セリエA第33節 ACミランvsインテル -スクデットを賭けたミラノダービー-

インテル FW マルクステュラム

2024年4月22日

セリエA第33節

ACミランvsインテル

監督:ピオリ Sインザーギ

 

ACミラン

4231

      レオン

プリシッチ  ロフタスチーク    ムサ

    アドリ ラインデルス

Tエルナンデス トモリ ガッビア カラブリア

      メニャン

 

レオンが1トップ。

 

守備を考えてのことだろうが、これでは厳しい。

守備を考えるなら433にしてレオンを1トップとしなければいけない。

 

また、1トップにするとしても、本当にレオンに動き方を指導できているのか。

 

また、アドリとラインデルスのダブルボランチでは守備がまずすぎる。

 

アドリとラインデルスの左右も逆であり、右サイドがムサなのも酷く、相変わらず酷い采配となっている。

 

フロレンツィ、ベナセル、チュクウェゼ、オカフォー、ジルー等がベンチ。

 

インテル

352

    ラウタロ Mテュラム

   ムヒタリアン  バレッラ

ディマルコ    チャルハノール   ダルミアン

  バストーニ アチェルビ パヴァール

        ゾマー

 

いつものメンバー。

 

 

インテルが勝てば、インテルスクデット獲得となる。

 

ミランが勝とうがインテルスクデットは確定的だが、プライドをかけた試合となる。

ミランのこのスタメンでは、インテルの勝利以外考えられないが・・・

 

【0~15分】

 

インテルはミドルブロック&プレスでポゼッション、カウンター狙い。

 

ミランはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

ミランは、レオンが流動的に動き、プリシッチが中気味(ほぼロフタスチークとのダブルシャドー)に動く。

 

3421気味の4231。

 

レオンの動き、役割に関してはそこまで悪くはないが、433ではないこと、ラインデルスとアドリの位置が逆なこと、右サイドがムサなことが良くない。

 

433でレオンの1トップだったらまだ良かっただろうが・・・

 

ミランがボールを持つ展開。

しかし、守備の固さが全く違い、ミランは崩せているわけではないので、インテルが断然有利。

 

これでミランが勝てる未来は全く見えない。

 

【15~30分】

 

18分、コーナーからアチェルビが決める。0-1

これでもう完全に終わり。

 

ショートカウンターからラウタロが決定機を迎えるが外してしまう。

 

カウンターからレオンがチャンスを迎えるがゾマーがセーブ。

 

【30~45分】

 

ミランは攻撃が全くうまくいかない。

レオンも流動的に動かなくなり、崩す手段が皆無。

 

今までサイドの個人技に頼りっぱなしだったので、サイドにレオンもプリシッチもいないと崩す手段がない。

 

カウンターからテュラムがチャンスを迎えるが決められず。

 

ミランはレオンのキープからの折り返しからカラブリアがチャンスを迎えるがゾマーがセーブ。

 

インテルはカウンターからムヒタリアンがチャンスを迎えるがメニャンがセーブ。

 

ミランはレオンがアタッキングサードで前を向いて持てると良い形にはなる。

 

前半終了0-1

 

ミランがボールこそ持つが、終始インテルが優勢に試合を進めた。

 

インテルはあと1、2点入っていてもおかしくなかったので、ミランは幸運だった。

 

ミランは、4231から変えないことが前提なら、ロフタスチーク→ジルー、ムサ→チュクウェゼ、アドリ→ベナセルで、

 

    ジルー

レオン プリシッチ チュクウェゼ

  ラインデルス ベナセル

 

だろうが、これはこれで守備がまずいが、どうせ今のままでも守備は酷いので、ワンチャンス最低攻撃は何とかなる上記の形に修正がベストか。4231な時点でベストではないが。

 

インテルはスタミナ面など考慮して投入していく形で良いだろう。

 

【45~60分】

 

両チーム、メンバー交代もなく、特に変更なし。

 

ミランは前半から3421に近い形ではあったが、より3421に近い形になってはいるか?

あまり変わらず。

 

インテルは良いが、ミランは変えないと・・・

 

49分、テュラムがミドルを決める。0-2

 

ミランはもうボロボロである。

 

ミラン

ラインデルス→ジルー

 

ジルーをCF、レオンを左、プリシッチをトップ下、ロフタスチークをボランチに。

 

【60~75分】

 

ミランはもはやスペースが空きすぎて、やられたい放題。

 

ミラン

ロフタスチーク→チュクウェゼ

アドリ→ベナセル

ほぼスクランブル。

 

【75~90分】

 

インテル

バレッラ→フラッテージ

ディマルコ→Cアウグスト

 

ミラン

ムサ→オカフォー

完全にスクランブル。

 

80分、コーナーの流れから、最後はトモリが頭で押し込む。1-2

 

ミランが捨て身で攻め、インテルが守る。

 

インテル

チャルハノール→アスラニ

ダルミアン→ドゥンフリース

 

インテル

バストーニ→デフライ

 

93分、Tエルナンデスとドゥンフリースが掴み合いで退場。

 

97分、コーナーでカラブリアが手で相手を振りほどこうとして倒して退場。

 

試合終了

ACミラン1-2インテル

 

インテルスクデットを獲得。

 

今シーズンは、戦力で言えばミランインテルユヴェントスが明らかにずば抜けていたが、Sインザーギ監督は安定、ピオリ監督とアッレグリ監督はあまりにも酷い醜態を見せ、監督の差が如実に出た形となった。

 

ACミラン

ピオリ 4.5 

レオン 6.0 

プリシッチ 6.0 

ロフタスチーク 5.5 

ムサ 5.5 

アドリ 5.5 

ラインデルス 5.5 

Tエルナンデス 6.0 

トモリ 6.0 

ガッビア 6.0 

カラブリア 6.0 

メニャン 5.5 

 

 

インテル

Sインザ-ギ 6.5 

ラウタロ 6.5 

Mテュラム 7.5 

ムヒタリアン 7.0 

バレッラ 6.5 

ディマルコ 6.0 

チャルハノール 6.0 

ダルミアン 6.0 

バストーニ 6.5 

アチェルビ 6.5 

パヴァール 6.5 

ゾマー 6.5 

 

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