セリエA第22節  ラツィオvsアタランタ

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2023年2月11日

セリエA第22節

ラツィオ vs アタランタ

監督:サッリ ガスペッリーニ

 

ラツィオ

433

    インモービレ

ザッカーニ      Fアンデルソン

  Lアルベルト ミリンコヴィッチ

    カタルディ

ヒサイ ロマニョーリ カザーレ マルシッチ

    プロヴェデル

 

エースのインモービレが前節から復帰している。

 

アタランタ

3412

   ルックマン   ホイルンド

     コープマイネルス

ザッパコスタ デローン エデルソン ハテブール

  スカルヴィーニ ジムシティ トロイ

       ムッソ

 

なぜボガを使わないのか理解に苦しむ。

アタランタのサッカーなら3412よりも343のほうが良いし、チームで一番の活躍をしている上に、圧倒的に戦術の中心であるボガを使わない理由が分からない。

 

【0~15分】

 

ラツィオはハイラインハイプレスでポゼッション。ラツィオが持つ展開。

 

アタランタはミドルブロック&プレス。カウンターを狙う。

 

アタランタがカウンターとショートカウンターでペースを握っていく。

コープマイネルスとルックマンを中心に攻め立てる。

 

ラツィオはまだ立ち上がりということもあるだろうが、自慢の3センターがアタランタに抑えられて、上手くボールを繋げない。簡単に抑えられる3人ではないため、このままでは終わらないだろうが。ここまでは完全にアタランタのペース。ショートカウンターが突き刺さる。

 

アタランタラツィオの強力な中盤の3センターを抑えるための3412なのか、ここ数試合も3412のため判断がつかないが、とにもかくにも、今のところは守備は良く機能している。ただし、ラツィオが慣れていない最初だけだと思われる。

カタルディ、Lアルベルト、ミリンコヴィッチの3センターはそう簡単に抑えられるものではない。ましてや3412では厳しい。

 

また、343ではない、ボガのいないアタランタの攻撃はそこまで脅威ではない。

 

アタランタは、素晴らしいドリブルを持つボガがボールキープやドリブルで引き裂いて、その間に周りが動き、全員で押し上げるという343が魅力。

 

ドリブルのボガ、フィジカルとスピードの身体能力に優れてテクニックもあるホイルンド、裏抜け・スピード・フィニッシュが武器のルックマンと、この3人の相性は良く、良い組み合わせである。

しかし、ルックマンとホイルンドの2トップでは、ただの足し算の普通の2トップであり、良い組み合わせではない。(能力は高いため、普通にやれるが掛け算ではない)

 

カウンターをするにしても、ポゼッションをするにしても、ボガは絶対に必要。

 

【15~30分】

 

ラツィオが順応してきて、中盤の3人を中心にポゼッションで崩していく。

 

3412では、Lアルベルトとミリンコヴィッチにマークが付けないし、ボランチがマークにつくと、インモービレとFアンデルソンに縦パスを入れられてしまう。

 

ラツィオは早い縦パスも駆使しながら、アタランタの守備を崩していく。

 

343で守備は解決しないが、最低でも攻撃は絶対に良くなるため、早く343にしたほうが良い。

 

343ならCL出場権の獲得も可能性は高いが、このまま3412で行くなら分からない。

 

しかし、今日のラツィオの守備もゆるく、ルックマンとコープマイネルスに自由にやられてしまう。

デローン、コープマイネルスに自由を与えてしまっているし、ホイルンドとルックマンにスペースを与えてしまっている。

DFラインと中盤の距離感が悪く、DFラインが晒されてしまっている。

 

ハイラインハイプレスをしているが、ルックマンとホイルンドが裏を狙っているというのもあり、DFラインがずるずる下がってしまう。

これならミドルブロック&プレスのほうが良い。

 

アタランタは3バックも中盤も上手いため、プレスをかわされてしまう。

 

22分、コープマイネルスの素晴らしいパスにルックマンが裏抜けし、最後はザッパコスタが素晴らしいミドルを決める。0-1

 

何度もやられていたコープマイネルスとルックマンにやられてしまう。

 

【30~45分】

 

変わらず、ラツィオが持つ展開。アタランタはカウンターでチャンスを作る。

 

ロマニョーリ→パトリック

怪我。これは痛い。

 

前半終了0-1

 

ラツィオは攻守において良くない。

インモービレ離脱時にやっていたFアンデルソンの偽9番が良かったので、Fアンデルソンを真ん中にして、インモービレを右もしくは左にしたほうが良いかもしれない。

インモービレはフィニッシャーのため、3トップの真ん中ははまり役ではない。

 

アタランタは343ではないので、すごい良いというわけではないが、スペースがあるため、ルックッマンとホイルンドがかなりやれている。

カウンター、ショートカウンターで多くチャンスを作った。

 

【45~60分】

 

ロングボールからインモービレが決定機を迎えるが、決めきれず。

これで決定機はザッカーニ1、インモービレ2だが、未だに決めきれず。

 

対するアタランタもカウンターから、ホイルンドがスピードでぶち抜き、GKと1対1を迎えるがプロヴェデルがセーブ。

 

カタルディ→ベシーノ

良くなかったので。ただ、ベシーノにしたら守備は良くなるかもしれないが、より繋げなくなると思うが。

Fアンデルソン→ペドロ

良くなかったので。Fアンデルソンは右WGではイマイチ良くない。中央でプレーしようとしても、ミリンコヴィッチとエリアが被る。

ヒサイ→ラッツァーリ

マルシッチを左SBに。

 

スカルヴィーニ→パロミーノ

イエロー貰ってたからか?

 

【60~75分】

 

ハテブール→デミラル

怪我。

 

64分、ショートカウンターからルックマンのクロスもしくはシュートにホイルンドが合わせる。0-2

 

アタランタが良いというよりはラツィオが良くない。

良い時のラツィオは、中盤の3センターを中心に回して支配して、機を見てLアルベルトとミリンコヴィッチが鋭いパスを前線に入れるというのが大きな武器だが、今日は縦に急ぎすぎて奪われる展開が続く。(リードされているというのも大きいが。)

自由に降りてきて中盤と絡むFアンデルソンの偽9番のほうが、チームとして機能している。

インモービレは非常に良い選手だが・・・

 

【75~90分】

 

展開は変わらず、ラツィオがずっと持つ。アタランタは完全に引いて守るように。

ラツィオはボールは持っているが、引いたアタランタに対して効果的な崩しは全くできなくなってきた。

 

ホイルンド→サパタ

ルックマン→ボガ

ボガはスタートで使うべき。

 

ムリエル、サパタも良い選手なので、もっと早い時間に途中から使ってあげて良いと思うが・・・

 

この時間からの出場でもボガが圧倒的なスキルを魅せる。

 

試合終了0-2

 

アタランタの戦術がはまったというよりは、ラツィオの自滅。

 

サッリ 5,0 攻守において機能していなかったし、修正できなかった

ザッカーニ 5.5 効果的な仕事はできず

インモービレ 5.5 らしい良いプレーはしていたが、決定機も2度外してしまった

Fアンデルソン 5.0 ほとんど空気になってしまった

Lアルベルト 5.5 個人というよりはチーム戦術のせいだが、プレスに行き過ぎて中盤のスペースを空けてしまっていた

ミリンコヴィッチ 5.5 個人というよりはチーム戦術のせいだが、攻撃時に前に行き過ぎて中盤のゲームメイクが疎かになってしまったし、守備でスペースを空けてしまった

カタルディ 5.0 上手く中盤を支配できなかった

ヒサイ 5.5 攻撃で何もできず

ロマニョーリ – 怪我

カザーレ 5.0 ルックマンにやられすぎたし、ずるずる下がりすぎた

マルシッチ 5.0 ルックマンにやられすぎたし、攻撃面でも良くなかった

プロヴェデル 6.0 安定していた

 

ガスペッリーニ 5.5 勝ちはしたが、ラツィオ対策で戦術がハマったというよりは、勝手に戦術がハマった感じ

ルックマン 7.5 スペースがあり、活き活きとしていた

ホイルンド 7.0 スペースがあり、活き活きとしていた

コープマイネルス 7.0 素晴らしいパスを供給し続けた

ザッパコスタ 6.0 安定のプレー

デローン 6.5 安定していた

エデルソン 6.5 上手くプレスをかわしていた

ハテブール 6.0 そこまで良くはなかったがやられてもない

スカルヴィーニ 6.5 良かった

ジムシティ 6.5 安定していた

トロイ 7.0 良かった

ムッソ 7.0 スパーセーブもあり、安定感も見せた

 

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