セリエA 2024-2025シーズン総括 -エンポリ-

エンポリ 18位 勝ち点31 得点33 失点59

 確かに戦力は乏しかったが、良いサッカーをしており、内容は良かったが、結果が付いてこなかった。降格するチームはほぼ100%監督が良くないのだが、ここまでやれる監督で、ここまで良くやっていて降格したチームは珍しい。

 

 今シーズンから新しく就任したダヴェルサ監督が良い仕事をし、良いチームに仕上がっていた。守備は安定して良かったし、攻撃についても、戦力が明らかに足りていないだけで、戦術・組織は良かった。

 

 全体的に戦力が乏しく、特に前線は非常に心許なかったが、組織的な守備と、カウンターに徹することで上手く良いチームに仕上げていた。

 

 昨シーズンに奇跡の残留を果たしたくらい苦戦し、さらに夏の移籍市場で、カプリーレ、ルペルト、ヴァルケヴィチュ、ベレジンスキ、マリン、カンビアーギ、カンチェッリエリ、ニアン、チェッリ等、昨シーズンの主力が軒並みチームを離れたが、安定した戦いをできたのは間違いなく監督の功績であり、ダヴェルサ監督は良い仕事をした。

 

 攻撃については、元々前線の戦力が足りず、さらにジルコフスキ、ソルバッケンが離脱していたこともあり、前線の戦力は非常に物足りなかったが、良い攻撃はしていた。ダヴェルサ監督が得意とする、フリーランや運動量を活かしながら、ショートパスとロングボールを上手く使い分ける早い攻撃をしていた。

 

 守備は、あまり良い守備になりづらい3421を基本としていたのにも関わらず、良い守備をしていた。ダヴェルサ監督の全員守備・組織的守備と、全員攻撃の運動量を活かしたチーム戦術が良く機能していた。なお、352も多く使用し、どちらも上手く扱えていた。

 

 良くなかった点を挙げるなら、悪くもないが、そこは違う選手の方が良いのではないか、という部分も多々あったが、機能させてはいたし、許容範囲ではあった。

 

 戦力は明らかに足りていなかったが、監督が良い仕事をしていただけに、降格は非常に勿体なかった。

 

 サッカーの質や内容、監督の実力や仕事ぶりだけでいうなら、セリエAトップクラスであった。もう一人活躍できるアタッカーが一人でもいれば、結果は大きく違っただろうに、勿体なかった。

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ海外サッカーランキング

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへセリエAランキング

サッカーblogランキング