2024年4月6日
セリエＡ第31節
監督：ピオリ ゴッティ
4231
ｼﾞﾙｰ
ﾚｵﾝ ﾌﾟﾘｼｯﾁ ﾁｭｸｳｪｾﾞ
ﾗｲﾝﾃﾞﾙｽ ｱﾄﾞﾘ
Tｴﾙﾅﾝﾃﾞｽ ﾄﾓﾘ ｶﾞｯﾋﾞｱ ｶﾗﾌﾞﾘｱ
ﾒﾆｬﾝ
4231なことは置いておいて、4231としては良いメンバー。
プリシッチのトップ下は、ロフタスチークがやるよりは断然良い。
プリシッチがそもそも中気味にプレーした方が個人としても良いし、何よりチームとしても良い。
（433なら中で持てる選手がラインデルスとロフタスチークの二人になるため良いが、4231だとトップ下の選手しか中央にいないが、そこがロフタスチークでは中で持てなくなり、単調なサイド攻撃にしかならない）
ただし、ボランチにベナセルがいないと守備が不安。いても4231では不安しかないが。
フロレンツィ、ベナセル、ムサ、オカフォー等がベンチ。
433
ｸﾙｽﾄｳﾞｨｯﾁ
ﾊﾞﾝﾀﾞ ﾄﾞﾙｸﾞ
Jｺﾞﾝｻﾚｽ ﾌﾞﾗﾝ
ﾗﾏﾀﾞﾆ
ｶﾞｯﾛ ﾎﾟﾝｸﾞﾗﾁｯﾁ ﾊﾞｽｷﾛｯﾄ ｳﾞｪﾇｰﾃｨ
ﾌｧﾙｺｰﾈ
ダベルサ監督が相手選手に頭突きをしたということで解任。
ゴッティ監督が就任したレッチェ。
非常に強かったストレフェッツァの0トップをやめてしまい、放出までしてしまった罪はあまりにも大きすぎるが、安定はしていたので、解任は良くない。
ミランのメンバーが良いこともあり、サンシーロであり、ゴッティ監督なら、レッチェは引き分けすら困難だろう。
【0～15分】
レッチェはミドルラインハイプレスでポゼッション。
ミラン相手にそれは無理がある。
戦術自体も無謀だが、組織作りができていない。
ラインが低いのにプレスをかけ、そのプレスもバラバラ。
色んな所にスペースが空きすぎている。
ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。
ミランはなんと前節と同じく、攻撃時に右SBのカラブリアをボランチに上げ、ラインデルスとプリシッチをインサイドハーフのように扱う戦術を採用。
機能する戦術を取るのが一夜限りなことが多かったため、非常に良いことである。
守備も433にした方が良いのだが・・・
6分、チュクウェゼの個人技からプリシッチが見事なミドルを決める。1-0
試合開始前から分かり切っていることだったが、ここまで早くゴールが決まったらもう一方的な試合だろう。
予想通りミランがボコボコにしていく。目も当てられない。
チュクウェゼが非常にキレキレのドリブルを見せている。ようやく本領を発揮してきている。
これはミランにとって非常に大きい。
チュクウェゼが右WGで計算できるなら、プリシッチを本領が発揮できるトップ下で起用でき、レオンの控えにもなる。
また、カウンター気味に戦うなら、レオンをトップ下でプリシッチを左WGでも良い。
一番は433にすることではあるが・・・
レッチェは、中盤より前はプレス（バラバラの）をかけるが、DFラインが、ラインも低ければ、プレス意識もなく、惨状。
今まで引いて守っていたチームであり、しかも相手がミランなのだから、当然そうなってしまう。
前からプレスをかけて守れるような戦力ではない。ミランが相手では無ければまだ分からないが、ミラン相手には無謀。
【15～30分】
ミランは、攻撃時は433になるため非常に良いが、守備は相変わらず4231のため良くない。
相手がレッチェだから大丈夫だとは思うが。
20分、アドリのコーナーをジルーが頭で決める。2-0
【30～45分】
変わらずミランが持ち、圧倒していく。
45分、クロスの競り合いでクルストヴィッチがチュクウェゼに飛び蹴りし、一発退場。
見えてなかっただけだと思うが、これは流石にレッドカード。
ひとまずレッチェはバンダをトップにして441に。
退場がなくてもどうしようもない試合だったので、影響はほぼない。
前半終了2-0
ミランは特に修正点はない。主力を早く休ませたいところ。
レッチェはもうどうしようもない。
【後半】
レッチェ（ハーフタイム）
バンダ→アルムクヴィスト
ピッコリをＣＦ、アルムクヴィストを右、ドルグを左にして441。
57分、ファールじゃないかとレッチェの足が止まっているところ、アドリのスルーパスにレオンが抜け出して決める。3-0
試合終了
ﾋﾟｵﾘ 6.5 攻撃面は良かった
ｼﾞﾙｰ 6.5
ﾚｵﾝ 7.0
ﾌﾟﾘｼｯﾁ 7.0
ﾁｭｸｳｪｾﾞ 7.0
ﾗｲﾝﾃﾞﾙｽ 7.0
ｱﾄﾞﾘ 7.0
Tｴﾙﾅﾝﾃﾞｽ 6.5
ﾄﾓﾘ 6.5
ｶﾞｯﾋﾞｱ 6.0
ｶﾗﾌﾞﾘｱ 7.0
ﾒﾆｬﾝ 6.5
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