セリエA第18節 ジェノアvsインテル -スタディオ・ルイジ・フェラーリス-

ジェノア FW カレブ・エクバン

 

2023年12月29日

セリエA第18節

ジェノアvsインテル

監督:ジラルディーノ Sインザーギ

 

ジェノア

352

   グズムンドソン エクバン

   ストロートマン フレンドルップ

マルティン    バデリ   サベッリ

  ヴィンター ドラグシン バーニ

      マルティネス

 

マリノフスキーがベンチ。

中盤でレジスタになれるマリノフスキー抜きで352は中々厳しいと思うが、インテル相手だから守備重視ということか?

 

その他は、ヴォリアッコ、バスケス、トルスビー、メシアス、レテギ等がベンチ。

 

インテル

352

  アルナウトヴィッチ Mテュラム

    ムヒタリアン バレッラ

Cアウグスト  チャルハノール  ダルミアン

  バストーニ アチェルビ ビセック

       ゾマー

 

ディマルコ、ラウタロ・マルティネスがベンチ外。

 

デフライ、パヴァール、ドゥンフリース、アスラニ、フラッテージ、サンチェス等がベンチ。

 

【試合:簡易版】

 

ジェノアはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

インテルもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

ジェノアはいくら相手が引き気味で守備をするインテルとはいえ、このメンバーでポゼションは無謀では・・・

 

ジェノアが攻撃でも守備でも積極的なため、インテルのカウンターや、プレスを掻い潜っての攻撃が刺さる。

 

また、ジェノアは相変わらず352の守備が微妙で、中盤を締めきれていないので、軽々と中盤中央で持たれてしまう。

 

ジラルディーノ監督は、433の時はあれほど美しい守備組織を見せていたのに、352になると戦術理解度が少し残念。

 

それでも、ある程度はできてはいるし、最初の頃よりはだいぶ完成度は上がってはいるが。

また、単純に後ろに人数は揃えているため、これでもある程度は守れるが、良いわけではない。

 

ジェノアは、インテルがCBにはプレスに来ないので、ボールは持てるが、CB以降の繋ぎはできない。

 

インテルのペースで試合は進む。

 

発煙筒の煙がすごすぎるということで試合が8、9分止まる。相変わらずルイジ・フェラーリスは発煙筒がえげつない。インテル戦ということでいつもよりさらに酷い。

 

インテルが押し込む場面が増えてくる。が、ジェノアも耐える。

ただ、インテルの攻撃をこの守備で耐え続けるのは、至難の業であると言わざるを得ない。

 

また、インテルはCBにもプレスをかけるように修正し、ジェノアは中々厳しい。

ただ、インテルは押し込んでいるし、良い形でファイナルサードまで持っていけるが、ラウタロ、ディマルコ、ドゥンフリースの攻撃力、得点力の高い3人がいないのは大きな懸念点。

 

アルナウトヴィッチも悪くはないが、得点力という面ではラウタロには大きく劣る。

 

ジェノアはエクバンが能力(特にスピード)が高いため、カウンターや裏一発で何とか攻撃はできるが、ジリ貧でしかない。

 

42分、ロングスローからベレッラのシュートがポストに当たり、跳ね返りをアルナウトヴィッチが押し込む。0-1

 

52分(前半アディショナルタイム中)、コーナーからドラグシンが頭で決める。1-1

ゾマー???

 

試合終了

ジェノア1-1インテル

 

ジェノアの352は、最悪とまでは言わないが、この戦術では複数得点が難しく、失点も0で抑えるのは難しい戦術のため、中々勝ち点は伸びない。

 

真の352の守備をすれば話は別だが、それでもメンバーを考えたら352はあまり合っていない。

加えて、グズムンドソンをインサイドハーフにするくらいのことをするなら352でも良いとは思うが。

 

インテルは単純にラウタロ、ディマルコ、ドゥンフリースがいなかったこと、あとはジェノアに粘られた。

 

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