名前:ブライム・ディアス
年齢:23
ポジション:トップ下
国籍:スペイン
身長:171
利き足:左
2022-2023成績:33試合6得点(PK0)
【一言】使われ方が勿体ない
【長所】テクニックがある
【短所】ポジショニング、パスやドリブルの判断、スピード、フィジカル
【総括】
高いテクニックとドリブルスキルを持ち、逆足も上手い。23歳ということも考えれば、これからの可能性がある選手だが、現時点では欠点も目立つ。
ポジショニングの悪さや、パスやドリブルの判断の悪さ、スピードとフィジカルの足りなさが目立つ。トップ下としてプレーするにはどれも致命的な欠点となる。ビッグクラブでは、テクニック、スピード、フィジカル、プレーの判断の全て(もしくはそのいくつか)が揃った選手もいる中、テクニックだけでやっていくには中々厳しいものがある。好不調の波も激しく、現時点では安定しない。
しかし、好調の時は、高いテクニック、高いドリブル技術、両足が蹴れることもあり、非常に良いプレーを見せる時もある。今シーズンにおいては、右サイドやインサイドハーフ気味でプレーしていた時(スペースがある時)は非常に良いプレーを見せていた。トップ下を務めるには、フィジカルとプレーの判断が足りない。
欠点が目立つのもトップ下(チームの中心)としてプレーする時であり、チームの一歯車(主にインサイドハーフ)としてプレーするなら能力は十分であり、また、若いのでこれからの成長に期待の選手ではないだろうか。素質は高く、一番の改善点はプレーの判断及び使われ方なので、これからカンピオーネになれるか、燻ぶるかは監督の手腕によるところが大きいだろう。インテル辺りで352のインサイドハーフとしてプレーすれば、すぐにでも世界的な選手になれただろうが、レアル・マドリードではどうなるだろうか・・・
高いテクニック、ドリブル技術、推進力、献身性、両足で蹴れるシュートと、インサイドハーフ、特に352のインサイドハーフ、バレッラと組んでムヒタリアンと同じ役割(動き回るリンクマンかつゴール前への飛び出し)をするなら、すぐにでも世界的な選手に成長できる素質・能力がある。スペースがある状況で前を向ける場合は、現時点でも非常に良い選手なので、インサイドハーフで、スペースで前を向いてボールを受けるプレーが一番活きると思われる。トップ下やWGでも花開く可能性はあるが、果たしてどうなるだろうか。