ミラン MF イスマエル・ベナセル
2023年12月30日
セリエA第18節
監督:ピオリ ディオニージ
433
ジルー
レオン プリシッチ
ロフタスチーク ベナセル
ラインデルス
フロレンツィ Tエルナンデス ケアー カラブリア
メニャン
前節からトモリ→フロレンツィ。
トモリ、ティアウ、カルルが離脱しているため、CBが全然いない。
433
ピナモンティ
ロリエンテ ベラルディ
バイラミ トルストヴェット
Mエンリケ
ペデルセン フェッラーリ エルリッチ トルヤン
コンシーリ
【0~15分】
サッスオーロはミドルブロック&プレスでポゼッション。
4231を使用していたためボロボロだったが、やっと433にする。良いことである。
ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。
なんと久しぶりの433。
負けや引き分けが続いて、ようやく改心したのだろうか。
シンプルにベナセルが底、ラインデルスが左、ロフタスチークが右で良いと思うが、それでも進歩していることに変わりはない。
ただ、この3人の位置だと守備バランスが心配ではある。
CBもケアーとTエルナンデスなので、守備はあまり良くないだろうが、それでも433にしているというだけで大きな前進である。
ミランが優勢に進める。
サッスオーロも433に戻しているだけあって、機能している。こちらも4231の時とは比べ物にならないほど機能している。
【15~30分】
ミランは久しぶりの433ということで、4231とは比べ物にならないくらいに良いのだが、CBの不安、中盤の3人の配置がおかしいことにより、そこが非常に残念。
なぜわざわざこの並びにしているのかは、全く理解はできない。
ラインデルスは左のインサイドハーフが圧倒的に良いし、ロフタスチークも右のインサイドハーフが良いし、ベナセルもアンカーが一番良いだろう。
わざわざ全員自分の適性ポジションではない場所で起用する意味が全く分からない。
ただし、何度も言うが、433にしているだけで機能性は4231の時とは比べものにならない。
攻撃も言わずもがな、守備も明らかに安定している。
変わらずミランが優勢に進めるが、サッスオーロも攻守ともに良くやっている。
【30~45分】
前半終了0-0
ミランは中盤の3人の配置は変えた方が良いが、それ以外は特に修正点はない。
【45~60分】
サッスオーロ(ハーフタイム)
エルリッチ→トレソルディ
両チーム特に変えず。
前半から変わらず、ミランが優勢だが、サッスオーロも攻守において十分にやれている。
59分、ベナセルのスルーパスをプリシッチが決める。1-0
【60~75分】
ベナセル→アドリ
ジルー→ヨヴィッチ
アドリがアンカーに、ラインデルスが右のインサイドハーフに。
ラインデルスとロフタスチークが逆の方が良いと思うが・・・
バイラミ→ヴォルパート
ベラルディ→カスティジェホ
負傷交代。
ロフタスチーク→ゼロリ(デビュー戦)
【75~90分】
ケアー→シミッチ
レオン→チュクウェゼ
ピオリ監督は毎回ケアーを交代させるが、試合途中でのCBの交代は全く持って良くないし(余程悪いプレーをしている時は別)、スタミナ面の心配だと思われるが、CBでスタミナ面の心配はする必要はないと思うが・・・。
ロリエンテ→ムラッティエリ
トルストヴェット→セイデ
試合終了
ミランは433にすることにより、攻守において比べ物にならないくらい機能性が出て、スコアこそ1-0だが、安定した試合運びで勝利。
これが1試合だけの433ではないことを願うばかりである。
対するサッスオーロも433に戻したことにより、断然良くなっている。
ピオリ 5.5 本当に久しぶりに433に戻したことは大きく評価できる(当然のことすぎて、評価するのもどうかという話だが)。ただし、中盤の配置が意味不明。
ジルー 6.5 ポストプレーで貢献。433なためスペースがあり、いつもより活きる。
レオン 6.5 433なためスペースがあり、いつもより活きる。
プリシッチ 7.0 433なためスペースがあり、いつもより活きる。
ロフタスチーク 6.0 右で良くないか・・・
ベナセル 6.5 アンカーで良くないか・・・
ラインデルス 6.5 左で良くないか・・・
フロレンツィ 6.0 安定
Tエルナンデス 6.0 良かったとも思わないが、無失点に貢献
ケアー 6.0 良かったとも思わないが、無失点に貢献
カラブリア 6.5 良かった
メニャン 7.0 良いセーブをしていた