EURO予選7試合目 イタリアvs北マケドニア -機能はしていない-

イタリア代表 FW フェデリコ・キエーザ

 

2023年11月17日

EURO予選7試合目

イタリアvs北マケドニア

監督:スパレッティ ミレフスキー

 

イタリア

433

     ラスパドーリ

キエーザ        ベラルディ

  ボナヴェントゥーラ バレッラ

     ジョルジーニョ

ディマルコ アチェルビ ガッティ ダルミアン

      ドンナルンマ

 

北マケドニア相手だからどうにかなるだろうが、433でハイラインをやるのにCBがアチェルビやガッティは厳しい。バストーニ、マンチーニロマニョーリ、ボンジョルノ辺りから選んでくれないと・・・

 

あとは、ここ最近ずっと良くなかったジョルジーニョがどうなるかが注目か。

(クリスタンテがアンカーを務める絶望に比べればまだ良いが・・・)

 

433の時点でそこまで良くないのだが、キエーザやラスパドーリをしっかり使っていこうとしている分、まだ良い。ただ、CBや中盤の人選には色々不安が多い。

 

グループCは現在、

イングランドが6試合で勝ち点16、ウクライナが7試合で勝ち点13、イタリアが6試合で勝ち点10、北マケドニアが6試合で勝ち点7、マルタが7試合で勝ち点0である。

 

つまり、イタリアは勝利がほぼマスト。

最終節はウクライナとの直接対決(アウェー)である。

(この試合で勝てば、最終節は引き分けでも2位になれる。引き分け、もしくは負けの場合でもウクライナに勝てば2位になる)

 

2位にすらなれないのは恥とかいうレベルではない。

 

前回はスパレッティ監督の初戦で北マケドニア相手に無様に1-1のドロー。今回は余裕をもって勝ちたい。余裕をもって勝って当然の試合である。

 

【0~15分】

 

イタリアはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

北マケドニアはミドルブロック&プレスでカウンター狙い。

北マケドニアはかなり守備的な4312。

 

イタリアがずっと持つ展開。

 

イタリアは、キエーザ、ディマルコ、ボナヴェントゥーラを中心に左から攻める。

 

ラスパドーリが抜け出して決めるが惜しくもオフサイド

 

北マケドニアの4312は守備的なフォーメーションではなく、守備的にいってカウンターを狙いたいのに4312なのは理解しがたい。良い守備ではない。4312で守り切ろうというのは無理がある。4312は本来かなり攻撃的な戦術である。

かなり守備的にしているが、スペースはある。守備は全然整備できていない。

 

イタリアは北マケドニアの守備が甘い、良くないため、中盤の隙をつきたいのだが、ジョルジーニョが上手くゲームメイクできれば良いのだが、全然できていないので、そこが物足りない。

 

【15~30分】

 

17分、ショートコーナーからラスパドーリのクロスにダルミアンが頭で合わせる。1-0

 

変わらずイタリアがずっと持つ。

北マケドニアはあまりにもやられすぎていたので4231に変える。

 

【30~45分】

 

38分、コーナーで北マケドニアがハンドでPK。しかし、ジョルジーニョが止められる。

 

41分、スローイン後の混戦からキエーザが見事なミドルを決める。2-0

 

48分、カウンターからベラルディのスルーパスに抜け出したキエーザがミドルを決める。3-0

 

前半終了3-0

 

そこまでイタリアが良いというわけでもなかったが、結果3-0。

良くはないが、とりあえず3-0ということでこの試合はこれで良い。

 

次の試合でクリスタンテを使う等のふざけたことがないように早く主力を休ませてほしい。

スパレッティは2連戦の時はかなり選手を入れ替えるので、いつもクリスタンテがけっこう出る。そしていつも最低な試合になる。)

 

北マケドニアはとにかく守備の入りが最悪だった。

 

この試合のイタリアの良くない原因の一番はレジスタの問題で、ジョルジーニョが良くない。

 

レジスタ問題はこの試合に限った話ではなく、今のところロカテッリくらいしか碌なプレーをしていないので(そのロカテッリも特別良いというわけでもない)、ミレッティ、カタルディ、ロヴェッラ、ペッシーナ、ガリアルディーニ、マンドラゴラ辺りは呼んで試してみるべきである。

 

あとは右WGも良くなく、CBの人選も良くない状態が続いている。

スパレッティのアッズーリの目立つ問題点が(352ではないことを置いておくならば)その三つ、レジスタ、右WG、CBの人選なので、本当にどうにかしてほしいものである。人材は豊富なのでどうにでもなるはずなのだが・・・

 

(他にも問題点は多くあるが、まずはすぐ解決するその三つの問題点を解決してほしいものである。守備戦術、相手・状況によって戦術を修正する、攻撃戦術等、変えなければいけない(がスパレッティだから変わることはないだろう)部分は多くある)

 

【45~60分】

 

51分、ショートコーナーから頭で1点を返される。3-1

油断しすぎである。

 

バレッラの決定機は決まらず。

 

北マケドニアが持ち、イタリアがカウンターを狙う展開に。

 

【60~75分】

 

イタリア

キエーザ→ザニオーロ

ジョルジーニョ→クリスタンテ

ボナヴェントゥーラ→フラッテージ

休ませ。

 

74分、遠目からのミドルがアチェルビに当たって軌道が変わり決まる。3-2

北マケドニア相手に2失点・・・

 

イタリアはかなり間延びしており、カウンターで点が取りたいのか、時間を使いたいのか、守りきりたいのか、前から守備をしたいのか、引いて守りたいのか等、意思疎通ができていなくかなりチグハグ。

 

【75~90分】

 

イタリア

ベラルディ→エルシャーラウィ

 

81分、バレッラのパスから裏に抜けたラスパドーリが決める。4-2

 

イタリア

ラスパドーリ→スカマッカ

 

早速スカマッカが抜け出してチャンスを迎えるが決められず。

 

93分、ディマルコの折り返しをエルシャーラウィが決める。5-2

 

試合終了。

イタリア5-2北マケドニア

 

結果は大勝だが、攻撃でも守備でも相変わらず課題が多かったイタリア代表。

433でやるにしてもメンバーも戦術も、もう少しまともにやってくれないと厳しい。

 

イタリア

スパレッティ 5.5 勝ちはしたが内容はあまり良くない

ラスパドーリ 6.5 裏抜け、ポストプレーで貢献

キエーザ 7.5 個人技でチームを牽引

ベラルディ 5.5 根本的に、能力的に厳しめ

ボナヴェントゥーラ 7.0 素晴らしいボールキープとパスで大きく活躍

バレッラ 6.5 安定のプレー

ジョルジーニョ 5.5 いる必要があったのかレベルで何もできなかった

ディマルコ 7.0 攻守両面で大きく貢献

アチェルビ 6.0 良くはない

ガッティ 6.0 良くはない

ダルミアン 6.5 安定

ドンナルンマ   6.0 良くはない

 

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