2024年7月1日
EURO2024 決勝トーナメントROUND16
監督:Rマルティネス マティアジュ・ケク
433(4141)
Cロナウド7(C)
レオン17 Bシウバ10
Bフェルナンデス8 ヴィティーニャ23
パリーニャ6
Nメンデス19 ペペ3 Rディアス4 Jカンセロ20
Dコスタ22
GL2戦目と同じ433で同じスタメン。
352ではないことが残念すぎる。これをやっても強くない。
442
シェシュコ11 シュポラル9
ムラカル17 エルシュニク10 チェリン22 ストヤノヴィッチ20
ヴァルコヴェツ3 ビヨル6 ドルクシッチ21 カルニチニク2
オブラク1(C)
これまでとほぼ同じメンバー。
【試合:簡易版】
スロヴェニアはミドルブロック&プレスで、守って守って放り込みやカウンター。
戦力の関係上、強くはないが、組織が良く、戦術が徹底していて良い。
ポルトガルはハイラインハイプレスでポゼッション。
ポルトガルがずっと持つ展開。
ポルトガルはスロヴェニア相手だからまだ良いが、433では守備が心配だし、攻撃も352の方が良い。
433だとレオンがあまり守備をしなく、中盤とDFラインも守備が強い選手達ではないので、厳しい。
352でも守備の不安はあるが、433よりはまだ良い。
何より352だと攻撃が魅力的。
スロヴェニアの守備が良いというのもあるが、ポルトガルの攻撃はいまいち。
アンカーのパリーニョはほとんどボールを受けず、ヴィティーニャも効果的にボールは運べておらず、Bフェルナンデスは前に行きすぎている。中盤でボールを運べていないため、サイドに張ったWG(レオン)が何とかするしかない攻撃になっている。
また、Bシウバも指示だろうがサイドに張りすぎていて良さが消えている。
それでもレオンが凄すぎるので攻撃になってはいるが、これでは厳しい。
ボールが上手く運べずにレオンのドリブルに頼るだけ、守備は脆い、という悪い時のミランと同じようになってしまっている。
352でインサイドハーフのBフェルナンデスとBシウバを自由にポジションさせた方が良い。
このまま433で行くなら、パリーニョ、Bフェルナンデス、Bシウバのポジショニングはどうにかした方が良い。
352ならスロヴェニアくらい圧倒できると思うが、このまま433なら食われる可能性もある。
スロヴェニアは守備が良く、攻撃も割り切って放り込みをしているので、ワンチャンスはある。
前半終了0-0
【後半】
両チーム特に変えず。
前半からだが、やはりペペの守備が相当まずい。特にハイラインハイプレスだとスピードとフィジカルの衰えが非常に目立つ。
ポルトガルはそのまま崩せず、スロヴェニアも集中を切らさず後半終了。
0-0
【延長】
105分、ジョタのドリブル突破でPK獲得。しかしCロナウドがオブラクに止められる。
0-0のままPK戦突入。
Dコスタが3本連続でストップするという素晴らしい活躍を見せ、ポルトガルは3本連続で決めて勝利。
(ポルトガルがPKで勝利)
スロヴェニアは、戦力は乏しかったが、組織だった守備と割り切った思い切りの良い放り込みで好チームだった。
ポルトガルは、433ならいつものポルトガルであまり強くない。
攻撃は崩せず得点力もなく、守備も良くない。ボールを支配はするのでロースコアにはなる。
352なら少し守備は心配だが、強い。