セリエA第4節 パルマvsウディネーゼ -守備の脆さとクロス攻勢-

 

2024年9月16日

セリエA第4節

パルマvsウディネーゼ

監督:ペッキア ルニャイッチ

 

パルマ

4231

        ボニー13

カンチェッリエリ22   ミハイラ28     Dマン98

      ゾーム19 ベルナベ10

Wクリバリ26 チルカーティ39 バログ4 デルプラート15(C)

         チチソラ1

 

ウディネーゼ

352

      ルッカ17 トヴァン10(C)

    パジェロ5    ロヴリッチ8

カマラ11     カールシュトロム25    エヒジブエ19

   ジャンネッティ30 ビヨル29 クリステンセン31

         オコイェ40

 

343から352に変更。

 

343も機能していたかと言えばあまり良くなかったが、このメンバーで352は機能しないと思うが・・・

 

中盤が352では厳しそうであるし、2トップもルッカとトヴァンでは厳しい。

 

ルッカは背が高いが他が厳しいし、トヴァンはテクニックはあるがスピードとフィジカルが無いので、FWの位置では仕事ができない。それをごまかせる中盤の技術もない。よって、攻撃方法が外回しでサイドからのクロスしかなくなる。

 

3421でルッカではなくデイヴィスを使い、できれば左のシャドーもブレンナー以外を使うというのが良いと思うが。

 

352自体は戦術として最強なので、何とか上手くすれば(デイヴィスを使うだけでも解決しそうではある)やれるとは思うが。

 

【試合:簡易版】

 

2分、コーナーからデル・プラートが決める。1-0

 

パルマはミドルブロック&プレスで早い攻撃。

 

ウディネーゼはハイラインハイプレスでサイドからのクロス攻勢。

 

ウディネーゼはこのメンバー、この配置でどうやって得点を取るつもりなの、という感じだが、パルマも4231で守備は脆いため、攻撃はできている。

 

一方のパルマは、CFも2列目も昇格組とは思えないほど非常に強力だが、何よりベルナベが本当に凄い。

 

現在のセリエAレジスタ(ゲームメイクを司る選手)の中でもトップクラスだろう。若くて今後の成長にも期待が大きいし、現時点でも相当凄い。すぐにでもロボツカを超える可能性すらある。

 

ここまで上手い選手がなぜセリエBにいたのか(バルセロナ下部組織⇒マンチェスターシティ(2018~2021)⇒パルマ(2021~))というくらいである。

 

若いということもあっただろうが、フィジカル面や、トップ下やWGで使われていて芽が出ていなかったという感じだろうか。

 

試合は、リードされたウディネーゼが持つ形。

 

ほぼほぼ左WBのカマラがクロスを入れまくるという、何だこれは、という攻撃。

 

パルマパルマで守備は良くないので、何とかなりそうな気もしないでもないが・・・

 

43分、ボニーが素晴らしいトラップから決める。2-0

 

49分、カマラのクロスをルッカが頭で決める。2-1

 

68分、クロスからデイヴィスが落としてトヴァンが決める。2-2

 

パルマのケイタが2枚目のイエローで退場。

 

78分、カマラのクロスから最後はトヴァンが決める。

 

もう本当にルッカよりデイヴィスを使った方が良いと思うが・・・

 

試合終了

パルマ2-3ウディネーゼ

 

パルマは裏への飛び出しを攻撃戦術としているため、4231の意味もあると言えばあるが、守備を考えたら433や343の方が良い。

 

ウディネーゼは343でCFはデイヴィスにした方が良い。

 

相手がパルマだから何とかなったが、このメンバーで352は良くないと思うが・・・

 

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