2024年6月15日
EURO2024 グループA第1節
ハンガリーvsスイス
監督:マルコ・ロッシ ムラト・ヤキン
3421
ヴァルガ19
ゾボズライ10(C) サライ20
ケルケズ11 シェファー13 ナジー8 フィオラ5
ザライ4 オルバン6 ラング2
グラーシ1
スイス
3421
デュアー18
バルガス17 エンドイェ19
エイビシャー20 ジャカ10(C) フロイラー8 ヴィドマー3
Rロドリゲス13 アカンジ5 シャー22
ゾマー1
エイビシャー、エンドイェ、フロイラー、Rロドリゲス、ゾマー等、セリエAでもお馴染みの選手が多い。
控えにオカフォーもいる。
しかし、また3421か、とうんざりする。スイスは条件が欠片ほど揃っていなくもないのでまだ良いが(他の方が良い。3421では守備が心配すぎる)、ハンガリーはこれでは機能するわけがない。
ヨーロッパの中堅・下位チームで3421がなぜ駄目かについては、ドイツ対スコットランドで記述したので割愛。
【試合:簡易版】
ハンガリーは523のような形でミドルブロックでカウンター狙い。
それは流石に守備に穴が開きすぎでは・・・
守備的に行きたいと思われるにも関わらず、前に3枚置いていること、前に3枚置くにも関わらずプレスをかけていないこと、中盤がわずかに2枚しかいないことにより、守備があまりにも悲惨。
スイスはハイラインハイプレスでポゼッション(ハンガリーが相手だからだと思うが)。
ハンガリーの守備があまりにも悲惨なため、スイスはやりたい放題。
スコットランドもそうだったが、なぜ選手的にも監督的にも使えもしない3421にするのか・・・
スコットランドもそうだが、ハンガリーはこれで勝てるわけがない。
ハンガリーの守備があまりにも緩すぎて、スイスは持ち放題、中央を崩し放題となっている。
12分、中央で余裕をもってボールを持ち、普通に崩してデュアーが裏に抜け出して決める。0-1
試合終了だろう。ここまで酷いチームで戦えるわけがない。
W杯でも戦術を全く構築できていないチームで多く見られたが、現代サッカーで中盤中央を空けるチームが勝てるわけがない。
また、何を理由にヨーロッパの中堅・下位チームで3421が流行しているのかさっぱり分からない。辞めたほうが良い。
何を勘違いしているのか知らないが、3421は守備的な戦術ではなく、攻撃的な戦術である。
スイスはエイビシャー(ボローニャのボランチ)を左WBで使って変則的に戦術を構築しようとしていることについては好感が持てるが、3421では守備が心配である。
スイスはハンガリー相手なのであまり参考にならないが、やはり守備は3421らしくあまり良くなさそうである。
かつてのナポリやジェノアやパレルモがそうであったように、3421は正しくは打ち合い上等の攻撃的戦術なので、堅守速攻がカラーのスイスにはあまり合っていないと思うが・・・
ハンガリーはリードされたこともあり、さらにスペースが広大に。
これではやりたい放題にも程がある。
45分、エイビシャーがミドルを決める。0-2
66分、カウンターからのクロスをヴァルガが決める。1-2
93分、ゾマーのパントキックをクリアミスし、エンボロが決める。1-3
試合終了
ハンガリー1-3スイス
スイスは強くはないと思われる。これでは守備が心配。攻撃もそこまで良くはないだろう。