2024年6月23日
EURO2024 グループA第3節
スイスvsドイツ -辛くも・・・-
監督:ムラト・ヤキン ナーゲルスマン
スイス
3421
エンボロ7
エンドイェ19 リーダー26
エイビシャー20 ジャカ10(C) フロイラー8 ヴィドマー3
Rロドリゲス13 アカンジ5 シャー22
ゾマー1
1戦目、2戦目、3戦目と少し変わってきているが、基本は同じ。
やっていることは悪くはないのだが、攻撃面はメンバーが強豪国と比べたらかなり落ち、守備面も343ゆえの脆さが心配である。3トップに一人、別格の選手がいれば良いのだが・・・
同格以下の相手にはポゼッション、格上相手にはカウンターなのだろうが、ポゼッションでもカウンターでも3トップの個の微妙さが目立ってしまう。
スイスで343は悪くはないのだが、スイスのメンバーならポゼッションでもカウンターでも、攻撃面でも守備面でも352の方が良いのだが、そこまで贅沢は言えないか。
ドイツ
4231
ハヴァーツ7
ヴィルツ17 ギュンドアン21(C) ムシアラ10
クロース8 アンドリッヒ23
ミッテルシュテット18 ター4 リュディガー2 キミッヒ6
ノイアー1
3戦連続同じメンバー。
グループリーグ突破は決まっているが、メンバーは落とさず。
ドイツ 勝ち点6
スイス 勝ち点4
スコットランド 勝ち点1
ハンガリー 勝ち点1
なので、ドイツは引き分け以上で1位通過。
スイスは勝てば1位通過、引き分けなら2位通過、負けても、ハンガリーが勝ちか引き分けで2位通過、スコットランドが勝ったとしても、スイスは大敗しない限りは2位通過できる。
【試合:簡易版】
ドイツはハイラインハイプレスでポゼッション。
スイスはハイラインハイプレスでショートカウンター、カウンター狙い。
裏のスペースがかなり空いている、カウンターに弱いドイツ相手には刺さる戦術。
343のやり方としては合っているし、ドイツ相手に果敢にプレスをしているのは良い。また、ドイツ相手には刺さる戦術である。ただ、守備面は心配。
ドイツがボールを握るが、スイスも果敢にプレス、運ばれたらブロックと上手くやっている。
上手くやっているが、343のため、ドイツはライン間のスペースを使って攻め込んでいく。
343はこれが弱点であり、ドイツが得意な形ではある。
ただ、ドイツは後ろのスペースがかなり空いており、守備が非常に危うい。
スイスは良くやっているし、ドイツの守備に対してスイスのショートカウンター、カウンターは刺さっている。それでも、個々の力の差が大きい。
17分、アンドリッヒの何でもない弱いミドルをゾマーが取れずに決まるが、VARでその前のムシアラのプレーがファールでノーゴール。
28分、フロイラーのクロスをエンドイェが決める。1-0
91分、クロスからフュルクルクが決める。1-1
試合終了
スイス1-1ドイツ
ドイツがアディショナルタイム弾で辛くも1位突破。
スイスは2位突破。