コッパイタリア1回戦 カリアリvsパレルモ -サルデーニャの雄とシチリアの雄-

カリアリ 監督 クラウディオ・ラニエリ

2023年8月13日

コッパイタリア1回戦

カリアリvsパレルモ

監督:ラニエリ コリーニ

 

カリアリ

442

    オリスタニオ パヴォレッティ

アッツィ   スレマナ マクンブー ナンデス

アウジェッロ オベルト ドッセーナ ザッパ

     ラドゥノヴィッチ

 

昨シーズンセリエBで9位だったパレルモと、5位でプレーオフセリエAに昇格したカリアリの対戦。

 

カリアリジェノアと同じく2021-2022にセリエBに降格し、ジェノアと同じく1年でセリエAに戻ってきた。

 

スクフェット、アウジェッロ、スレマナ、ショムロドフ、オリスタニオ等を補強しているが、ジェノアと比べるとあまり良い補強はできていない。

 

【0~15分】

 

カリアリは442で44のライン守備。攻撃時は442でスタンダードな攻撃をする。

いつものラニエリ

 

「古の戦術」であり、ビッグクラブや中堅クラブでは当然とても通用するものではないが、徹底したガチガチな守備戦術で、組織作りも上手いので、プロヴィンチャでやるなら無しではない。

無しではないが、本当に何も生まれない。

 

パレルモが早速チャンスを迎えるが、ラドゥノヴィッチがスーパーセーブ。

 

パレルモは442でミドルブロック&プレス。

こちらも良くない。

 

ラニエリらしいが、攻撃が何もなさすぎて、見どころが一つもない。

他のリーグを見ているかのような、ロングボールかサイドからのクロスくらいしかない。

 

パレルモの守備は全く持って良くないが、全く崩せず、サイドからクロスを上げ続ける攻撃を繰り返す。

 

ジェノアは明らかにセリエBとはレベルが違ったし、戦術的にも見どころがあり、期待感が高かったが、この試合はセリエB同士の戦いのレベル。

 

カリアリは本当にこのままシーズンに突入するつもりなのかと心配になってくる。

ラニエリは面白さや魅力は全くないが、戦術が徹底しており、守備を固めてリスクのない攻撃でなんやかんや得点を奪って勝ち点を稼ぐという方法で、ある程度やれるかもしれないが・・・

 

【15~30分】

 

21分、ハンドでカリアリにPK。しかしパヴォレッティが止められる。

 

カリアリは変わらずひたすらクロスを入れ続ける。

何ならパレルモの方がまだ良いサッカーをしている。パレルモも良くはないし、カリアリの方が流石に選手の質は上だが。

 

【30~45分】

 

パレルモミドルシュートはラドゥノヴィッチがセーブ。試合展開はほぼ互角。

カリアリはこれでセリエAを戦うのはまずすぎる。

FWに強烈な選手が入れば、このサッカーでもある程度やれはするだろうが・・・

 

ラドゥノヴィッチがまたスーパーセーブで三度チームを救う。

 

前半終了。0-0

 

試合展開はほぼ互角。

カリアリの試合を見ることは二度とないだろうと思わせてくれる前半。

 

【45~120分】

 

後半開始。特に変化なし。

 

後半終了0-0

延長戦へ。

 

100分、コーナーからドッセーナが決める。1-0

 

121分、コーナーからソレーリが決める。1-1

 

122分、混戦の無理やりのクロスからディ・パルドが決める。2-1

 

試合終了。2-1 カリアリの勝利

 

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