2024年11月3日
セリエA第11節
監督:コンテ ガスペリーニ
433
ルカク11
クヴァラツケリア77 ポリターノ21
マクトミネイ8 アンギサ99
ギルモア6
オリベラ17 ボンジョルノ4 ラフマニ13 ディロレンツォ22(C)
メレト1
前節と同じメンバー。
ベンチはJジェズス、マッツォッキ、スピナッツォーラ、ラスパドーリ、ネレス、エンゴンジュ、シメオネ等。
3412
ルックマン11 デケテラーレ17
パシャリッチ8
ルッジェーリ22 エデルソン13 デローン15 ザッパコスタ77
コラシナツ23 ヒエン4 ジムシティ19(C)
カルネセッキ29
相手がナポリだからか、343から3412に変え、レテギに代わってパシャリッチを起用。
3412にしたからと言って守備が良くなるかと言ったらそこまで良くならないが、ナポリ相手に343も343で怖いので、ナポリ相手なら良いとは思う。
ベンチはトロイ、ベッラノヴァ、クアドラード、スレマナ、ブレシャニーニ、サマルジッチ、ザニオーロ、レテギ等。
【試合:簡易版】
ナポリはミドルブロック&プレスでポゼッション。
アタランタはハイラインハイプレスでポゼッション。
ハイラインハイプレスを選択したアタランタがどちらかと言うとポゼッションを握る。
ナポリは首位にはいるが、機能的なサッカー、良いサッカーをしているわけではなく、コンテの力による組織的な守備で守り、攻撃は押し込んだ状態からルカクとクヴァラツケリアの圧倒的能力でゴリ押しで何とか得点を奪う、という形なので、アタランタレベルなら引いて守らずに立ち向かっても戦える。
10分、クロスのこぼれから最後はルックマンが決める。0-1
マクトミネイのミドルはポスト。
ナポリはハイラインハイプレスに切り替える。
ポゼッションもナポリが握るようになる。
ただ、ナポリは攻撃力があるわけではなく、引いた相手に対して、やることがルカクが頑張るかクヴァラツケリアが頑張るかしかない。
対してアタランタはハイラインハイプレスを復活。主導権を握り返そうとする。
31分、カウンターからルックマンが見事なミドルを決める。0-2
ナポリの守備が若干緩いというのもあるが、ほぼ2回のチャンスで2失点は不運。
92分、クロスをレテギが決める。0-3
試合終了
先制点がナポリだったなら試合は分からなかったが、幸先よく先制したアタランタが勝利。
ナポリは首位だが、これまで下位チームとばかり当たっていたので、強いかと言うとそこまで強いわけではない。
この試合はアタランタが幸先よく得点を奪っていったというのも大きいが。
中盤やDFラインに技術があるわけではなく、右WGも弱く、DFラインも個々に守備力があるというわけではない(ボンジョルノは強い)。
コンテの組織的な守備で守り、攻撃はルカクとクヴァラツケリアのゴリ押しでどうにかする感が強く、チームとして強いかというと微妙と言わざるを得ない。
433を続けるなら中盤はどうにかしないといけないし、右WG(ポリターノ)も変えた方が良い。
ベストは352に変えることだろう。
アタランタは、この試合は3412だったが、最近は343をメインとしているので、強い。