2024年12月29日
セリエA第18節
監督:ルニャイッチ ヴァノーリ
352
ルッカ17 トヴァン10(C)
エッケレンカンプ32 ロヴリッチ8
ゼムラ33 カールストロム25 エヒジブエ19
Iトゥーレ95 ビヨル29 カバセレ27
サバ90
最近カマラが使われていないが、当初はむしろ左WBのカマラがひたすら個人技から高精度のクロスをあげるという攻撃で、唯一の武器と言っても良いくらいだったが・・・
トヴァン絡みで右で同じことはできるが、左でも同じことができた方が良いと思うが。
352
カラモー7 Cアダムス18
ヴラシッチ10 ギネイティス66
ソサ24 リッチ28(C) ペデルセン16
ココ23 マリパン13 ヴォイヴォダ27
ミリンコヴィッチ32
ヴラシッチがインサイドハーフなので今日はまだ期待できそうなスタメンである。
いつもは無難に捌く系の中盤を3枚並べていて機能性に欠けるので、推進力のあるヴラシッチをインサイドハーフで起用した方が良い。
ただし、ヴラシッチは左ではなく右の方が良いと思うが。
ヴラシッチを右に置けば、左がカラモー、右がヴラシッチで左右にドリブルができる選手がいてバランスが良いし、そもそもヴラシッチが右サイド向けの選手である。
【試合:簡易版】
トリノはミドルブロック&プレスでポゼッション。
ウディネーゼはミドルブロック&プレスでポゼッションでクロスを入れていく。
早速ヴラシッチとギネイティスの左右を入れ替える。
修正だとしたら良い修正だし、最初からそういう案だったのかもしれない。
両チームともに352の固い守備と、攻撃はあまり機能していなくクロスくらいしか攻撃手段がないという、安定感はあるが迫力に欠けるチームだが、今日はトリノがカラモーとヴラシッチがいるので一味違い、しっかり攻撃が成立している。
トリノが優勢に進める。
ただし、ウディネーゼも固い守備とワンチャンスのクロス攻勢がある。
今日は(も)カマラがいないので、武器が一つ減っているが。
トリノはやはり右にヴラシッチ、左にカラモーがいるので、いつもより断然良い。
しっかりポゼッションもカウンターも機能する。
FWにアダムスとサナブリアのストライカー系を並べる、中盤に無難に捌く選手を並べるだけでは、誰もボールを持てないし、推進力や個人技がないので、何もない攻撃になるが、これなら機能する。
ウディネーゼはデイヴィスがいないので仕方ないが、やはりクロス攻勢。
守備を固めてリスクを冒さずクロス攻勢は勝ち点はある程度稼げるだろうが、とても機能しているとは言えない。
結果はある程度は出ているし、ルッカを使うならこれが一番勝ち点を稼げるだろうから仕方ないが、ルッカを使わずにちゃんと機能させることが一番である。
41分、コーナーからトゥーレが決める。1-0
49分、コーナーからルッカが決める。2-0
53分、コーナーからアダムスが決める。2-1
64分、クロスのこぼれからリッチが決める。2-2
試合終了
ウディネーゼはいつも通り、固い守備とクロスやセットプレーから得点を奪う。
トリノはいつもと違ってしっかり攻撃が機能していて良かった。