セリエA第5節 インテルvsACミラン -ミラノダービー-

 

2024年9月22日

セリエA第5節

インテルvsACミラン

監督:Sインザーギ フォンセカ

 

インテル

352

     ラウタロ10(C) テュラム9

    ムヒタリアン22    バレッラ23

ディマルコ32   チャルハノール20     ドゥンフリース2

   バストーニ95 アチェルビ15 パヴァール28

         ゾマー1

 

いつものメンバー。

 

ベンチはデフライ、ダルミアン、ビセク、Cアウグスト、アスラニ、ジエリンスキ、フラッテージ、アルナウトヴィッチ、タレミ、コレア等。

 

ACミラン

4231

       エイブラハム90

レオン10      モラタ7    プリシック11

    ラインデルス14  フォファナ29

Tエルナンデス19(C) トモリ23 ガッビア46 エメルソン22

         メニャン16

 

前節からパヴロヴィッチ⇒トモリ、ロフタスチーク⇒モラタ。

 

ベンチはパヴロヴィッチ、ティアウ、ロフタスチーク、ムサ、チュクウェゼ、オカフォー、ヨヴィッチ等。

 

トップ下にモラタが入れば442気味になるので、いつもの古典的な4231よりは良い(フォンセカ監督は4231としてやっていると思うが)。

 

442も時代遅れの産物ではあるが、同じ時代遅れの産物の442と4231なら、まだ攻撃でのやりようがある分、442の方が良い。

 

【0~15分】

 

ミランはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

インテルもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

ミランはモラタが自由に動いて良いポジショニングをするので、いつもより断然良い。

 

トップ下としても良い働きをしており、前に入る時もFWが2枚になるので、ロフタスチークやラインデルスがトップ下を務める4231よりも良い(442気味になるので良いし、トップ下になっている4231の時もポジショニングが良いし、動き回るので良い)。

 

ただし、守備は相変わらず酷い。

 

442だと、サイドもボランチもFWも中央のスペースを使いやすいので、4231よりも442の方が攻撃面ははるかに良い。

 

守備は442も4231も同じなので(442の守備をする4231の場合)、両方駄目だが。

 

4231は、最初から前線も中盤もスペースが埋まってしまっているので、誰も元のポジションからほとんど動けず、固定化されるため、攻撃が手詰まりになる。

 

442は、動けるスペースがあるため、攻撃が流動化する。

 

現代サッカーにおいて流動的な攻撃というのは必須のため、4231は本当にあり得ない。

 

10分、スローインからプリシックがドリブルで躱していき、決める。0-1

 

ミランは前述のように中央のスペースをプリシックやラインデルス、モラタが使えているので、いつもより攻撃が良い。

 

ただし、この4231、442の守備で、インテルの攻撃、352の攻撃を防げるとはとても思えない。

 

4231、442というだけで守備が酷いことは確定しているにも関わらず、フォンセカ監督は守備の構築も下手なので、もうどうしようもない。

この守備は酷い。

 

ただ、いつもの中盤ががら空きな守備よりは、待ち構えているだけいつもよりはまだ良い。

 

【15~30分】

 

インテルミランの攻撃に慣れてきて、完全にインテルペース。

 

442の攻撃は4231よりはまだ良いとは言っても、中盤中央のスペースを完全に消せる352の前では無力である。

 

352は4312や4231、442を完全に潰すために生まれた戦術のため、442や4231で352と戦うのは無理がある。

 

(352は4312や4231の生命線であるトップ下を完全に無力化できる。)

 

そのような352が強すぎるということもあり、433や343くらいしか戦術として生き残れていないということもあるだろう。守備面等、他の理由も当然多くあるが。

 

28分、ミランの相変わらずの酷い守備の中、ラウタロのパスからディマルコが決める。1-1

 

ミランのこの守備では当然守り切れるわけがない。

 

【30~45分】

 

ミランはほぼ何もできず、インテルはチャンスを作っていく。

 

前半終了1-1

 

【45~60分】

 

変わらずインテルペース。

 

【60~75分】

 

インテル

ムヒタリアン⇒フラッテージ

チャルハノール⇒アスラニ

ドゥンフリース⇒ダルミアン

 

変わらずインテルペース。

インテルがボールを持つ。

 

インテルはチャルハノールに代わってレジスタのアスラニが入ったので、よりボールが良く回る。

 

ミランはカウンターでワンチャンスあるかくらい。

 

インテル

バレッラ⇒ジエリンスキ

 

インテルは押し込んでチャンスを作る。

 

ミランはカウンター等でレオン、エイブラハムがチャンスを迎えるが決められず。

 

【75~90分】

 

ミラン

プリシック⇒ロフタスチーク

モラタ⇒オカフォー

 

インテル

バストーニ⇒Cアウグスト

 

ミラン

レオン⇒チュクウェゼ

 

89分、ラインデルスのFKからガッビアが決める。1-2

 

これは非常に大きい。

 

ミラン

エイブラハム⇒パヴロヴィッチ

守備固め。

 

試合終了

インテル1-2ACミラン

 

ミランは、ミラノダービーで、インテル相手にこの内容で勝利は非常に大きい。

 

攻撃はいつもよりも良かったが、守備は相変わらず酷く、この守備でインテル相手に1失点で済んだのは大きい。

 

インテルは別に悪くもなかったが、ぱっとはしなかった。

 

CLがあった疲れも大きかったのかもしれない。

 

インテル

Sインザーギ 6.0 別に悪くはなかった

ラウタロ 6.5 コンディションがそこまで良くない感はあった

テュラム 6.0 コンディションがそこまで良くない感はあった

ムヒタリアン 6.5 安定

バレッラ 6.0 良くはなかった

ディマルコ 7.0 チャンスに多く絡んでいた

チャルハノール 6.0 まずまず

ドゥンフリース 6.0 良くはなかった

バストーニ 6.5 攻守において安定

アチェルビ 6.0 まずまず

パヴァール 6.0 まずまず

ゾマー 5.5 良くはなかった

 

ミラン

フォンセカ 5.0 勝ちはしたがこの内容で高評価はできない

エイブラハム 6.5 普通に良い

レオン 6.0 割と消えていたが、ここぞの場面でチャンスを演出

モラタ 7.0 動き回り良いプレー

プリシック 6.5 特に前半は良かった

ラインデルス 7.0 多くのチャンスを演出

フォファナ 5.5 良くはない

Tエルナンデス 6.5 良かった

トモリ 6.5 良かった

ガッビア 6.5 まずまず

エメルソン 6.0 悪くはなかった

メニャン 7.0 好セーブを連発していた

 

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