セリエA第20節 ACミランvsASローマ -出口は見えない-

ACミラン GK マイク・メニャン

2024年1月14日

セリエA第20節

ACミランvsASローマ

監督:ピオリ モウリーニョ(ベンチ外)

 

ACミラン

4231

      ジルー

レオン    ロフタスチーク  プリシッチ

    ラインデルス アドリ

Tエルナンデス ガッビア ケアー カラブリア

       メニャン

 

前節からフロレンツィ→ガッビア。

 

ASローマ

352

    エルシャーラウィ ルカク

     ボヴェ クリスタンテ

スピナッツォーラ  パレデス    チェリク

   ジョレンテ マンチーニ クリステンセン

       スヴィラー

 

クリステンセンがCBで、GKもパトリシオではない。大丈夫か・・・?

 

両WBがチェリクとスピナッツォーラなのは良い。

 

中盤は毎度のことだが悲惨。なぜペッレグリーニを使わないのか、なぜパレデスとクリスタンテの地獄の同時起用をするのか。

 

【0~15分】

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

ローマもハイラインハイプレスでポゼッション。

 

序盤はローマがポゼッションを握って攻める。

 

ミランの守備が4231のため良くない、スペースがありすぎるというのが大きいが、ローマも、今回の試合は非常に久しぶりに両WBがスピナッツォーラとチェリクなので、それも大きい。(今シーズン初? 怪我をしていたわけではなく、ただのモウリーニョの迷采配)

 

ただ、ディバラがいなく、中盤もいつも通り理解不能な布陣なので、良い攻撃にはならない。

 

ミランはボール運びが上手くいかず、ローマのプレスに引っかかる。

いつまでこの最悪な戦術、機能していない戦術を続ける気なのだろうか・・・

 

しかし、序盤のローマの猛プレスが終わり、段々ラインが下がってきたところで、ミランもプリシッチ、レオン、ロフタスチーク、ラインデルス、アドリの強烈な個で攻め込んでいく。

 

ローマはWBがようやくまともになったのは良いが、急造のCBラインで、いつものようにクリスタンテが中盤にいて、ペッレグリーニを出場させていなく、ディバラもいないので、結局良くはない。

 

ローマの守備についても、CBはクリステンセン(いつもはWB)がいるし、マンチーニもいつもと違って真ん中であり、ジョレンテは左も良くやっていたが、今シーズンはいつもは真ん中で、GKもパトリシオではなく、守備が非常に怪しい。

 

選手の質では明らかにミランが上回っている。

 

11分、アドリがDFをかわしてシュートを決める。1-0

 

【15~30分】

 

ローマは段々と、いつもと同様に中盤が全く良くないので、ほとんど攻撃ができなくなる。本当にパレデスとクリスタンテの同時起用は正気の沙汰ではない。どちらか一人でも良くないというのに、二人同時は考えられない。

 

両WBがいつもと違って良いので、サイドから攻撃はできているが、中央を使えないので、良い攻撃にはならない。

 

ミランがカウンターでチャンスを作っていく。

 

チェリクのシュートはメニャンがスーパーセーブ。

 

【30~45分】

 

試合展開変わらず。良い攻撃ではないが、ミランの守備が良くないこともあり、ある程度攻めるローマと、カウンターを中心に個で攻めるミラン

 

前半終了1-0

 

ローマはクリステンセン→ペッレグリーニで、クリスタンテをCBに下げることが必要。

 

ミランは根本から変える必要がある。

 

【45~60分】

 

ローマ(ハーフタイム)

マンチーニ→ペッレグリーニ

クリスタンテをCBに下げる。下げるのがクリステンセンではなくマンチーニなのはどうかとは思うが、珍しい修正。マンチーニはイエローを貰っていたからか?

 

しかし、ペッレグリーニが右でボヴェが左。逆だが・・・

 

それでも、ペッレグリーニが中盤に入る、クリスタンテが中盤からいなくなることにより、良くなる。良くなるが、ボヴェとペッレグリーニは間違いなく逆の方が良い。

 

56分、ショートコーナーからケアーの折り返しをジルーが決める。2-0

 

【60~75分】

 

ローマ

エルシャーラウィ→ベロッティ

 

69分、カラブリアがペッレグリーニを倒してPK。パレデスが決める。2-1

 

クリスタンテを下げる、ベロッティの投入、1点差に追いつくことにより、ローマが勢いを強め、どんどん攻め込んでいく。

 

【75~90分】

 

ローマ

チェリク→ザレフスキ

ジレンテ→ハイセン

 

ミラン

レオン→オカフォー

プリシッチ→ムサ

 

84分、ジルーとのワンツーからTエルナンデスが強烈なシュートを叩き込む。3-1

 

ペッレグリーニのシュートはメニャンがセーブ。

 

ミラン

Tエルナンデスヒメネス

アドリ→ゼロリ

 

個人技からのムサのシュートはポスト。

 

試合終了

ACミラン 3-1 ASローマ

 

ACミラン

ピオリ 5.5 スコアだけ見れば快勝だが、決して良かったわけではない

ジルー 6.5 まずまず

レオン 7.5 個人技で大きく貢献

ロフタスチーク 6.0 悪くもないがトップ下では良さ半減

プリシッチ 7.0 良かった

ラインデルス 7.0 良いパス捌きを続けていた

アドリ 7.0 良いパス捌きを続けていた

Tエルナンデス 7.5 攻撃面で大きく貢献

ガッビア 6.5 ルカクを良く抑えていた

ケアー 6.0 怪しかった

カラブリア 6.5 安定していた

メニャン 7.5 良いセーブをしていた

 

ASローマ

モウリーニョ 4.5 いつまでクリスタンテを中盤で使い続ける気なのだろうか・・・

エルシャーラウィ 5.0 良くなかった

ルカク 7.0 前半はほとんどパスが来なかったが、後半はポストプレーで大きく貢献

ボヴェ 6.0 無難

クリスタンテ 5.0 攻撃面が壊滅的に酷すぎる

スピナッツォーラ 6.5 良かった

パレデス 5.5 レジスタがほしい

チェリク 6.5 良かった

ジョレンテ 5.5 あまりコメントはない

マンチーニ 6.0 なぜいつもと違う真ん中で起用したのか

クリステンセン 5.0 なぜCBで起用したのか

スヴィラー 4.5 良くなかった

 

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