セリエA第18節 ラツィオvsアタランタ -やっと変えた監督と懲りない監督-



2024年12月28日

セリエA第18節

ラツィオvsアタランタ

監督:Mバローニ ガスペリーニ

 

ラツィオ

433

       カステジャノス11

ザッカ-ニ10(C)         チャウナ20

    ゲンドゥージ8   バシル7

        ロヴェッラ6

Nタヴァレス30 ロマニョーリ13 ヒラ34 マルシッチ77

        プロヴェデル94

 

4231から433に変更。

 

ザッカーニのところがディア、ゲンドゥージとバシルが左右逆ならほぼ完璧。

 

できればゲンドゥージのところを変えたいが、何とも言えない。

 

バロ-ニ監督の考える理想は(おそらく)433だと思われるので、やっと変えてくれた。

(当初433だったが、機能しなくて4231に変えた。それはメンバーが悪かっただけなのだが)

 

今シーズンで一番まともなメンバーとなっている。

 

アタランタ

3412

      ルックマン11 デケテラーレ17

         パシャリッチ8

ザッパコスタ77 エデルソン13 デローン15(C) ベッラノヴァ16

     コラシナツ23 ヒエン4 ジムシティ19

         カルネセッキ29

 

だからなぜ機能している343を使わずに、今まで機能した試しがない3412を使うのか・・・

 

せっかく343で首位に躍り出ているというのに、未だにたまに3412を使っているということが信じられない。

 

レテギはいないが、デケテラーレはむしろCFが本職であるし、右シャドーはザニオーロとサマルジッチがいる。

 

そもそも3412は2000年代初頭には使われなくなった古の戦術であり、352の完全下位互換であり、352に優っている点を教えてほしいのだが・・・

 

【試合:簡易版】

 

ラツィオはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

アタランタもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

アタランタがふざけており、攻守において機能していないので、ラツィオが優勢に進める。

 

ラツィオがやっと433にしたということ、イサクセンではなくチャウナを使っているということも大きい。ゲンドゥージが左なのは意味が分からないが。

 

また、攻撃時にバシルを前に行かせ、ゲンドゥージをかなり下げているが、それは良くない。ゲンドゥージは上手くないので、ゲンドゥージは前に行かせて良い。後ろはロヴェッラが一人いれば十分である。

 

ゲンドゥージのミドルはポスト。

 

アタランタは首位だが、それは所属選手にも監督にも合っている343にしたからという、至極当然勝つ単純な理由であり、ここ数シーズン頭が狂ったかのように重用した3412にするなら、まるで話にならない。

 

27分、ロヴェッラのパスにバシルが裏に抜け出して決める。1-0

 

バシルもチャウナもノスリンもディアも非常に能力が高い選手であり、ザッカーニ、イサクセンは首をかしげざるを得ないのにも関わらず、これまで前者は使われず、後者は使われていたので、まともなメンバー、戦術になればこのチームは強い。

 

88分、ほぼパワープレーの混戦から最後はブレシャニーニが決める。1-1

 

試合終了

ラツィオ1-1アタランタ

 

ラツィオは433にして格段に良くなっていたが、まだ慣れていないということ、なぜかゲンドゥージが左だったこと、ディアが使われていなかったこと、ゲンドゥージとバシルに与えていた役割が良くなかったことは残念であった。

 

アタランタは3412は禁止にした方が良い。まるで機能していない。

 

セリエAでは4231、3412は禁止にならないものだろうか・・・。4231や3412でまともなチームになるわけがない。

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ海外サッカーランキング

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへセリエAランキング

サッカーblogランキング