セリエA第22節 ACミランvsパルマ -惨状-



2025年1月26日

セリエA第22節

ACミランvsパルマ

監督:Sコンセイソン ペッキア

 

ACミラン

4231

          モラタ7

レオン10       ラインデルス14   プリシック11

      フォファナ29   ムサ80

Tエルナンデス19 パヴロヴィッチ31 ガッビア46 カラブリア2

          メニャン16(C)

 

前節からトモリ⇒パヴロヴィッチ、エメルソン⇒カラブリア、ベナセル⇒プリシック、エイブラハム⇒モラタ。

 

ベンチはトモリ、ヒメネス、ベナセル、チュクウェゼ、オカフォー、エイブラハム、ヨヴィッチ等。

 

なぜベナセルを使わない、なぜ433にしない、としか言いようがない。

 

ムサとフォファナのダブルボランチは正気の沙汰ではない。

 

ラインデルスをトップ下起用も正気の沙汰ではない。

 

このまま4231に拘るようなら解任した方が良い(フォンセカ監督と同じで、そもそも何で連れてきたんだという話だが・・・)

 

パルマ

4231

        ジュリッチ30

ミハイラ28      Dマン98    カンチェッリエリ22

      ゾーム19 エルナニ27

ヴァレリ14 バレンティ5 ヴォリアッコ21  デルプラート15(C)

        鈴木31

 

新加入のジュリッチとヴォリアッコがスタメン。

 

【0~15分】

 

パルマはミドルブロック&プレスで早い攻撃。

 

ミランはハイラインハイプレスでポゼッション。

 

これまでと同じで守備時433、攻撃時4231。

 

ミランは流動的に動け、あらゆる場所で受けられるプリシックがいる分、ここ数試合よりは良いし、パルマの守備がやばいので、崩しているが、ラインデルスのトップ下が本当にもったいなさすぎる。

 

ラインデルスをトップ下で使うということは、例えるならイニエスタモドリッチをトップ下(しかも自由に動かせるのではなく、下がらせない、動かさない、前に留まらせるFW気味のトップ下)で使うようなものである。

 

一方の守備については、これまでの待ち構えるブロックからハイラインハイプレスに変えたので、スペースがまずい。

 

パルマはかなり早い攻撃をしてくるので、パルマ相手こそブロックを作ってある程度待ち構えた方が良いのだが・・・

 

何もハイラインハイプレスが駄目というわけではなく、ハイラインハイプレスとブロックを上手く使い分ける、ハイプレス時にしっかりやり切る、ラインを取るということが重要だが、それができていない状態で中途半端にプレスに行く、危ない状況でもハイプレスにしているので、守備がボロボロ。

 

また、パヴロヴィッチは対人は強いが、ポジショニングやライン取りや判断が良くないので、不安がある。

 

パルマの守備もボロボロ、ミランの守備もボロボロ。

 

本当に酷い。

 

パルマは4231であり、守備陣も良くないため。

 

ミランは、前述のとおり。

 

【15~30分】

 

25分、ロングボールを受けたカンチェッリエリがミドルを決める。0-1

 

パルマの守備はセリエAとは思えないくらい相当脆いので、得点は奪えると思うが、ミランは守備が酷すぎる。

 

しかし、コンセイソン監督は全然良い監督である気配がしないのだが、フォンセカ監督といい、なぜセリエAで実績のある監督を連れてこないのか。

 

【30~45分】

 

35分、コーナーで鈴木がパヴロヴィッチを押してPK。プリシックが決める。1-1

 

前半終了1-1

 

両チーム、守備がやばすぎる。

 

パルマは4231は絶対にやめた方が良いし、ミランも4231は絶対にやめたほうが良い。それに尽きる。

 

【45~60分】

 

ミラン(ハーフタイム)

レオン⇒ベナセル

エルナンデス⇒バルテザーギ

 

プリシックを左に、ムサを右に。

 

ムサとフォファナのダブルボランチよりは良いが、代わりに攻撃能力の低いムサがサイドハーフとなる。

 

また、右でかなり効いていたプリシックを左に変えるのは良くない。

 

普通にムサに代えてベナセルで良いのだが、本当に何を考えているのだろうか。

 

また、レオンを変えたいなら左にヒメネスを入れれば良い。

 

ミラン

モラタ⇒エイブラハム

フォファナ⇒チュクウェゼ

 

再びムサをボランチに戻す。

 

【60~75分】

 

パルマ

ジュリッチ⇒カマラ

Dマン⇒アルムクヴィスト

エルナニ⇒ハジ

 

チュクウェゼが奪われてショートカウンターからアルムクヴィストが決定機を迎えるがメニャンがセーブ。

 

【75~90分】

 

パルマ

ミハイラ⇒ロヴィク

 

ミラン

カラブリア⇒ヨヴィッチ

 

スクランブルで442でムサを右SBに、ラインデルスをボランチに。

 

ムサは後半だけで3回もポジションを変えられる。

 

パスミスからショートカウンターを受けて、最後はデルプラートが決める。1-2

 

ミランは度重なる(訳の分からない)派手な交代で何回も大きく変わり、混乱している。

 

パルマ

カンチェッリエリ⇒エノー

 

88分、チュクウェゼのクロスをパヴロヴィッチが頭で決めるが、VARでファールで取り消し。

 

92分、ラインデルスがドリブル突破し、ムサとのロングワンツーで抜け出して決める。2-2

 

95分、バルテザーギのクロスをパヴロヴィッチが落とし、チュクウェゼが決める。3-2

 

試合終了

ACミラン3-2パルマ

 

終了間際のアディショナルタイムの2発で逆転こそしたが、監督が変わっているとはいえ、同じやられ方(ハイラインの裏にどんどんボールを入れられてやられる)で、下位チーム相手にシーズンの両方でやられる。

 

守備が非常に脆い下位チームで、ビッグクラブは非常にやりやすいパルマ相手にホームでこの体たらく。

 

なぜ4231なのか、なぜこのメンバーなのか、なぜこの守備戦術(ハイラインハイプレス)だったのか、選手交代も酷い、攻撃戦術も酷い、組織も酷い。

 

ACミラン

コンセイソン 4.0

モラタ 5.5

レオン 5.5

ラインデルス 6.0

プリシック 6.5

フォファナ 5.5

ムサ 5.5

Tエルナンデス 5.5

パヴロヴィッチ 5.5

ガッビア 6.0

カラブリア 6.5

メニャン 6.0

 

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