セリエA第26節  ナポリvsアタランタ

 

2023年3月11日

セリエA第26節

ナポリvsアタランタ

監督:スパレッティ ガスペリーニ

 

ナポリ

433

       オシメン

クヴァラツケリア       ポリターノ

    ジエリンスキ  アンギサ

       ロボツカ

Mオリベラ キムミンジェ ラフマニ ディロレンツォ

       ゴリーニ

 

CLを控えているがターンオーバーはせず。Mルイはサスペンション。ロサーノは怪我?でベンチ外。メレトもベンチ外。

 

アタランタ

3412

   サパタ   ホイルンド

     パシャリッチ

ルッジェーリ エデルソン デローン メーレ

 スカルヴィーニ ジムシティ トロイ

       ムッソ

 

コープマイネルス、ルックマン、ボガがいない。ボガ(343)は上位の相手には絶対使わない気だろうか・・・

ボガがいないとまともなサッカーにならない。勝てる気がしない。

 

【0~15分】

 

デローンとエデルソンがいつもと左右が逆。ジエリンスキ対策か?

 

ナポリはいつも通りハイラインハイプレスでポゼッション。

 

アタランタはミドルブロックでカウンター狙い。

しかし、2トップに守備のタスクを与えているわけではないので、ナポリの強力3センターにいいようにやられる。

 

これでは343ではなく3412にしている意味がなく、それなら343でハイラインハイプレスで打ち合ったほうが何倍も良い。

ボコボコにされる未来しか見えない。本当に何をやっているのだか意味が分からない。

ボガ入りの343をずっと続ければ、2位も狙えるというのに勿体ない。

 

アタランタはコープマイネルス(怪我かサスペンション)に代えてパシャリッチだが、カウンターを狙うには逆に良い。そこだけは良い(コープマイネルスがいたらコープマイネルスを使ってるだろうから、わざとではない)。

コープマイネルスはトップ下をするならパサーで、パシャリッチは飛び出しが武器なので、この試合においてはパシャリッチであることが逆に良い。

 

アタランタは普段サパタ、ムリエル、パシャリッチが控えで、とてもプロヴィンチャとは思えない層の厚さ。

ナポリもエルマス、ポリターノ、ラスパドーリ、シメオネが普段は控えと、相当豪華。

 

試合はナポリが持つ展開。

ただし、ラツィオ戦の反省を活かしてか、今日は早めにオシメンに入れるパターンが多いが、反省点はそうではなく、この試合はいつものポゼッションで押し込む方が良いのだが・・・

 

【15~30分】

 

ナポリがいつものように押し込んでいないというのがあり、アタランタもカウンターでチャンスを作る。サパタのコンディションが良さそうで、だいぶボールを収めている。

この試合、この戦術・フォーメーションならルックマンよりサパタのほうが良い。

 

クヴァラツケリアが個人技で躱してシュートを放つがムッソが良いセーブ。

 

【30~45分】

 

今日のナポリはあまり良くない。徹底したポゼッションがナポリの強さなのに、中途半端に蹴っているため、アタランタにカウンターのチャンスを与えてしまっているし、守りやすくしてしまっている。アタランタの守備がすごい良いわけではない。むしろ3センターを捕まえられていないので、良くないのだが・・・

ディロレンツォもMオリベラもあまりゲームメイクが上手いSBではないので、ラツィオ戦に続いてMルイが出場停止でいないのは痛い。

 

個人の判断で蹴っているのか指示で蹴っているのか分からないが、ディロレンツォが蹴りすぎである。アンギサもだが。

 

こぼれ球からポリターノが良い位置でシュートをするが、ムッソが素晴らしいセーブ。

 

ジムシティ→デミラル

怪我。

 

前半終了0-0

 

ナポリは修正の必要あり。もっとボールを持って、クヴァラツケリア、ジエリンスキ、ポリターノにどんどん預けたほうが良い。

 

アタランタはいつものホイルンドとルックマンの2トップよりは可能性は感じるが、ナポリの自滅でもある。

ボガ、ルックマンを途中投入して343にしたほうが良い。

このままナポリが修正しないことを期待して、守り切ってワンチャンスを狙うというなら、このままでもなしではないが・・・

 

【45~60分】

 

ホイルンド→ムリエル

よりカウンターでワンチャンスあるムリエルの投入といったところか。そうじゃないのだが・・・

 

ナポリはディロレンツォもアンギサも蹴ることをやめて、いつものナポリに戻る。良い修正(元々が意味が分からないが)。

 

アタランタはロボツカ、ジエリンスキの対策を全くしていないため、この二人に自由にボールを持たせてしまう。

ロボツカがゲームメイクし、ジエリンスキやクヴァラツケリアが絡んで、クヴァラツケリアやポリターノがサイドで仕掛けつつ、ドリブルとパスで崩していく、といういつものナポリに戻る。

 

ナポリが圧倒して押し込む。

ロボツカを自由にしたらこうなる。(前半から自由にさせてしまっていたが、なぜかナポリが蹴っていたのでそこまで圧倒はされていなかった)

 

アタランタは完全に無策で挑んできているので、為す術がない。ボコボコ。

ガスペリーニは相手の対策をしてどうこうという監督ではなく、自分のやりたいことをやる監督だが、それならそれで徹底して343を続けるべきなのだが、なぜか3412を好んで使うようになってしまったので、本当に駄目。プロヴィンチャで失うものはないのだから、守備がどうこうとか考えなくて良いのだが・・・

 

55分、ショートカウンターからクヴァラツケリアが見事なドリブルからゴール。1-0

こうなったらもうどうしようもない。

 

【60~75分】

 

ポリターノ→エルマス

ジエリンスキ→エンドンベレ

休ませ。

 

パシャリッチ→ボガ

メーレ→ザッパコスタ

いつも取り返しがつかなくなってからボガを出す。かわいそう。

どう考えてもスタートからのほうが良い。

 

ボガはそのままトップ下に入る。

アタランタはハイラインハイプレスに変える。

 

ボガが入ったことと、ハイラインハイプレスに変えたことでアタランタがチャンスを立て続けに作るが、ゴリーニがセーブ。

 

ボガが圧倒的な実力を見せる。なぜこれで使われないのか意味が分からない。

ボガが中心だし、ボガが攻撃の全てと言っても過言ではないのに・・・

 

アタランタが前がかりになったため、ナポリはカウンターが刺さるようになる。

 

キムミンジェ→Jジェズス

 

【75~90分】

 

76分、CKからラフマニが頭で決める。2-0

 

オシメン→シメオネ

クヴァラツケリア→ゼルビン

休ませ。

 

トロイ→ルックマン

スクランブル。

 

試合終了。2-0

 

アタランタはいつも通り343、ボガを使わずに自滅。

ナポリは、前半は自滅していたが、後半は修正していつもの強いナポリ

 

スパレッティ 5.5 後半は良かったが、前半は良くなかった

オシメン 6.5 裏取りとロングボールを身体能力で無理やりボールキープして貢献

クヴァラツケリア 7.5 ドリブルで切り裂いた

ポリターノ 6.5 前半はなぜか同サイドで蹴っていたため良くはなかったが、後半は持ち前のドリブルで貢献

ジエリンスキ 6.5 前半はチームが蹴っていたため鳴りを潜めていたが、後半は持ち前のテクニックで貢献

アンギサ 6.0 前半は蹴りすぎていて良くなかったが、後半はいつも通り運動量とフィジカルで貢献

ロボツカ 8.0 アタランタが無策だったこともあり、素晴らしいゲームメイクを見せた

Mオリベラ 5.5 Mルイと比べるとゲームメイクの面で物足りない

キムミンジェ 7.0 守備面でも攻撃面でも良かった

ラフマニ 6.5 得点は素晴らしかったが、守備面は少しサパタを抑えきれなかった

ディロレンツォ 5.5 前半は蹴りすぎていて良くなかった。後半はいつも通り良かった

ゴリーニ 7.5 素晴らしいセーブを見せていた

 

ガスペリーニ 4.0 343なら強いのに勿体ない

サパタ 7.0 キレキレでポストプレーやドリブルで活躍

ホイルンド5.5 悪くはなかったが良くもなかった

パシャリッチ 5.5 頑張っていた

ルッジェーリ 6.0 安定

エデルソン 5.5 引いてカウンターだったので良さはそこまで出ず

デローン 5.5 引いてカウンターだったので良さはそこまで出ず

メーレ 6.5 攻守において良かった

スカルヴィーニ 6.0 良くも悪くもなかった

ジムシティ 6.0 良くも悪くもなかった

トロイ 5.5 クヴァラツケリアにやられすぎていた

ムッソ 7.0 素晴らしいセーブを見せていた

 

 

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