セリエA第25節 モンツァvsACミラン -最低の王将-

モンツァ FW ダニー・モタ

2024年2月18日

セリエA第25節

モンツァvsACミラン

監督:パッラディーノ ピオリ

 

モンツァ

4231

     ジュリッチ

モタ    Vカルボーニ  コルパーニ

  ガリアルディーニ ペッシーナ

Aカルボーニ Pマリ イッツォ ビリンデッリ

    ディ・グレゴーリオ

 

ACミラン

4231

      ヨヴィッチ

オカフォー   ロフタスチーク   チュクウェゼ

     アドリ ベナセル

Tエルナンデス ガッビア ティアウ フロレンツィ

       メニャン

 

前節からケアー→ティアウ、カラブリア→フロレンツィ、レオン→オカフォー、プリシッチ→チュクウェゼ、ジルーヨヴィッチ。

 

ティアウが復帰。

 

ケアー、ラインデルス、ムサ、プリシッチ、レオン、ジルー等がベンチ。

 

選手個人の能力、特にレオンとプリシッチの能力にかなり頼ったサッカーをしているので、これで本当に大丈夫か不安しかないが・・・

 

また、チュクウェゼやオカフォーについては未だに使いこなせておらず、モンツァのホームでこれはまずい気がするが・・・

 

【0~15分】

 

ミランはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

モンツァもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

モンツァはいつもの343ではなく4231を選択。

 

ミランがボールを握っていく。

 

【15~30分】

 

モンツァは守備時は4141になり守る。

 

守備時に4141にすることで普通の4231よりは当然良いが、ミランの中盤にマンツーマン気味で付けることを意図しての4231(4141)だろう。

 

そこまで悪くもないが、抜群に良いというわけでもない。自分達のいつものやり方を捨ててまでやることでもないとは思うが・・・

単体の守備戦術として見てもそこまで良くはない。攻撃も悪くはないが、そこまで良くもない(守備も攻撃も決して悪くはない)。

 

今までミランにはずっとやられているため、変えたという形だろうか。それなら352の方が良いと思うが・・・

 

ただし、ミランミランで、相手がマンツーマンでくるなら、流動的に動いて、中央にスペースを作って、主にCFやWGが中央のスペースで受けることが非常に効果的だが、残念ながら4231はポジションが固定されてしまって、流動的になれない戦術のため、苦しい。

 

モンツァのこのやり方は、433や352のチーム相手なら非常に厳しいが、4231相手、時代遅れのサッカー、欠陥戦術を使用している今のミラン相手なら通用する。

 

試合は、モンツァは攻撃も守備もそこまで良くはないが、前述のようにミランが相変わらず4231を使用していることや、いつもレオンやプリシッチ頼みのため、ミランも攻撃が良くない。守備はいつも通り良くない。(モンツァはそこそこ。ミランが非常に悪い。いつも通り。)

 

試合は割と拮抗している。プロヴィンチャ相手にビッグクラブが拮抗しているというのもおかしい話なのだが。

 

【30~45分】

 

モンツァ

ディ・グレゴーリオ→ソレンティー

怪我。

 

44分、モタをティアウが倒しPK。ペッシーナが決める。1-0

 

51分、カウンターからモタが決める。2-0

 

パッラディーノ監督はいつもと違うミラン対策で良くやっているが、そんなことよりもピオリ監督がいつも通り酷い。

 

4231という全く機能していない欠陥戦術をずっと使い続け、どれだけ機能していなかろうが変えない。

モンツァの戦術にも対応できていない。

 

前半終了2-0

 

ミランは、433にすることが一番の解決法だが、そんなことはピオリ監督はしないだろうし、最悪4231のままでも、中盤を流動的に動かせて、WGも中央に侵入させていけば良いが、その修正すらピオリ監督はできなさそうで怖い。

 

そのため、レオンやプリシッチを投入するくらいしかないのではないだろうか。

 

モンツァは、このミラン対策の4231(4141)は嵌っていると言えば嵌っているが、それはピオリ監督だからであり(それも含めての対策と言えばそれはそうだが・・・)、決して良くはないので、変えた方が良い。

 

2点リードしたので、352もしくは3511くらいで引きこもって良い。このまま続けても、ミランが修正してくるなら、非常に怪しい。

 

【45~60分】

 

ミラン(ハーフタイム)

オカフォー→レオン

チュクウェゼ→プリシッチ

アドリ→ラインデルス

まぁそうだろう。これでモンツァは前半と同じままだと少し厳しそうだが。

 

モンツァは特に変えず。

 

ミランも特に変えていないが、レオン、プリシッチ、ラインデルスという強力な選手が入ることによって攻撃が活性化。

 

50分、ボールのない所でヨヴィッチが相手を叩き、レッドで退場。

ミランは、2点差で10人は流石にもう厳しいが、モンツァも守備が良いわけではないので、そこが救い。

 

ミラン

ベナセル→ジルー

ロフタスチークをボランチに下げて441にする。

 

モンツァは後ろでボールを回して時間を使っていく。

ミランはただでさえ元々守備が酷い上に、10人になっており、また、捨て身で攻めてきているので、点を取りに行って良いと思うが・・・

 

ミランは、10人ながらもメンバーが変わり、また、10人になり逆にスペースが空いたことや、モンツァの守備が良くないこともあり、攻撃はできている。

 

【60~75分】

 

64分、フロレンツィのクロスをプリシッチがすらし、ジルーが決める。2-1

 

モンツァ

ジュリッチ→コロンボ

Vカルボーニ→ボンド

 

【75~90分】

 

モンツァ

コルパーニ→Pペレイラ

モタ→Dマルディーニ

 

ミラン

フロレンツィ→ムサ

 

88分、プリシッチが個人技から左足で見事なシュートを決める。2-2

 

90分、ボンドが見事なミドルを決める。3-2

 

95分、カウンターからコロンボが決める。4-2

 

試合終了

モンツァ4-2ACミラン

 

モンツァ

パッラディーノ 6.5 ミラン対策もしていたし、勝ちもしたが、そこまで良かったわけではない

ジュリッチ 6.5 

モタ 7.5 

Vカルボーニ 6.0 

コルパーニ 6.0 

ガリアルディーニ 6.0 

ペッシーナ 6.5 

Aカルボーニ 5.5 

Pマリ 5.5 

イッツォ 5.5 

ビリンデッリ 5.5 

ディ・グレゴーリオ - 

 

ミラン

ピオリ 4.5 最悪だった

ヨヴィッチ 5.0 プレーも良くはなかったが、退場が最悪だった

オカフォー 5.0 特に何もできず

ロフタスチーク 5.5 監督から禁止されているのだろうが、以前のように勝手にインサイドハーフ気味に位置取ってくれれば、チームも少しはマシになるのだが・・・

チュクウェゼ 5.0 特に何もできず

アドリ 6.0 まずまず

ベナセル 6.0 まずまず

Tエルナンデス 6.0 まずまず

ガッビア 5.5 微妙

ティアウ 5.0 最初の2失点に絡む良くない出来だった

フロレンツィ 5.5 微妙

メニャン 5.5 良くはなかった

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ海外サッカーランキング

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへセリエAランキング

サッカーblogランキング