セリエA第25節  フィオレンティーナvsACミラン

2023年3月4日

セリエA第25節

フィオレンティーナvsACミラン

監督:イタリアーノ ピオリ

 

フィオレンティーナ

433

     カブラル

Nゴンサレス      イコネ

  マンドラゴラ ボナヴェントゥーラ

     アムラバト

ビラーギ イゴール クアルタ ドド

     テラッチャーノ

 

ミラン

3412

    レビッチ ジルー

     デケテラーレ

Tエルナンデス トナーリ ベナセル メシアス

    トモリ ティアウ カルル

       メニャン

 

レオンとクルニッチが出場停止。ディアスも怪我でいない。ベナセルがようやく復帰。かなり苦しいメンバー。レビッチとオリギはもう見切りをつけて、サーレマーカースやデストを使ってほしいものである。デケテラーレは将来性はあるが、動きや貰ってからの判断が向上しない限りは、今のところスタメンは厳しい・・・

 

【0~15分】

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

フィオレンティーナもハイラインハイプレスでポゼッション。

 

フィオレンティーナは守備は良いし、後ろでの繋ぎもまずまずだが、選手選考、選手配置、フォーメーション等が残念なチームだったが、ここ最近はようやく良い形にしてきたところ。カブラル、Nゴンサレス、イコネの3トップは中々良い。

 

フィオレンティーナが押し込む。

ミランはこれまでハイラインハイプレスで嵌めて、相手にポゼッションさせない形から流れを作っていたが、この試合はプレスが嵌らず、フィオレンティーナにポゼッションされてしまう。

 

フィオレンティーナの後ろの繋ぎが上手いというのもあるが、ディアスがいないのも大きい。

ディアスはこれでもかというくらいに全力でプレスをしていたが、デケテラーレにそれはなく、プレスが中途半端になり、相手に持たれてしまう。

デケテラーレは才能はあるが、途中出場でもあまり走らないことや、気迫が足りないこと、プレーに迷いがあること、ボールを持った後の判断が悪い・遅いこと等、現状は非常に厳しい。

 

ディアスも別にスタミナがあるわけではないが、途中交代前提で全力でプレスをするため、デケテラーレにも見習ってほしいものである。

 

【15~30分】

 

変わらずフィオレンティーナが押し込む。

フィオレンティーナもここ数試合と同じように良いが、それよりもミランがここ数試合で一番悪い。

 

フィオレンティーナが何度かチャンスを作るが、メニャンを中心に耐える。

 

【30~45分】

 

変わらずフィオレンティーナが押し込む。

ミランは上手くボールが運べない。

ディアス、レオンというボールを持てて、相手を剥がすこともできる二人がいないので、ボール運びに苦戦する。

 

また、前節良かったTエルナンデスを中央前に上げることも今節は行わず、それも良くない。

 

前半終了0-0

 

ミランは流石に修正しないとまずい。

守備も攻撃も機能していない。3バックだから耐えられているが、機能しているとは言えない。

デケテラーレの動きやポジションを修正するか、交代するかが必要。レビッチも良くない。

 

【45~60分】

 

47分、トモリがイコネに突破されてしまい、後ろから倒してPK。Nゴンサレスが決めて先制。1-0

トモリの対応が悪すぎた。

 

これでフィオレンティーナが引いてくるようならミランも追いつけそうだが、果たして・・・

 

CKからのジルーのヘッドはテラッチャーノがセーブ。

 

ロングボール一発でTエルナンデスが抜け出すもテラッチャーノがセーブ。

 

ミランは、このようにTエルナンデスをシャドーのように上がらせて、中央でボールを運べるようにして主導権を握りたいところ。

 

フィオレンティーナは変えずにハイラインハイプレスでポゼッション。良い判断。

 

ミランも前がかりになったため、攻め込めるように。

 

【60~75分】

 

ジルー→オリギ

レビッチ→イブラヒモヴィッチ

ベナセル→バカヨコ

 

イブラヒモヴィッチは出して良いが、オリギとバカヨコはどうだろうか・・

ジルーも良くなかったし、ベナセルも復帰戦だから仕方ないが・・・

 

ビラーギ→ラニエリ

 

メシアス→サーレマーカース

 

【75~90分】

 

ミランが攻め込むが、中々崩せない。

イブラヒモヴィッチは良い。

 

カブラル→ヨヴィッチ

ボナヴェントゥーラ→カストロヴィッリ

 

FKからのヨヴィッチの頭はメニャンがセーブ。

 

デケテラーレ→アドリ

 

87分、ミランが前がかりにプレスをしているところ、プレスをかわされて、ドドがサイドを抜け出し、クロスにヨヴィッチが頭。2-0

 

アムラバト→バラク

ゴンサレス→ソッティル

 

94分、Tエルナンデスがカウンターから決める。2-1

 

試合終了2-1

 

ミランはここ数試合の中で最低だった。

フィオレンティーナはここ数試合でようやく、ヨヴィッチやクアメを使っていたり、ボナヴェントゥーラをトップ下にしたりという迷走から抜け出し、良くなった。

 

ピオリ 5.0 レオン、ディアスを欠いていたのは厳しかったが、もっとやりようはあった。レビッチやオリギ、デケテラーレを使うくらいなら、デストやサーレマーカースのほうがまだ良い。

レビッチ 5.0 空気

ジルー 5.0 空気

デケテラーレ 5.0 全くもって良くなかったし、もっと走ってもらわないとチームとして戦術が成り立たない

Tエルナンデス 5.5 前節のようにはいかず。戦術の問題だが、もっと中央でプレーさせたほうが良い

トナーリ 5.5 良くはなかった

ベナセル 5.5 復帰戦で、3バックになってから初出場のため仕方ない部分はある

メシアス 6.0 良い形でボールが来なかった

トモリ 5.0 守備が良くなかったし、作りも良くなかった

ティアウ 6.0 頑張っていた

カルル 6.0 頑張っていた

メニャン 7.0 2失点こそしたが、好セーブを見せていた

 

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