イタリア代表 ＦＷ ドメニコ・ベラルディ
2023年10月14日
EURO予選5試合目
イタリアvsマルタ
監督：スパレッティ マルコリーニ
イタリア
433
ﾗｽﾊﾟﾄﾞｰﾘ
Mｷｰﾝ ﾍﾞﾗﾙﾃﾞｨ
ﾎﾞﾅｳﾞｪﾝﾄｩｰﾗ ﾊﾞﾚｯﾗ
ﾛｶﾃｯﾘ
ﾃﾞｨﾏﾙｺ ﾊﾞｽﾄｰﾆ ﾏﾝﾁｰﾆ ﾀﾞﾙﾐｱﾝ
ﾄﾞﾝﾅﾙﾝﾏ
前節のウクライナ戦から、ザッカーニ→Mキーン、ザニオーロ→ベラルディ、フラッテージ→ボナヴェントゥーラ、スカルヴィーニ→マンチーニ、ディロレンツォ→ダルミアン。
怪我とかも考えれば悪くないメンバー。
前節に続き、ラスパドーリをCFとしていることが何よりの評価点で、招集メンバーもスタメンもマンチーニよりは断然良い（マンチーニが酷すぎた）。
良さそうな組み合わせである。ただし、怪我人続出だからある程度仕方ないが、選手自体の実力は微妙である。
（352ではないことが一番の罪ではあるのだが・・・）
マルタには流石に勝利以外あり得ない。
マルタは前回と同様に352だと思われる。絶望的なまでに選手の実力差がある。
【0～15分】
イタリアはハイラインハイプレスでポゼッション。
マルタは532のドン引き守備でカウンター狙い。
マルタは前回はイタリア人監督らしくしっかり352で組織できていたが、実力差がありすぎて途中から532になってしまっていたという形だが、今回はアウェーということもあってか、最初から532になってしまっていて全く良くない。
攻撃も当然全く繋げない。
これはイタリアは楽勝だろう。
イタリアが攻め立てる。
コーナーからマンチーニのヘッドはバー。
当然だが一方的な試合（マンチーニ監督は相当苦戦していたが）。
【15～30分】
イタリアは、怪我人続出等もあり、選手の絶対的な実力は微妙だが、組み合わせは良い。
CFにテクニックと個人技のあるラスパドーリ、右にサイドに張るテクニックのあるベラルディ、左にFWタイプでスピードのあるキーン、中盤はテクニックのあるボナヴェントゥーラと運動量のバレッラとパサーのロカテッリと、組み合わせは良い。
ただし、これが強国に通じるかと言われると選手の実力的に微妙である。
イタリアは352なら間違いなく世界最強のメンバーが揃っているが、433だと、ベストメンバーを組んだとしても世界最強とは言いづらい（優勝を狙えないことはないだろうが）。
22分、ショートカウンターから、リーグ戦でも戦術の核に据えられて絶好調のボナヴェントゥーラが素晴らしいミドルを決める。1-0
この試合は楽勝であるし、マンチーニよりはどう考えてもスパレッティの方が良いのだが、433を使う限りはあくまで「マンチーニよりは良い」止まりにしかならなく、コンテがこのイタリアの選手が豊富な時代に代表監督ではないことが本当に口惜しい。
試合は変わらずイタリアが圧倒。
このチーム相手に相当苦戦していたマンチーニとは・・・
スパレッティも初陣とはいえ北マケドニアとウクライナレベルに相当苦戦していたが・・・
【30～45分】
45分、ベラルディ→バレッラ→ベラルディでベラルディが決める。2-0
前半終了2-0
イタリアは特に修正の必要はない。楽勝すぎるので早目の主力の休ませと控えの試しが良いだろう。試すと言っても、DFとＧＫを除けば試すような選手はスカマッカとオルソリーニくらいしかいないが・・・
【45～60分】
変わらずイタリアが圧倒。
ラスパドーリを左WG、キーンをCFにポジションチェンジする。
マルタ相手かつここまで押し込んでいれば問題ない。むしろキーンがあまり良くないので良くなるだろう。
【60～75分】
63分、ドフリーになっていて抜け出したラスパドーリのマイナスのクロスをベラルディが決める。3-0
イタリア
ベラルディ→オルソリーニ
バレッラ→フラッテージ
【75～90分】
イタリア
キーン→スカマッカ
ディマルコ→ウドジェ
この二人は期待が高い。ウドジェは同じ時代にディマルコがいるのが惜しい。インテルでのCアウグストもそうだが、非常に良い選手なのだが、ディマルコがあまりにも良すぎる。
イタリア
ボナヴェントゥーラ→ビラーギ
ウドジェを左インサイドハーフに。
93分、フラッテージが左足でミドルを決める。4-0
フラッテージは得点力が高すぎる。
試合終了
イタリア4-0マルタ
イタリアが終始圧倒して危なげなく勝利した。
イタリア
ｽﾊﾟﾚｯﾃｨ 6.5 勝って当たり前だが良かった。ただ、休ませと試しの交代はもっと早くした方が良かった。
ﾗｽﾊﾟﾄﾞｰﾘ 7.5 0トップとしてそのテクニックで役割を遂行。左WGになってからも中心となり攻撃を牽引
Mｷｰﾝ 6.0 良くはなかった
ﾍﾞﾗﾙﾃﾞｨ 7.5 相手が強い時に通用するとはあまり思えないが、個人技で大きく貢献。セリエＡでもそうだが、調子は良さそうである。
ﾎﾞﾅｳﾞｪﾝﾄｩｰﾗ 7.0 良い捌きをしていた
ﾊﾞﾚｯﾗ 6.5 この展開で活きる選手ではないが、まずまずだった
ﾛｶﾃｯﾘ 6.5 まずまず
ﾃﾞｨﾏﾙｺ 6.5 安定
ﾊﾞｽﾄｰﾆ 6.5 特に何もさせなかった
ﾏﾝﾁｰﾆ 6.5 特に何もさせなかった
ﾀﾞﾙﾐｱﾝ 7.0 作りで大きく貢献
ﾄﾞﾝﾅﾙﾝﾏ 6.5 守備機会は０
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