2024年10月19日
セリエA第8節
監督:モッタ Mバローニ
433
ヴラホヴィッチ9
ユルディズ10 カンビアーゾ27(C)
Dルイス26 Kテュラム19
ロカテッリ5
カバル32 カルル15 ガッティ4 サヴォーナ32
ディグレゴーリオ29
ベンチはダニーロ、ファジョーリ、ウェアー、バングーラ等。
流石にこれはメンバーがやばすぎる。
これでどうやって得点を奪おうというのか・・・
守備が固すぎて勝ち点は奪えているが、ビッグクラブとしてそれでは未来がない。
4231から433に変更したことは良いことだが(本来352にすべき)、この中盤と3トップでは機能しない。
ユルディズをどんどん中に入れて、中盤と右サイドを飛び出させて、とするならまだ良いが、モッタ監督は幅を取りたがるし、このメンバーでは、おそらくその戦術は取らないだろう。
4231
カステジャノス11
ザッカ-ニ10(C) ディア19 イサクセン18
ロヴェッラ6 ゲンドゥージ8
Nタヴァレス30 ロマニョーリ13 ヒラ34 マルシッチ77
プロヴェデル94
ベンチはパトリック、バシル、カストロヴィッリ、チャウナ、ペドロ、ノスリン等。
こちらも戦術もメンバーも良くはない。
4231の中ならまだ良い方だが、絶対に他のメンバー、戦術の方が強い。
今シーズンは4231に逃げる監督が多く、どうしてしまったんだ戦術大国・・・という形で残念でならない。
4231は扱いが単純かつ簡単なので、(戦力のゴリ押しさえできるなら)多少の結果は出るが、4231は戦術として明らかに弱いので、絶対にやめた方が良い。
【試合:簡易版】
ラツィオはミドルブロック&プレスでポゼッション。
ユヴェントスもミドルブロック&プレスでポゼッション。
ユヴェントスがボールを握ろうとするが、重心が後ろすぎ、幅を取りすぎにより、ボールを上手く運べない。
これをやるなら中盤に展開力と推進力、CF・WGに個の力が必要だが、どちらもない。
ただ、ラツィオが4231であまり攻撃も守備も良くないこと、ユヴェントスが433(4141)にしたことにより、守備が格段に良くなっていることから、ユヴェントスが優勢に進める。
ユヴェントス、モッタ監督は433さえ使えば非常に良い(このメンバーでなければ)。
ラツィオは厳しい。得点の匂いが一切しない。
ユヴェントスも攻撃は良くないのだが、守備で何もさせない。
22分、カルルが抜け出してGKと1対1になったところ、ロマニョーリが後ろから倒して一発退場。妥当。
ラツィオが守る。
85分、クロスがそのまま入る(プロヴェデルのミス?DFに当たってコースが変わった?)。1-0
試合終了
ユヴェントスは今までの4231だと攻撃が良くなく、守備も(ドン引きしているため)固いが、良くはない。
今日の433だと守備は良いが、攻撃は良くない。ただし、メンバーと戦術を少しいじれば攻撃も良くなる。
ラツィオは、Mバローニ監督が組織作りが安定している監督なので、4231でもある程度やれているが、このチームのポテンシャルはこんなものではない。
両監督、組織作り、(根本的にその戦術が良いかどうかは置いておいて)戦術の落とし込みは上手い監督なだけに、非常に勿体ない。