EURO予選に向けたイタリア代表メンバー

イタリア代表 監督 ルチアーノ・スパレッティ

 

■監督

ルチアーノ・スパレッティ

 

(433をやると思われるので433を前提に解説)

 

■GK

ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン

アレックス・メレト(ナポリ

イヴァン・プロヴェデル(ラツィオ

グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム

 

順当。

 

■DF

(CB)

アレッサンドロ・バストーニ(インテル

ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)

アレッシオ・ロマニョーリラツィオ

ニコロ・カザーレ(ラツィオ

ジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ

(右SB)

ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ

マッテオ・ダルミアンインテル

(左SB)

フェデリコ・ディマルコ(インテル

クリスティアーノ・ビラーギ(フィオレンティーナ

レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)

 

順当。

 

■MF

(アンカー)

マッテオ・ペッシーナ(モンツァ

マヌエル・ロカテッリ(ユヴェントス

ブライアン・クリスタンテ(ローマ)

インサイドハーフ

ニコロ・バレッラ(インテル

ダヴィデ・フラッテージ(インテル

ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)

サンドロ・トナーリ(ニューカッスル

 

ジョルジーニョヴェッラッティ、カタルディが呼ばれず。

ジョルジーニョヴェッラッティは別に呼ばなくて良いが、カタルディも呼ばないとなるとアンカーが不安。

 

ロカテッリもクリスタンテも厳しい。ペッシーナはまだ実力が足りないと思われる。ペッシーナは上手く嵌れば良いが。ロカテッリも使い方次第ではある。クリスタンテも使い方次第ではある。

 

要は、現状のパフォーマンスでは厳しいが、監督次第、使い方次第で何とかなりそうな3人。カタルディのようにまず大丈夫だろうな、という選手はいない。

 

あとは個人的にはガリアルディーニをアンカーで使ってほしいが。

 

インサイドハーフは順当。

 

■FW

(右WG)

マッテオ・ポリターノ(ナポリ

ニコロ・ザニオーロ(アストンヴィラ

(左WG)

フェデリコ・キエーザユヴェントス

マッティア・ザッカーニ(ラツィオ

ウィルフリード・ニョント(リーズ)

ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ

(CF)

マテオ・レテギ(ジェノア

チーロ・インモービレラツィオ

 

悪くもないが微妙。

インモービレ、ザッカーニ、ザニオーロは現状呼んでも厳しいだろう。

 

メンバーを間違えなければ良いが、間違えたら機能しない。

ポリターノ、キエーザ、ラスパドーリは代表でも十分に通用する。レテギは使い方による。

 

オルソリーニ、バルダンツィ、スカマッカくらいは呼んでも良いと思うが。

 

 

イタリア代表は、9/9に北マケドニア、9/12にウクライナとユーロ予選を戦う。

どちらも勝利が必須の試合となる。

 

マンチーニが辞任し、スパレッティ監督となって初めての試合。

マンチーニ辞任は非常に朗報。間違いなくずっと機能していなかった、招集メンバーも悲惨だったため、イタリア代表にとっては非常に良い出来事。

 

ただし、スペレッティが良かったかというと微妙である。スパレッティもそこまで良い監督ではない。無難ではあるが、決して最高の監督ではない。スパレッティは本当にはまった時(選手が非常に噛み合っている時、選手が勝手に機能させてくれるメンバーの時)は良いが、そうではない時は微妙な監督である。

 

選手が非常に頭の良い、勝手にやってくれるようなチームの時は良いが、そうではない時、自分で最適解を見つける、指導するというのはそこまで長けていない。(戦術指導の監督というよりは、選手に自由にやらせる寄りの監督)

 

マンチーニよりは良いとは思うが。

 

現在のイタリア代表(ずっと昔からだが)は352以外の選択肢がないメンバーが揃っているが、マンチーニは頑なに機能しない433を使い続けていた。スパレッティも352は使わないだろう。おそらく433で進めるはずである。そこが残念。

 

352にしてくれれば非常に良いが、433でもマンチーニよりは良いとは思われる。

 

招集メンバーもマンチーニの時よりも断然妥当。

(最初だから自分の好みではなく実力で選んだ、順当に選んだのかもしれないが)

 

メンバーを間違えなければ433でも機能するだろうが、352よりは機能しなさそうであるし、機能させられるかは何とも言えない。

 

期待できるのは、スパレッティナポリでずっと433だったため、そこが期待できるところ。ただ、ナポリではほとんどロボツカ、ジエリンスキ、クヴァラツケリア、ポリターノの個人戦術頼みであり、監督が良かったかと言われると微妙。

 

現状のイタリア代表で「433でやるなら」

ラスパドーリ(スカマッカ、レテギ)

キエーザ バルダンツィ(ポリターノ、オルソリーニ)

ペッレグリーニ(トナーリ) バレッラ(フラッテージ)

カタルディ(ガリアルディーニ)

ディマルコ(ビラーギ) バストーニ(ロマニョーリ) マンチーニ(カザーレ) ディロレンツォ(ダルミアン)

プロヴェデル(ヴィカーリオ、ドンナルンマ)

 

辺りとなるだろうが、352に比べたら見劣りしてしまう。

433なら他の国の方が良くないか、強くないか、感が強い。

 

433をやる場合に重要なのは、WGの個人技とインサイドハーフの推進力(テクニック、ドリブル)になるが、イタリア人はその両方があまりない(今433で強いミランナポリはそこを外国人が担っている)。

 

イタリア人の特徴は、FWは裏抜け・動き出しのストライカーや、テクニックを武器にする選手が多く、インサイドハーフは運動量を武器にする選手が多い。

両方とも352や4312が合っている特徴である。

CBも所属クラブで3バックをずっとやっている選手が多く、4バックで守るのには慣れていない。本当に352以外を選択する余地がない。

 

せっかく自国で352を使用しているチームが多く、監督にも選手にも352の戦術理解があり、352を使える国なのに、352を使わないのは非常に勿体ない。

 

スパレッティに決まった以上は応援はするが、433を真に機能させるか、悟って352を使ってほしいものである。現状のイタリア代表は、まともにやれば間違いなく世界で一番強いチームなので、EUROもW杯も優勝以外あり得ない。

 

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