EURO予選6試合目 イングランドvsイタリア -2.5軍の戦い-

 

2023年10月17日

EURO予選6試合目

イングランドvsイタリア

監督:サウスゲート スパレッティ

 

イングランド

4231

       ケイン

ラッシュフォード  ベリンガム  フォーデン

     ライス  フィリップス

トリッピアー マグワイア ストーンズ ウォーカー

      ピックフォード

 

イタリア

433

      スカマッカ

エルシャーラウィ         ベラルディ

   バレッラ   フラッテージ

      クリスタンテ

ウドジェ アチェルビ スカルヴィーニ ディロレンツォ

      ドンナルンマ

 

前回のマルタ戦から、ラスパドーリ→スカマッカ、キーン→エルシャーラウィ、ボナヴェントゥーラ→フラッテージ、ロカテッリ→クリスタンテ、ディマルコ→ウドジェ、ダルミアン→ディロレンツォ、バストーニ→アチェルビ、マンチーニ→スカルヴィーニ。

 

ベラルディ、バレッラ、ドンナルンマ以外を変える。

 

意味が分からない。

 

なぜマルタ戦を1軍で、イングランド戦が2軍なのかが理解不能

逆ではないのか。

こんなメンバーで勝てるわけがないが・・・

 

2軍どころか、本来代表レベルにすらない選手も入っているので、2.5軍~3軍での戦いとなる。

 

【0~15分】

 

イタリアはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

イングランドはミドルブロック&プレスでポゼッション。

相変わらず攻守ともに良くない。4231であるし、足元の技術はないし、守備戦術も攻撃戦術もほぼ無。メンバー上、カウンター、ショートカウンターなら強いが、持つと良くない。

 

イングランドが持つ展開。

 

イタリアは、ラインを高く設定しないならアチェルビとスカルヴィーニのCBでもある程度はやれそうではある。やれそうではあるが、バストーニとマンチーニに比べれば相当落ちる。

 

ただし、マンチーニのように一つ覚えの(機能していない)ハイラインハイプレスよりはまだ良い。それでも、戦術は良いとしても、控え選手中心で挑む意味は分からない。

 

マルタ戦のメンバー(キーンの所は変えるとして)で挑めば余裕をもって勝てると思うが・・・

 

イタリアもメンバー的に良くないのだが、イングランドもいつも通り足元がないので、全く繋げない。

 

イタリアも4バックの構成力が落ちている、アンカーがクリスタンテであることにより、繋ぎが上手くいかない。ただし、イングランドの守備はいつも通り良くはないので、何とかはなってはいる。

 

イタリアは攻守において戦術上はイングランドよりはまだ良い。ただし、メンバーはイングランドも能力は高いので、カウンターやショートカウンター、放り込みは危険。イタリアの守備陣のメンバーが酷いということも大きい。

 

15分、ディロレンツォの折り返しをスカマッカが決める。0-1

 

イタリアは2軍のため確かに良くないが、イングランドもいつも通り良くない。

 

【15~30分】

 

イングランドは後ろで繋ぎはするが、結局苦し紛れのロングボールしかない。

守備も相当緩いが、攻撃も相当まずい。いつも通りのイングランドといった形。

 

29分、ディロレンツォがベリンガムを倒しPK。PKでもおかしくはないが、取らない審判なら取らないくらい。ケインが決める。1-1

 

イタリアは戦術上はそこまでは問題はないが、メンバーがやはり厳しい。特に4バックとアンカーがまずすぎる。

 

【30~45分】

 

試合展開変わらず。基本はイングランドが持つが、まともなビルドアップはできていない。

イングランドはまともに繋げていないが、ひとたび良い形で前線に入れば前線の個人能力は高いため、その時は形にはなる。

 

イタリアは、こちらもメンバー上良い繋ぎとは言えないが、イングランドの守備が緩いので、良い形で攻撃はできている時はできている。

 

ウドジェのシュート、その後のこぼれで決定機を迎えるが決められず。

 

前半終了。1-1

 

イングランドは優勢ではなくとも、イタリアのメンバーが悲惨すぎるので、イタリアが修正しないなら勝てる可能性は大いにある。

 

イングランドは能動的に崩せず、イタリアのビルドアップのミスからのショートカウンターやカウンターか、放り込みで単発的にチャンスを作る形。イタリアはメンバー上良くはないが、戦術自体は(イングランドが悲惨なこともあり)何とかはなってはいるが良いわけではない。

 

イタリアは、本来なら

ドンナルンマ→ヴィカーリオ

4バック全員→ダルミアン、マンチーニ、バストーニ、ディマルコ

クリスタンテ→ロカテッリ

バレッラ(フラッテージ)→ボナヴェントゥーラ

エルシャーラウィ→ラスパドーリ

 

が必要だが、交代枠があるので、

 

アチェルビ→バストーニ、ウドジェ→ディマルコ、クリスタンテ→ロカテッリ、バレッラ(フラッテージ)→ボナヴェントゥーラ、エルシャーラウィ→ラスパドーリが必要。(試合途中のCBの交代は良くないが、それを差し引いてもアチェルビは交代させなければまずすぎる)

 

戦術的には、カウンター、ショートカウンター、放り込みで後ろに人数が揃っていない時が危険なので、ある程度待ち構えてブロックを作って守ることを徹底する必要がある。そうすればイングランドは何もできないし、ショートカウンター、カウンターをメインにして、できない時はポゼッションでも崩せる。

 

【45~60分】

 

両チーム特に変えず。

イングランドは根本的な問題だから変えようがないとして、スパレッティは何をやっているのか・・・

 

57分、カウンターからラッシュフォードが決める。2-1

 

前半から守備が揃っていない時は良いように個人技でやられていたが、特に修正はしなかったので、前半チャンスを作られていたカウンターでやられる。

交代もしなければ戦術の修正もしない。何をやっているのか。

 

前半からそうだが、4バックの個人能力がまずすぎる。守備だけではなく攻撃面でもまずい。

 

ディロレンツォは現状ならダルミアンの方が良いし、スカルヴィーニは将来性はあるが単純な実力なら4番手にも入らない。アチェルビは3バックなら呼んでも良いが、4バックでは無理。ウドジェは将来性はあるが、現状ではディマルコやビラーギにはまだ及んでいない。つまりは、4バック全員が本来なら代表にすら呼ばれない選手達で構成されている(ディロレンツォは現在はダルミアンの方が良いが、呼ぶことは問題ない)。

 

何よりまずいのはクリスタンテのアンカーだが・・・

 

【60~75分】

 

イングランド

ストーンズ→ゲイ

 

イタリア

アチェルビ→バストーニ

ウドジェ→ディマルコ

スカマッカ→キーン

遅い。遅いし、DFに疲労面ではなく実力面での交代枠は勿体なさすぎる。また、キーンはない。スカマッカ交代の意味も分からないし、なぜラスパドーリではないのか。

 

イングランド

フィリップス→ヘンダーソン

 

イタリアが持つ展開に。

しかし、クリスタンテがいる限り攻撃が上手くいくわけもないし、イングランドはカウンターなら強い。

 

【75~90分】

 

77分、何でもないロングボールからスカルヴィーニの酷い対応により、ケインが決める。3-1

 

イタリア

ベラルディ→ラスパドーリ

ラスパドーリを真ん中、キーンを右に。

 

イングランド

ベリンガム→グリーリッシュ

 

イタリア

エルシャーラウィ→オルソリーニ

 

試合終了

イングランド3-1イタリア

 

イタリア

スパレッティ 4.0 マルタ戦が本気のメンバーでイングランド戦でメンバーを相当落とすということが信じられない。

スカマッカ 6.5 体を張って貢献

エルシャーラウィ 5.5 悪くはなかったが特に何かできたわけでもない。周りが良くなかったが。

ベラルディ 6.5 まずまず

バレッラ 5.5 良くはなかったが、活かされる選手なのでこのメンバーでは厳しい(クリスタンテより後ろが悪い)

フラッテージ 5.5 良くはなかったが、活かされる選手なのでこのメンバーでは厳しい(クリスタンテより後ろが悪い)

クリスタンテ 5.0 クリスタンテがアンカーで出てる試合でチームが良かったことは、イタリア代表でもローマでもほぼない。いい加減にしてほしい。

ウドジェ 5.5 オーバーラップした際の攻撃は良いとして、守備、作りの面では良くなかった。まだディマルコやビラーギを押しのけてスタメンは早い。

アチェルビ 4.5 やられすぎ

スカルヴィーニ 4.5 やられすぎ

ディロレンツォ 5.0 良くなかった

ドンナルンマ 5.0 良くはなかった

 

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