セリエA第22節  ACミランvsトリノ



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2023年2月10日

セリエA第22節

ACミラン vs トリノ

監督:ピオリ ユリッチ

 

ミラン

3421

      ジルー

     レオン ディアス

Tエルナンデス トナーリ クルニッチ サーレマーカース

    ティアウ ケアー カルル

       タタルサヌ

 

本当は352にしてほしいが、ディアスを上手く中盤下がり気味にする等で、上手く機能させれば、まぁ、といったところ。

インテル戦の3511よりはまだ良い。

 

トリノ

3421

      サナブリア

    ヴラシッチ ミランチュク

Rロドリゲス ギネイティス アドポ シンゴ

  ボンジョルノ シュース ジジ

      ミリンコヴィッチ

 

【0~15分】

 

ミランはハイラインハイプレス。運ばれたらミドルブロック。

攻撃はポゼッションで攻める。

 

トリノはハイラインハイプレスでショートカウンターを狙う。

 

ミランは、守備が崩壊していた4231の時と比べたら格段に良くなっている。

3421のため、WBがサイドで高い位置でボールに寄せに行け、ボランチがつり出されるということもなく、3バックによる後ろのカバーもあるため、サイドもバイタルもがら空きという崩壊状態ではなくなる。

 

ただし、あくまでこれまでと比べてというだけの話で、所詮343では中央を締めきれないため、ラインが下がり、下がったブロックも前線の3人が加われない34のブロックのため、守備が固いわけではない。352と比べたら戦術的な差は激しい。

 

現代サッカーにおいて、攻撃面を考えても守備面を考えても、中盤を3センターとすることはほぼマストであり、352、433、4312以外の選択肢はほぼないと言っても過言ではない。

 

ミランの攻撃は相変わらず停滞気味。

ベナセルがいないというのもあるだろうが、一人一人がパスを出すのが遅く、攻撃が詰まっている。

3421(343)をやるなら、アタランタのように、早めに高い位置のレオンやディアスにボールを入れてキープさせて、どんどん人を上がらせるという攻撃をしなければいけない。

あからさまなくらいにレオンにボールを預けてしまって良いと思うが・・・

 

【15~30分】

 

対して、トリノは早めに前線に当てて、周りが追い越していく、343でやるべきことをやっており、機能しているのは明らかにトリノ

ユリッチ監督は343の申し子のガスペッリーニの愛弟子なので、錬度の差は当然ではある。

 

ミランはレオンがかなり中にいるが、組み立ての時はもっとサイドに張らせてボールを預けたほうが良い。

 

【30~45分】

 

ミランは単発的にしかチャンスは作れず、ほとんどボールが運べない。

 

トリノは、ボールは運べるし、ショートカウンターを中心にチャンスを作るが、ミランも耐える。

 

前半終了0-0

ミランはレオンやディアスの立ち位置を修正すれば、まだ攻撃は良くなりそうなものだが、修正できるか。

 

【45~60分】

 

ギネイティス→リネッティ

 

ミランは早めに縦にボールを入れるようになっており、修正されている。

また、守備も前半よりも前からプレスに行くようになっている。

どちらも良い修正。

 

カウンターからレオンが絶好機を迎えるが決めきれず。

 

続いてジルーが決定機を迎えるが決めきれず。

 

ボンジョルノ→ヴォイヴォダ

 

【60~75分】

 

62分、FKの流れからTエルナンデスアーリークロスにジルーが頭。1-0

 

アドポ→カラモー

 

ケアー→ガッビア

なぜ?理解に苦しむ。トラブルやよほど酷くない限り、CBを変えるのは駄目だと思うが・・・

特に3バックの真ん中を変えるのは尚更。

 

カウンターからレオンが抜け出し、Tエルナンデスが決定機を迎えるが決めきれず。

 

【75~90分】

 

ディアス→デケテラーレ

 

ヴラシッチ→ラドニッチ

ジジ→グラヴィロン

 

サーレマーカース→カラブリア

ジル-→オリギ

トナーリ→ポベガ

 

試合終了1-0

 

お世辞にも攻撃が良いとは言えなかったが、今は勝つことが重要だったミラン

 

ピオリ 6.0 これからも3バックを続け、最適な形を見つけられるかどうか

ジルー 6.0 得点こそ決めたが、未だにコンディションは悪そう

レオン 6.0 時折見せる圧倒的なスピードとドリブルは見事だったが、消えている時間も多かった

ディアス 5.0 ボール持ちすぎ、ロストしすぎ。もっと上手く使ってあげられると良いが

Tエルナンデス 6.5 コンディションは良くはなさそうだが、特に攻撃において貢献

トナーリ 6.0 本来の実力からすればいまいちだったが、攻守で奮闘

クルニッチ 5.5 存在感は見せられなかった

サーレマーカース 7.0 攻守において走り回って貢献

ティアウ 6.5 良かった。ガッビアよりは良い

ケアー 6.5 安定していた

カルル 6.5 良かった

タタルサヌ 6.5 とても良かったわけではないが、0に抑えたので

 

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