セリエA第21節 ウディネーゼvsACミラン -ボロボロの両チーム-

ACミラン DF テオ・エルナンデス

2024年1月20日

セリエA第21節

ウディネーゼvsACミラン

監督:チョッフィ ピオリ

 

ウディネーゼ

352

    Rペレイラ ルッカ

   サマルジッチ ロヴリッチ

カマラ     ワラシ    エボセレ

  クリステンセン ペレス Jフェレイラ

       オコイェ

 

トヴァン、サクセスは使った方が良いと思うが・・・

 

これでは攻撃が良くなく、攻撃が良くないと、攻められる機会が増え、押し込む機会が減り、ボールの奪われ方も悪くなり、守備も辛くなる。

 

ACミラン

4231

       ジルー

レオン    ロフタスチーク  プリシッチ

    ラインデルス アドリ

Tエルナンデス ガッビア ケアー カラブリア

       メニャン

 

前節と同じメンバー。

 

もはや完全に4231となっている・・・。

まだマシなのが、チームとしての機能性は置いておいて、ラインデルスとアドリのダブルボランチなら攻撃面は見れるものであること(それも433の方が断然良いのだが・・・)。

 

この二人のダブルボランチなら、守備は置いておいて、二人ともゲームを作れるし、ボールを運べるため、4231でもまだ成り立つ。機能性は良くないが。

 

【0~15分】

 

ウディネーゼはミドルブロック&プレスでカウンター狙い。

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ミランが持つ展開。

 

ウディネーゼはそこまで悪くはないのだが、カウンター戦術なのに、2トップがスピードも個人技もないルッカペレイラなのが良くない。

守備も良いというわけではなく、このままではジリ貧である。

 

ミランがチャンスを作っていく。

 

アドリとラインデルスが非常に良く、ウディネーゼは守備が352のためある程度は保証されているものの、守備組織が良いわけではない。攻撃にも守備にも大きな問題を抱えている。

 

2トップさえ変えればもっと戦えると思うが・・・

 

守備については、中盤の守備が全くミランの選手を捕まえられていなく、CBの守備も良くなく、かなりボロボロ。

 

【15~30分】

 

ミランが優勢に進めるが、4231な上に守備があまり良くないアドリとラインデルスのダブルボランチのため、ミランも守備は良くない。

 

ウディネーゼミランの中盤、特にアドリとラインデルスに相当やられており、ラインデルス、アドリ、ロフタスチーク、Tエルナンデスにどんどん中盤中央を使われ、どんどん中央を崩されていく。

 

ここまで中央を崩されてしまうと、かなり厳しい。

 

【30~45分】

 

31分、Tエルナンデスの折り返しをロフタスチークが決める。1-0

 

41分、ケアーがサマルジッチに簡単に躱されてしまい、サマルジッチがミドルを決める。1-1

 

ミランは4231であること(一番の原因)、CBの能力が低い、ダブルボランチが守備が良くないアドリとラインデルスということで、本当に守備が悲惨。

 

この試合のような下位のチーム相手ならまだしも、これでリーグ戦を戦えると思っている監督が信じられない。

 

前半終了1-1

 

ミランは(ウディネーゼの守備の脆さもあり)攻撃は良いが、守備が悲惨。433に戻すだけで良いのだが、もはや監督交代でしか修正は不可能だとも思われる。

 

ウディネーゼは、2センターにサマルジッチとロヴリッチを使っているということもあり、そこまで悪くはないので、あとは2トップを変えた方が良い。トヴァンとサクセスは能力も高く、352に合っているので使わない理由がないが・・・

ペレイラも中盤で使って、中盤に推進力を持たせたい。

 

守備については明らかに駄目なので、FWにラインデルスとアドリを見させて、中盤中央も締めてもっと厚くし、ミランに中盤中央を使われないようにしなければいけない。

 

【45~60分】

 

ウディネーゼ(ハーフタイム)

ペレイラ→トヴァン

 

ウディネーゼは流石にまずいと思ったのか、重心を少し後ろにし、FWも少し下げ気味にし、アドリとラインデルスを見るようにし、中盤も締めて厚くする。良い修正。

 

ウディネーゼが修正したことにより、ミランは上手く攻めることができず、前半と同じようにプレーしようとし、中盤の網に引っかかる。

 

ウディネーゼ

エボセレ→エヒジブエ

サマルジッチ→パジェロ

 

【60~75分】

 

62分、トヴァンが個人技で決める。2-1

 

選手の質は完全にミランが上回っているが、監督の勝負で完敗しているが・・・

 

ミラン

ラインデルス→オカフォー

ロフタスチークをボランチに下げ、オカフォーをトップ下に。

 

ミラン

カラブリア→フロレンツィ

プリシッチ→ヨヴィッチ

スクランブル。

 

ウディネーゼ

ルッカ→サクセス

 

【75~90分】

 

83分、Tエルナンデスのクロスにジルーが合わせ、バーの跳ね返りをヨヴィッチが押し込む。2-2

 

ウディネーゼ

カマラ→ザラガ

 

93分、コーナーからオカフォーが押し込む。2-3

 

ミラン

レオン→ムサ

 

試合終了

ウディネーゼ2-3ACミラン

 

前半はウディネーゼがボロボロ(ミランも守備はボロボロ)、後半はウディネーゼが修正したが、ミランが終盤のスクランブルで何とか逆転。

 

ウディネーゼは352のため守備は成り立ってはいるが、良くない。セットプレーやクロス対応も良くなく、かなり厳しい。何より2トップは変えた方が良いと思うが・・・

 

ウディネーゼ

チョッフィ 5.5 

Rペレイラ 5.0 

ルッカ 5.5 

サマルジッチ 7.5 

ロヴリッチ 7.5 

カマラ 5.5 

ワラシ 6.0 

エボセレ 5.5 

クリステンセン 5.5 

ペレス 6.0 

Jフェレイラ 5.0 

オコイェ 5.5 

 

ミラン

ピオリ 5.0 攻撃はチームとして良いとは言えないが、ある程度のものにはなってきているが、守備についてはかなり厳しい。

ジルー 6.5 ポストプレー等で貢献

レオン 6.5 まずまず

ロフタスチーク 7.5 特に前半は中盤中央でボールを受けてボールを推進させていた

プリシッチ 6.5 まずまず

ラインデルス 7.5 特に前半はアドリとともに素晴らしいゲームメイクをしていた

アドリ 7.5 特に前半はラインデルスとともに素晴らしいゲームメイクをしていた

Tエルナンデス 7.5 相手を切り裂いていた

ガッビア 6.0 まずまず

ケアー 5.5 良くはなかった

カラブリア 6.0 まずまず

メニャン 6.0 まずまず

 

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