2024年6月21日
EURO2024 グループD第2節
オランダvsフランス
オランダ
4231
デパイ10
ガクポ11 Xシモンズ7 フリンポン12
ラインデルス14 スハウテン24
アケー5 ファンダイク4(C) デフライ6 ドゥンフリース22
フェルブルッヘン1
前節から、フェールマン→フリンポンで、ラインデルスがボランチに下がる。
ラインデルスがトップ下よりは、まだこちらの方が良いだろう。
フランス
4231
テュラム15
ラビオ14 グリーズマン7(C) デンベレ11
チュアメニ8 カンテ13
Tエルナンデス サリバ17 ウパメカノ4 クンデ5
メニャン16
エムバペが怪我ということでチュアメニが入る。
左サイドにラビオという訳の分からないことをやっている。そこまでして4231に拘る理由は何なのか・・・
433にすれば良いだけなのだが・・・
ただし、テュラムの左サイドは良くないし、ラビオのボランチも良くなく、逆にテュラムのCFは良く、1戦目よりも逆に良くなりそうではある。
【試合:簡易版】
オランダはミドルブロック&プレスでポゼッション。
4231であること、メンバーの守備も良くないことから、守備が良くない。
攻撃面はラインデルスが下がっている分、1戦目よりは良い。
ラインデルスとスハウテンのセリエAコンビは強力。(スハウテンは元)
ただ、このダブルボランチのコンビは守備がまずい。
オランダは352か433なら本当に強いのだが・・・
(フランスも同様に352か433なら本当に強い)
フランスはミドルラインのライン守備でポゼッション。
これも4231であるし、ライン守備であるしで、守備が良くない。
ただ、こちらは守備のメンバーが強い。
また、1戦目よりプレスが含まれているので、1戦目よりは良い。
強烈な攻撃の個があるオランダと、全体的にタレント力のあるフランス。
ボールはフランスが握る。オランダはポゼッションもするがカウンター気味になる。
フランスは、前節と違い、エムバペCF、テュラム左サイドの機能していなかった4231から、ラビオが左サイドから中に入ることによって、4231の致命的な欠点である中央に人が足りない、流動性がないというのがある程度解消され、また、中央にCFの役割がちゃんとできるテュラムが入ることにより、逆に良くなっている。
ただし、エムバペの個の力は欲しいので、普通にテュラムをCFでエムバペを左、ラビオは使わない、で良いと思うが(どうしても4231にしたい場合の話)。
ラビオの裏抜けからグリーズマンが決定機を迎えるが決められず。
グリーズマンがまたも決定機を迎えるが外してしまう。
やはり、オランダの守備が良くないということもあるが、フランスはラビオがボランチからいなくなること、テュラムがCFになることによって、良くなっている。
ガクポが個人技からミドルを打つが、メニャンが良いセーブ。
フランスも相変わらず4231のため中盤にスペースが空きすぎている。オランダも4231のため同様。
4231は中盤のスペースが消せないので、中盤中央のスペースをいかに使うかが重要な現代サッカーにおいては、とても使えるものではない。
代表チームは未だに4231が多いので、お互い様ということで、個が強い強豪国ならある程度何とかなってしまうが・・・
試合は、フランスが若干優勢だが、フランスも別に攻撃も守備も良いわけではないので(1戦目から比べたら良い)、オランダもチャンスはある。
前半終了0-0
フランスは1戦目より良くなっているし、オランダも1戦目より良くなっている。
特にオランダは、W杯やネーションズリーグから比べると格段に良くなっている(ラインデルスやスハウテン、デパイ他、中盤と前線のメンバーが格段に良くなっていることが大きい)。
【後半】
両チーム変えず。
試合終了
オランダ0-0フランス
両チームとも得点がもっと入っておかしくなかったが、フランスは決定機をかなり外し、オランダはメニャンの好セーブもあり、スコアレスドローに。
オランダもフランスも、チームとしてそこまで良くはないが、チームとして良いスペインやポルトガルに比べ、個々の力は上ではある。