セリエA第3節 インテルvsフィオレンティーナ -一方的な試合-

インテル FW ラウタロ・マルティネス

 

2023年9月3日

セリエA第3節

インテルvsフィオレンティーナ

監督:Sインザーギ イタリアーノ

 

インテル

352

     ラウタロ Mテュラム

    ムヒタリアン  バレッラ

ディマルコ   チャルハノール   ドゥンフリース

   バストーニ デフライ ダルミアン

       ゾマー

 

3戦連続同じメンバー。

 

フィオレンティーナ

4231

      ベルトラン

クアメ   ボナヴェントゥーラ Nゴンサレス

   マンドラゴラ アルトゥール

ビラーギ ラニエリ ミレンコヴィッチ ドド

     クリステンセン

 

前節から、パリージ→ビラーギ、クアルタ→ラニエリ、ダンカン→マンドラゴラ、ソッティル→クアメ。

 

2節になぜか色々変えていたが、ビラーギ、ラニエリ、マンドラゴラは開幕節に戻した形。このほうが良いだろう。

 

ベルトランは意味が分からないまま。エンゾラを使わない理由がどこにもない。

また、クアメよりもブレカロのほうがまだ良いだろう。

 

このメンバー及び4231ではインテルに圧倒される未来しか見えないが・・・

フィオレンティーナは強力なメンバーが揃っているし、組織も良いのだが、4231であることが本当に勿体ないし、イタリアーノ監督はメンバー選考も良くない時は本当に良くない時が続くので、そこが本当に勿体ない。

 

【0~15分】

 

フィオレンティーナはハイラインハイプレスでポゼッション。後ろから丁寧に繋ぐ。

 

インテルはミドルブロック&プレスでショートカウンター、カウンターがメイン。

 

フィオレンティーナは後ろから丁寧に繋ぐが、後ろから丁寧に繋ぐということは結局は最後はトップとWGの選手の個人能力が重要になってくるので、エンゾラがCFにいない、左WGもクアメということで厳しい。

 

また、4231でインテルの強力な352の攻撃を防ぐのは不可能。

 

4231は(単純計算だが)守備時に中央には4人しかいないが、352は常に4人+WBとアンカー(たまにCBも)が中央に絡んでくる。どうやって防ぐのか教えてほしい。

 

攻守においてフィオレンティーナがボロボロになる未来しか見えない。

 

エンゾラがCFにいて左WGもブレカロかNゴンサレス(右にイコネ)なら、ひたすらポゼッションして押し込んで、守備はハイラインハイプレスでごまかすで(インテル相手でなければ)何とかなるかもしれないが、このメンバーでは厳しい。さらには433なら、インテル相手でも断然良い勝負になる。

 

インテルは前から守備をするわけではないし、フィオレンティーナはかなり後ろから繋ぐチームなので、フィオレンティーナが後ろの方でボール保持こそするが、このメンバーで攻撃を機能させるのは厳しいし、守備は守れるわけがない。インテル優勢。

 

対するインテルは、良好ではあるが、昨シーズンと違って、ルカク、ブロゾヴィッチ、シュクリアル、オナナの部分で個人能力が下がっているので、昨シーズンほどの、こんなの勝てるわけがないという「最強」感はない。それでも相当強くはあるし、この試合は圧勝するだろう。

 

ミランほどの圧倒的最強感はない(ミランも不安材料は多くあるが、最高点、ポテンシャルで考えるなら1強)。

 

インテルショートカウンターやカウンター、普通のポゼッションでもチャンスを作っていく。

 

フィオレンティーナは繋ぎはそこまで悪くはないが、やはりエンゾラがいないこと、左WGが微妙なことにより、最後の方の崩す手段が弱い。

 

【15~30分】

 

展開変わらず、フィオレンティーナは手詰まり、インテルはカウンター、ショートカウンターをメインに攻めこむ。

 

3-0か4-0くらいになりそうな試合展開。

 

攻撃においても守備においても、4231で352を相手にするのは無理がある。

 

23分、ショートカウンターからディマルコのクロスにMテュラムが頭。1-0

 

この試合はもうインテルの勝ちで動かないだろう。

 

フィオレンティーナは本当に勿体ない。433で、エンゾラを使う等、イタリアーノ監督のおかしなメンバー選考がなければ上位も夢ではないのだが・・・

良い組織作り、戦術はしているが、メンバー選考と4231であることが本当に足を引っ張っている。昨シーズンもその2点が原因であまり振るわない結果であった。

 

433を使い続け、メンバー選考も誤らないなら、4位~6位くらいは断然狙える戦力は有している。

 

バストーニのクロスにテュラムが合わせるが決まらず。

 

THE一方的な試合。

 

【30~45分】

 

インテルがとにかくショートカウンター、カウンターでチャンスを量産。

フィオレンティーナは完全に崩壊している。格下相手ならごまかせるかもしれないが、このメンバー、4231で守れるわけがない。

 

前半終了1-0

 

インテルは修正の必要はない。

 

フィオレンティーナは433にして、CFにエンゾラを入れて、左WGもブレカロ辺りに変える必要がある。変えないならこのまま崩壊したままである。

 

【45~60分】

 

フィオレンティーナ

クアメ→ソッティル

ベルトラン→エンゾラ

当然の交代(元々がおかしいだけだが)。ただ、攻撃面は良くはなるだろうが、4231のままでは守備がボロボロなことに変わりはないため、解決にはならない。

 

展開は変わらず。

 

ドゥンフリースのシュートはポスト。

 

インテルが次々チャンスを作る。

 

53分、カウンターからテュラムのパスをラウタロが決める。2-0

 

フィオレンティーナ

Nゴンサレス→インファンティー

ボナヴェントゥーラ→ブレカロ

 

56分、ディマルコのシュートをクリステンセンが弾き、その後クリステンセンがテュラムを倒してPK。チャルハノールが決める。3-0

 

73分、クアドラードアーリークロスラウタロが決める。4-0

 

試合終了

インテル4-0フィオレンティーナ

 

インテル

Sインザーギ 7.0 いつもどおり良かった

ラウタロ 8.0 ボールの引き出し、パス、フィニッシュと今日も大暴れ

Mテュラム 7.5 ラウタロとともにフィオレンティーナの守備をズタボロにした

ムヒタリアン 7.0 良かった

バレッラ 7.0 良かった

ディマルコ 7.5 攻撃で大貢献

チャルハノール 7.0 良かった

ドゥンフリース 7.0 攻撃で大貢献

バストーニ 7.0 良かった

デフライ 7.0 良かった

ダルミアン 6.5 良かった

ゾマー 6.0 特に出番なし

 

フィオレンティーナ

イタリアーノ 4.5 格下相手ならこの4231で超攻撃的布陣でも、ポゼッションしてハイラインハイプレスでごまかして、でも何とかはなるが、格上相手にやる布陣ではない。また、格上相手だろうが格下相手だろうが、攻守において433のほうが圧倒的に良い。また、メンバー選考が良くない。

ベルトラン 5.0 

クアメ 5.0 

ボナヴェントゥーラ 5.5 

Nゴンサレス 5.5 

マンドラゴラ 5.5 

アルトゥール 5.5 

ビラーギ 5.5 

ラニエリ  5.5 

ミレンコヴィッチ 5.5 

ドド 5.0 

クリステンセン 4.5 

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ海外サッカーランキング

にほんブログ村 サッカーブログ セリエAへセリエAランキング

サッカーblogランキング