2024年6月25日
EURO2024 グループD第3節
オランダvsオーストリア
監督:クーマン ラングニック
オランダ
4231
デパイ10
ガクポ11 ラインデルス14 マレン18
フェールマン16 スハウテン24
アケー5 ファンダイク4(C) デフライ6 ヘールトライダ2
フェルブルッヘン1
前節からドゥンフリース→ヘールトライダ、フリンポン→フェールマン、Xシモンズ→マレン。
1戦目に近い形に戻す。いや、それは良くないが・・・
元々良くはないが、さらに良くない。
4231
アルナウトヴィッチ7(C)
ヴィマー23 ザビッツァー9 シュミット18
グリリッチュ10 サイヴァルト6
プラス8 ヴーバー2 ラインハルト15 ポッシュ5
ペンツ13
勝ち点は、
オランダ 4
フランス 4
オーストリア 3
ポーランド 0
となっており、オランダは引き分け以上で決勝トーナメント進出。
フランスと勝ち点で並ぶ場合は、得失点差は今のところ同じなので、この試合後の得失点差、それでも同じなら得点数勝負となる。
トーナメントの山的に1位の方が良さそうな山なので、1位になりたいところ。
オーストリアは勝てば決勝トーナメント進出。引き分けならフランスの結果次第+他のグループの結果次第。
【試合:簡易版】
オーストリアはハイラインハイプレス(ゲーゲンプレス)でポゼッション。
オランダはミドルブロック&プレスでポゼッション。
オーストリアがイケイケの守備とイケイケの攻撃で主導権を握る。
オランダは待ち受ける守備をする。オーストリア相手にそんなに守勢で良いのだろうか・・・
オランダは攻撃は繋げないし、守備もボロボロだしで、散々。
組織はオーストリアが完全に勝っている。タレントはもちろんオランダ。
6分、ボロボロの守備を突かれたところ、マレンがクロスをオウンゴールしてしまう。0-1
オランダは守備で守勢に回っているし、オーストリアのプレスを全くかわせないしで、完全にボロボロ。
ラインデルスとスハウテンのダブルボランチで良いと思うが・・・(どうしても4231でやりたい場合。どう考えても433の方が良い)
オランダは早く攻勢に回り、押し込みたいところである。
オランダが前から守備を行くようになり、ボールも握るようになる。
ただ、その分、オランダの後ろのスペースはかなり空いている。
オーストリアはそのスペースを使って、ショートカウンター、カウンターをしていく。
ラインデルスの素晴らしいスルーパスからマレンがGKと1対1になるが外してしまう。
オランダ
フェールマン→Xシモンズ
ラインデルスをボランチに、Xシモンズをトップ下に。
ずいぶん早い交代だが、良い交代(最初からそうした方が良いだけという話ではある)。
フェールマンは良くなかったし、オーストリアのプレスを掻い潜るにはラインデルスがボランチにいないと厳しいし、ラインデルスはトップ下の選手ではない。
オランダは繋ぎが良くなり、オランダが攻め込む。
ただし、オランダの守備がボロボロなことに変わりはないし、オーストリアも運動量豊富に果敢に攻めている(オランダの後ろのスペースが空きすぎている)。
前半終了0-1
【後半】
47分、ショートカウンターからガクポが決める。1-1
59分、クロスからシュミットが頭で決める。1-2
75分、クロスからデパイが決める。2-2
80分、カウンターからサビツァーが決める。2-3
試合終了
オランダ2-3オーストリア
オランダが敗北。オランダは良くないので、そこまで驚きはないが、オーストリアが思ったよりも良かった。また、オランダ相手に戦術が良くはまった形。
フランスが引き分けたため、オーストリアが首位通過。
フランスが2位。オランダは上位4枠に入れればトーナメントには行ける。
これでトーナメントの上の山が、スペイン、ドイツ、ポルトガル、フランスが同居するという地獄絵図に。