セリエA第21節 アタランタvsナポリ -結局勝つのは-



2025年1月18日

セリエA第21節

アタランタvsナポリ

監督:ガスペリーニ コンテ

 

アタランタ

3412

      ルックマン11 レテギ32

       サマルジッチ24

ルッジェーリ22 エデルソン13 デローン15(C)  ベッラノヴァ16

   スカルヴィーニ42 ヒエン4 ジムシティ19

        カルネセッキ29

 

ベンチはトロイ、ザッパコスタ、スレマナ、ブレシャニーニ、パシャリッチ、デケテラーレ、ザニオーロ等。

 

なぜ343ではなく、3412なのか。

 

コープマイネルスやパシャリッチなら選手の適正自体はパッと見は(チームのことを全く考えないなら)WGよりはまだトップ下ではあるが、サマルジッチはWG(シャドー)が得意だが・・・

(コープマイネルスもパシャリッチも適正はトップ下ではなくセンターハーフだが)

 

結局この監督は、343でことごとく結果を出しても、結果も内容も伴わない3412に戻るのか・・・

 

(監督が変な指示をしなければ)サマルジッチは広範囲に(サイドに)動き、足元も推進力もある選手なので、パシャリッチがやるよりは何倍もマシだが・・・

 

ナポリ

433

       ルカク11

ネレス7             ポリターノ21

   マクトミネイ8    アンギサ99

       ロボツカ68

オリベラ17 ジェズス5 ラフマニ13 ディロレンツォ22(C)

        メレト1

 

ベンチはマッツォッキ、スピナッツィオーラ、グリモア、エンゴンジュ、ラスパドーリ、シメオネ等。

 

引き続きボンジョルノが不在。

 

そしてクヴァラツケリアがまさかの冬に退団。

 

首位で優勝争いしているチームが冬にエースを放出。

 

莫大な移籍金なので代わりに良い補強ができると良いが。

 

また、すごい良い活躍をしていたか、戦術の中心だったかというとそうでもないし、ネレスも良い選手なので、コンテもOKを出した形か。

 

今のナポリは、固い守備で守って、ルカクの圧倒的ポストプレーや、中盤の飛び出しで、偶発的でも何でも良いから得点を奪って競り勝つというサッカーなので、クヴァラツケリアが抜けたところで、一つの飛び道具が抜けたに過ぎない。

 

ルカクとクヴァラツケリアの個人能力に相当頼っていたので、痛いのは痛いだろうが。

 

こうなっては、いよいよもって352で前線はルカクとネレスに好きにやらせた方が良いと思うが・・・

 

【試合:簡易版】

 

ナポリはミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

アタランタもミドルブロック&プレスでポゼッション。

 

試合はトップ下がいつものパシャリッチではなくサマルジッチだということもあり、アタランタが優勢に進める。

 

16分、レテギがエリア内で振り向いて見事に決める。1-0

 

ナポリは内容が良くなくても(大体いつも良くない)固い守備で競り勝つということをしてきたので、早々に得点を奪われたのは痛い。

 

しかし、アタランタは3412のため、中盤のスペースもサイドのスペースもカバーできていないので、ナポリはどんどん攻め込める。

 

リードを奪われたナポリが攻める。

 

27分、ネレスの突破からポリターノが決める。1-1

 

40分、サイドを崩してアンギサの折り返しをマクトミネイが決める。1-2

 

55分、ルックマンが個人技から決める。2-2

 

78分、アンギサのクロスをルカクが頭で決める。2-3

 

試合終了

アタランタ2-3ナポリ

 

アタランタは343から3412をメインに戻したので、当然勢いはなくなり、負けや引き分けがこむ。

 

343がどれだけ結果を残しても、内容が良くても3412に戻すのだから、狂っているとしか言いようがない。

 

ナポリは(コンテ監督は)本当に勝負強いというのか、結果を出すというのか。

 

攻撃でも守備でも徹底的に組織的に戦っているし、走らせているし、モチベーターとしても優秀なので、勝負強い、いわゆる「勝者のメンタリティー」があるチーム。

 

采配が良い、組織が良いというのも勿論ある。

 

ただし、やはり魅力的なサッカーをしているわけではない。

 

逆にこのメンバー、組み合わせで、433でここまで勝っていることが凄い。

 

下手な監督ならEL出場権すら取れない中位コース。

 

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