※19節終了時点
チーム名:ASローマ
監督:ダニエレ・デ・ロッシ(~4節)⇒イヴァン・ユリッチ(5節~12節)⇒クラウディオ・ラニエリ(13節~)
順位:10位
勝点:23
得点:26
失点:24
総合:★★★★★▲☆☆☆☆
監督:★★★★☆☆☆☆☆☆
戦術:★★★★★☆☆☆☆☆
組織:★★★★★☆☆☆☆☆
戦力:★★★★★★★★▲☆
攻撃:★★★★★☆☆☆☆☆
守備:★★★★★☆☆☆☆☆
■良い点:戦力が凄い。
■悪い点:戦力を使いこなせていない。戦術、組織、選手選考等があまり良くない。
■戦術的特徴(攻撃)
343なのか352なのかで異なるが、基本はディバラ頼み。
■戦術的特徴(守備)
「それなり」の守備組織・ブロックで守る。
■総括
今シーズン最初の監督である、デ・ロッシ監督は、昨シーズンも良くなかったので、なぜ続投したのか疑問でしかなかったが、今シーズンも全く良くなかった。選手選考は良くなく、組織・戦術も良くなかった。
引き継いだユリッチ監督は、組織は良かったが、選手選考が明らかに駄目だった。
3人目であるラニエリ監督は、現状では、選手選考は良くない、戦術・組織はまずまず・良いわけではない、といった形である。
守備については352、343ということもあり悪くはないが、良いというわけでもない。
攻撃については、選手選考が良くないので良くない。
就任したばかりなので、これから良くなる可能性もあるが、ラニエリ監督ではそこまで期待はできない。また、クリスタンテが離脱中なので、それがむしろ非常に良いのだが、復帰した時に中盤で使うのなら、より悪くなってしまう。
戦力だけで言えばセリエAでも1、2を争うだけに非常にもったいない。
セリエAトップクラスのGKのスヴィラル、CBは少し足りないがある程度の実力のあるCB陣、WBは攻撃に秀でた選手が多数おり、中盤もまずまず良く、何より前線及び中盤にディバラ、バルダンツィ、ソウレという間違いなくセリエA一の強力無比な3人を揃えているにも関わらず、この体たらくは監督の責任以外の何物でもない。