セリエA第8節 ナポリvsフィオレンティーナ -昨シーズン王者の成れの果て-

ナポリ 監督 リュディ・ガルシア

 

2023年10月8日

セリエA第8節

ナポリvsフィオレンティーナ

監督:Rガルシア イタリアーノ

 

ナポリ

433

      オシメン

クヴァラツケリア         ポリターノ

  ジエリンスキ   アンギサ

      ロボツカ

オリベラ   ナタン エスティゴーア ディロレンツォ

       メレト

 

CBのJジェズスとラフマニが離脱中。いつも通りのメンバー。

 

フィオレンティーナ

4231

     エンゾラ

ブレカロ ボナヴェントゥーラ   イコネ

   ダンカン  アルトゥール

パリージ クアルタ ミレンコヴィッチ カヨデ

     テッラッチャーノ

 

イコネが復帰。大きい。

Nゴンサレス、マンドラゴラ、ビラーギがベンチ。(ドドはベンチ外)

 

(攻撃は)機能はしているが、433にしていないことが勿体ない。

 

良いメンバーが揃っているのだが、選手選考が安定しないのと、4231であることが足を引っ張っているチーム。

それでも組織作りは良いこと、メンバーが強いことからある程度の強さはあるが・・・

 

【0~15分】

 

フィオレンティーナはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ナポリはミドルブロック&プレスでポゼッション。

相変わらず圧倒的なポゼッションはしないし、ハイラインハイプレスでもない。昨シーズンの優勝はその二つが全てだったのに、その二つをしないなら強くない。

 

日に日に昨シーズンの遺産からRガルシア色が強くなっていってしまっており、どんどん良くなくなっている(開幕から既に良くはなかったが)。

 

クアルタのオーバーヘッドはオシメンがブロック。

 

カウンターからディロレンツォのシュートはテッラッチャーノがセーブ。

 

普通にフィオレンティーナのペース。

とても昨シーズン王者とは思えないチームになってしまっている。

 

フォーメーション、選手選考はどうかとは思うが、戦術や組織作りは良く、良い選手も揃っているフィオレンティーナと、監督も戦術も良くないがスーパースターが複数いるナポリという展開。

 

7分、クロスから残っていたクアルタのシュートがポストに当たり、ブレカロが角度のない所からメレトの股を抜き決める。0-1

 

ナポリはロングボールばかりで、ラインも低く、攻守において昨シーズンとは全く別のチーム。

 

【15~30分】

 

変わらずフィオレンティーナペース。

ナポリはクヴァラツケリアを筆頭に能力は高いためチャンスも作るが、ラインが低すぎて話にならない。攻撃も昨シーズンのような執拗なポゼッションではなく、本当に持ち味が消えてしまっている。

フィオレンティーナも守備は脆いため、試合は分からないが・・・

 

「サッカーは監督が全て」というのを本当に体現してくれている。

 

ナポリフィオレンティーナのハイラインハイプレスを前に全くボールが運べないが、クヴァラツケリアの個人技により単発的にチャンスは作る。

 

ナポリ

アンギサ→ラスパドーリ

怪我。得点を奪いたい時に何度かやっているラスパドーリをインサイドハーフに。

 

ナポリは、ラスパドーリが入って個人技でボールを運べる選手が増えたので多少は良くなる。

 

【30~45分】

 

試合展開は変わらず。

機能しているのも有効なパス回しをしているのもフィオレンティーナ

ナポリは個人の能力とフィオレンティーナの守備の脆さで何とか攻撃。

 

48分、何でもないアーリークロスを胸でGKに返そうとしてパスミスとなり、オシメンをテッラッチャーノが倒してPK。オシメンが決める。1-1

非常に勿体ない失点。

 

前半終了1-1

 

フィオレンティーナは修正の必要はない。433にするべきだが、しないだろうからこの試合はもうこれで良い。

 

ナポリは根本から色々変えなければいけないため、この試合の修正どうこうではない。

監督交代ではないと変わらなそうだが・・・

 

【45~60分】

 

試合展開変わらず。

機能するフィオレンティーナ、機能していないが個人能力の高いナポリ

 

カウンターからイコネのシュートはポスト。

 

ナポリ

ポリターノ→カユステ

ラスパドーリを右WGに。

それはより機能しなくなるだけだと思うが・・・

 

カヨデのとんでもないスローインのミスがオシメンへの絶好のスルーパスになりGKと1対1になるがテッラッチャーノがセーブ。

 

【60~75分】

 

63分、ゆるゆるのバイタルを崩されてボナヴェントゥーラが決める。1-2

 

フィオレンティーナ

ブレカロ→Nゴンサレス

 

【75~90分】

 

ナポリ

ジエリンスキ→リンドストローム

オシメン→シメオネ

ロボツカ→ガエターノ

 

フィオレンティーナ

カヨデ→ラニエリ

ダンカン→マンドラゴラ

アルトゥール→インファンティー

 

フィオレンティーナ

イコネ→コムッツォ

 

92分、カウンターからボナヴェントゥーラのパスに抜け出したパリージのクロスにNゴンサレスが合わせる。1-3

 

試合終了

ナポリ1-3フィオレンティーナ

 

ナポリ

Rガルシア 4.0 もう解任した方が良いのでは・・・

オシメン 5.5 ほぼ空気

クヴァラツケリア 7.5 孤軍奮闘

ポリターノ 5.5 ほぼ空気

ジエリンスキ 5.5 チームが機能していない中頑張ってはいたが

アンギサ - 

ロボツカ 5.5 ずっとCBの間に降りさせられていたが、それではロボツカの良さは全く出ないが・・・

オリベラ 5.5 良くはなかった

ナタン 5.0 良くなかった

エスティゴーア 5.5 良くはなかった

ディロレンツォ 5.5 良くはなかった

メレト 5.0 良くなかった

 

フィオレンティーナ

イタリアーノ 6.5 いつも通りという感じだが機能させていた

エンゾラ 7.0 フィジカルとスピードを活かして主にポストプレーで貢献

ブレカロ 6.5 良かったしゴールも奪う

ボナヴェントゥーラ 7.0 流動的に動きパスを捌いて大きく貢献

イコネ 7.0 ボールの受けどころとして、及び個人技で貢献

ダンカン 6.0 安定

アルトゥール 7.0 良いパス捌きをしていた

パリージ 7.0 作りやオーバーラップで大きく貢献

クアルタ 6.5 安定

ミレンコヴィッチ 6.0 安定

カヨデ 6.0 まずまず

テッラッチャーノ 7.0 良いセーブをしていた

 

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