セリエA第30節 ラツィオvsユヴェントス -完璧な采配-

ラツィオ 監督 イゴール・トゥドール

2024年3月30日

セリエA第30節

ラツィオvsユヴェントス

監督:トゥドール アッレグリ

 

ラツィオ

3421

     カステジャノス

   ペドロ Fアンデルソン

ザッカーニ  カマダ カタルディ マルシッチ

   ヒーラ ロマニョーリ カザーレ

      マンダス

 

辞任したサッリ監督の後を継ぎ、1試合目のトゥドール監督。

 

フォーメーション、メンバー、配置を見る限りは非常に良さそうである。

現状のラツィオではベストに近い布陣(おそらく戦術も)と言って良さそうである。

 

このメンバー、フォーメーション、配置で、サイドは両WBに任せてペドロとFアンデルソンを自由に流動的に動かせて、そこに鎌田が絡む戦術を取るなら非常に良い。

 

433では守備が崩壊していたし、攻撃も機能していなかった。

 

この3421なら守備も安定するし、攻撃も機能するだろう。

 

ゲンドゥージ、Lアルベルト、イサクセン、インモービレ等がベンチ。

 

ユヴェントス

433

      Mキーン

キエーザ        カンビアーゾ

   ラビオ   ミレッティ

      ロカテッリ

デシーリオ ブレーメル ルガーニ ダニーロ

      シュチェスニー

 

今までの352から433に変更。

 

急にどうしたのか分からないが、このメンバー、監督で433は機能するわけがないと思うが・・・

 

ガッティ、ウェアー、イリングJ、マッケニー、ユルディズ等がベンチ。

 

【試合:簡易版】

 

ラツィオはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ユヴェントスはミドル(ロー)ブロック&プレスでポゼッション。

 

ラツィオは予想通りの戦術。

非常に良い。

 

サイドは両WBに任せて、シャドーのペドロとFアンデルソンを自由に流動的に動かせて、そこにCHの鎌田が絡む戦術を取る。CFのカステジャノスも動き回って流動的に攻撃していく。

 

これならザッカーニも使い物になるだろうし、何よりペドロとFアンデルソンが中央気味で自由に動けるのが良い。

 

ゲンドゥージやLアルベルトではなく、この戦術なら鎌田なので(Lアルベルトと鎌田、カタルディとLアルベルトも試してみて良いとは思うが)、とりあえずまだ1試合目だが、トゥドール監督は非常に高く評価できる。

 

当然のことなのだがインモービレではなくカステジャノスを起用しているのも良いし、完璧な選手選考、戦術と言える。

 

ユヴェントスはなぜ433にしたのか分からないが、これは機能するわけがない。

 

攻撃は言わずもがな、守備もラインが低すぎて話にならない。

攻撃面、守備面、メンバー、慣れ、何をとっても352から変える理由がない。

 

ラツィオがボコボコにしていく。これは試合にならない。

 

ラツィオが次々と崩し、どんどんチャンスを作っていく。

 

ラツィオは本当に所属選手に合った完璧なメンバー、戦術を採用しており、美しい。

 

ラツィオが圧倒し、チャンスも数多く作るが、最後だけ中々決まらない。シュチェスニーも頑張っている。

 

93分、ゲンドゥージのクロスをマルシッチが頭で決める。1-0

 

試合終了

ラツィオ1-0ユヴェントス

 

ユヴェントスが酷すぎたが、それでもラツィオが素晴らしかった。

 

ラツィオ

トゥドール 7.5 まだ1試合目だが、ひとまず1試合目は完璧だった。これが続くかは分からないが、監督としての素質の高さを見せた

カステジャノス 7.0 

ペドロ 7.0

Fアンデルソン 7.0 

ザッカーニ 6.5 

カマダ 7.0 

カタルディ 6.5 

マルシッチ 6.5 

ヒーラ 6.5 

ロマニョーリ 7.0 

カザーレ 6.5 

マンダス 6.0 

 

ユヴェントス

アッレグリ 3.5 何を考えているのか知らないが、悲惨だった

Mキーン 5.0 

キエーザ 6.0 

カンビアーゾ 5.0 

ラビオ 5.0 

ミレッティ 5.5 

ロカテッリ 5.5 

デシーリオ 5.5 

ブレーメル 5.5 

ルガーニ 5.5 

ダニーロ 5.5 

シュチェスニー 7.0 

 

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