は確か
カンビアーゾ 6.0 良い選手ではあるが逆足なことが微妙。左だとディマルコとウドジェの壁が高い
カラフィオーリ 5.5 守備能力を考えたら他の選手の方が良い。将来は分からないが。
バストーニ 6.5 普通に良いが、真ん中は勿体ない
ディロレンツォ 5.5 SBの選手をわざわざCBで使うほどイタリア代表は人材難ではない
ヴィカーリオ 6.5 ポテンシャルを考えたらドンナルンマを使い続けて構わないが、ヴィカーリオだと足元の技術を含めて安心感がある。