セリエA第26節 ACミランvsアタランタ -圧倒の戦術-

アタランタ GK マルコ・カルネセッキ

 

2024年2月25日

セリエA第26節

ACミランvsアタランタ

監督:ピオリ ガスペリーニ

 

ACミラン

433

         ジルー

レオン          プリシッチ

   ロフタスチーク    ベナセル

         アドリ

Tエルナンデス ガッビア ティアウ フロレンツィ

         メニャン

 

前節からオカフォー→レオン、チュクウェゼ→プリシッチ、ヨヴィッチ→ジルー。

 

カラブリアとカルルがベンチに復帰している。

 

セリエA最高の中盤であるラインデルスをベンチに置く監督がこの世に存在して良いのだろうか・・・

(4231ならベナセルやアドリと大して変わらないが、そもそも4231なことが最高に狂っている。ラインデルスは怪我かもしれないが)

 

アタランタ

3412

   デケテラーレ ミランチュク

     コープマイネルス

ルッジェーリ エデルソン デローン  ホルム

   コラシナツ ジムシティ スカルヴィーニ

        カルネセッキ

 

懲りずに3412。

スカマッカもルックマンも使いこなせない監督とはどうなのだろうか・・・

 

こんなフォーメーションとメンバーで、やらなくても機能しないと分からないものなのだろうか・・・

 

【0~15分】

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ミランは懲りずにまたいつもの4231かと思いきや、何と433。これは良い。16試合?ぶりくらいの433。

 

4231と433では攻守両面において機能性が天と地ほども違う。

(433なら尚更ラインデルスは使わないといけないが・・・)

 

433でやるなら、ミランに敵はいない(インテル以外)。3412の、機能するわけのないアタランタでは勝負にならない。

 

3分、レオンがドリブル突破から見事なシュートを決める。1-0

 

アタランタはハイラインハイプレス(というよりはミドルラインハイプレス)でポゼッション。

 

3412でハイラインハイプレスなんてした日には、当然守備は崩壊する。なおのこと、ハイプレスなのにラインが低いため、間延びして最悪なことになっている。

攻撃も機能するわけがないし、本当にガスペリーニ監督は何がしたいのだろうか。

 

ミランが圧倒していく。

 

ミランが433で臨んだ試合は、インテル戦を除けば9連勝くらいだが、これほど目に見えるほどに内容も結果も4231とは大きく異なるにも関わらず、なぜ分からないのだろうか。

 

どうせまた4231に戻しそうなので、ピオリ監督のシーズン末の解任は必須だろう。4231を一生封印するという誓約書を書くなら続投でも良いとは思うが・・・

 

【15~30分】

 

本当にミランは攻撃も守備も断然機能性が異なる。

この433にラインデルスがいれば、本当に手が付けられないチームになるのだが(実際に序盤戦はなっていた)、監督があまりにもおかしすぎて現在の結果に至っている。

 

対するアタランタは、3412という戦術な時点で相当終わっているのだが、メンバーも、足元テクニック系のデケテラーレ、ミランチュク、コープマイネルスを前線に3人並べて本当に機能するとでも思っているのだろうか・・・

 

ミランが次々崩していく。

 

【30~45分】

 

41分、コーナーキックでジルーがホルムを倒したor蹴ったでPK。これでPK?

むしろシミュレーションでホルムにカードで良いような気がするが・・・

コープマイネルスが決める。1-1

 

メニャンはPKを止めてくれる気がしないのが少し残念。毎回早く飛びすぎて全く止められていない。

 

前半終了1-1

 

ミランはベナセル(アドリ)に代えてラインデルスを投入し、ラインデルスを左、ロフタスチークを右にすれば良い。

相当久しぶりにだが、戦術上の修正の必要はない。

 

アタランタ微塵も機能していない。幸運なPKで追いつきはしたが、攻撃も守備も機能していない。

343でルックマンやスカマッカを使い、コープマイネルスをボランチにする必要がある。

 

【45~60分】

 

アタランタ(ハーフタイム)

デケテラーレ→ルックマン

ホルム→ザッパコスタ

ルックマンを入れることによって少しはまだ良くなるだろうが、3412のままでは大して意味がない。

 

変わらずミランが優勢に進める。

 

アタランタはほぼ何もできていない。

 

ミラン

フロレンツィ→カラブリア

 

【60~75分】

 

完璧に崩してカラブリアがシュートを打つがカルネセッキがファインセーブ。

 

アタランタ

ミランチュク→スカマッカ

 

ミランが次々チャンスを作るが決められず。

 

ピオリ監督はまだ動かないのだろうか・・・

 

アタランタは途中から引きこもり始める。

ミドルラインハイプレスよりは何倍もマシ。

 

【75~90分】

 

アタランタ

ルッジェーリ→ヒエン

 

ミラン

ベナセル→ムサ

 

ジルーが決定機を迎えるがザッパコスタが頭でブロック。

 

変わらずミランがずっと攻める。アタランタアタッキングサードにすら行けない。

 

ミラン

プリシッチ→オカフォー

オカフォーを左、レオンを右に。

 

アタランタ

スカルヴィーニ→トロイ

怪我。

 

試合終了

ACミラン1-1アタランタ

 

結果こそドローだが、ミランが圧倒した形となり、引き分けたのも良く分からないPK、及び数々のチャンスを決めきれなかった、ラインデルスがいなかった、ロフタスチークが左だったことによるものなので、絶対に433は続けるべきだし、続けない理由がない。

 

4231と比べて守備が格段に異なるし、攻撃も明らかに433の方が良い。4231のメリットが一切ない。

 

アタランタは相変わらず微塵も機能していない。3412以外もたまに使っているので、その時は良いが、3412は機能するわけがない。

 

ACミラン

ピオリ 7.0 久しぶりの433で非常に良かった。ただし、怪我かコンディション不良か分からないが、ラインデルスがいなかったこと、交代が遅かったことが残念。

ジルー 5.5 まずまず

レオン 7.0 個人技で良いプレーを何度か見せていたが、軽いプレーも散見された

プリシッチ 6.5 安定

ロフタスチーク 6.5 慣れない左ということもありそこまで良くはなかった

ベナセル 7.0 後半戦はまだしも前半は良かった

アドリ 7.0 良いゲームメイクをしていた

Tエルナンデス 6.5 まずまず

ガッビア 6.5 安定

ティアウ 6.5 安定

フロレンツィ 5.5 あまり良くはなかった

メニャン 6.0 まずまず

 

アタランタ

ガスペリーニ 4.5 酷い。

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ海外サッカーランキング

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへセリエAランキング

サッカーblogランキング