2024年10月20日
セリエA第8節
監督:ユリッチ Sインザーギ
3421
ドフビク11
ペッレグリーニ7(C) ディバラ21
ザレフスキ59 クリスタンテ4 コネ17 チェリク19
アンヘリーニョ3 エンディカ5 マンチーニ23
スヴィラル99
ベンチはパレデス、ソウレ、バルダンツィ等。
ディバラ、ソウレ、バルダンツィを頑なに同時起用しないのは何故なのか。
ボランチの人選、CBの人選もそうだが、これでは厳しい。
352
ラウタロ10(C) テュラム9
ムヒタリアン22 バレッラ23
ディマルコ32 チャルハノール20 ダルミアン36
バストーニ95 アチェルビ15 パヴァール28
ゾマー1
いつもと同じメンバー。
ベンチはデフライ、ビセク、ドゥンフリース、Cアウグスト、フラッテージ、アルナウトヴィッチ、タレミ、コレア等。
【試合:簡易版】
インテルはミドルブロック&プレスでポゼッション。
ローマは強めのプレスのミドルブロック&プレスでポゼッション。
インテルが優勢に進める。
インテルが序盤からどんどんチャンスを作る。
ローマは3421のため、守備で主導権を握ることは難しいため、攻撃で主導権を握らなければいけないが、このメンバーでは難しい。
ユリッチ監督は良い組織を作っており、戦術も悪くはないため、本当に勿体ない。
この中盤、WGでは上手く攻めることができないし、このCBで守るのは厳しい。
エンディカ、アンヘリーニョのCBでテュラムを抑えることは非常に厳しく、テュラムにやりたい放題されている。
チャルハノール⇒フラッテージ。
怪我。
アスラニがいないため、これは痛い。
バレッラがアンカーを務める。
ムヒタリアンのシュートはバー。
怪我。
60分、カウンターからラウタロが決める。0-1
試合終了
インテルはチャルハノールとアチェルビが早々に交代となってしまったが、インテルが良いというより、ローマの方が脅威ではなかった。
インテルはベテランが多いということや、昨シーズンにターンオーバーをほとんどせずに固定メンバーで戦い、EUROもあり、今シーズンもほとんどターンオーバーをせず、ということがあるからか、疲労が溜まっているのかもしれない。
やはり、昨シーズンほどの勝利は難しそうではある。
戦力の上積みはなく(控えは少し補強された)、ベテラン組がさらに歳を重ね、昨シーズンやEUROでのフル稼働があり、今シーズンも過密日程で、昨シーズンのラウタロの爆発もない。
ただ、ライバルも良いわけではないので、依然インテルも優勝候補ではあるのだが、今シーズンはコンテ監督がいるので、インテルも中々危うい。
ローマは、ユリッチ監督はこのままメンバーを変えないなら厳しい。
プロヴィンチャで結果を出した監督がビッグクラブに行ったときに良くあることなのだが、ユリッチ監督も同じ状態である。
プロヴィンチャでは、選手選考であまり選択肢はないため(そんなに良い選手がいないため)、とにかく走る選手で自分のガチガチの戦術で結果を出す、でも良いのだが、ビッグクラブではそうは行かない。
ビッグクラブでは、実力のある選手を使い、その実力のある選手達に合わせて戦術を作る必要がある。
(本来はプロヴィンチャもそうなのだが、プロヴィンチャではある程度の結果、内容でも許される)
自分の戦術に合う選手を使うのではなく、実力のある選手に合わせて戦術を作る必要がある。それができていない。
ユリッチ監督は自身の戦術にかなり拘りのある監督なので、これは厳しいかもしれない。